張春華



くるくる、綺麗な高価な着物を着せ替え人形の様に着せ替えて楽しんでいる張春華。「これもあれも、いいわね。貴女にピッタリよ」うっとりとしたされどねっとりと絡みつくような声が耳の鼓膜を震わせた。「全部頂戴な」「はい」店の主人が吃驚していたが無理も無いだろう。「あの」「いいの、貴女は私のお人形なのだから、可愛い可愛いお人形なのだもの。それに、どの着物も似合っているもの」そんなことないんだけどなぁ。私そんなに顔が整っているわけでも美人でもないのに、やけに張春華様に気に入られている気がする。そっと主人の目を盗んで口づけられた。唇が濡れた。(張春華)

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