思わず抱きついても仕方がなくない？ 「神流、なんなの？あの人」 「おーリョマだー」 「リョマ言うな」 一難終えてご飯を食べようと思ったら隣にリョーマが現れた。 「んー…なんかね？ ………………景兄に聞いて」 「はあ？」 説明が面倒臭くなったから景兄に丸投げ。 だってめんどい。 「リョーマ、おいしい？」 「うん、おいしい。神流が作ったんでしょ？」 「良かった！…まあ、私だけじゃないけど」 姉さんや杏ちゃん、やよちゃんも作ったしね。 「でも、おみそ汁は神流じゃないの？」 え、何それすごい。 「なんでわかったの？」 「そりゃ、好きな子の作ったものだしね。当然でしょ？」 え、どうしよう。 すごい嬉しい。 「リョーマ大好き!!」 「うわ！？」 ご飯の途中だと言うことをすっかり忘れて思いっきり抱きついた。 (だって、やっぱり嬉しいじゃないか！) ←→ BACK/HOME |