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彼氏彼女の観察秘話。

「仁王君って格好いいよね〜」

「クールなところがいいよね!」

「仁王君みたいな人と付き合いたーい」








皆さんこんにちは、柳生です。
宜しければ私に少々お付き合いしていただけないでしょうか?

……いいのですか?
有難うございます。
内容は…私のパートナー仁王君と、その彼女の神流さんのことで構わないでしょうか。
では、数日前のことをお話しましょう。






「ぶーんちゃーん」

「お、神流じゃねえか」

「腹減った。お菓子頂戴、お菓子」

「……またかよ」

私はクラスが違うのですが、よく3Bにはお邪魔します。
これはそのときの会話ですね。

「ほらよ、ポッキーでいいか?」

「おーサンキュー」

神流さんは割りと男っぽい方で男子友達も多いようです。
その中でも丸井君とは特に仲がいいようです。

「神流ちゃん浮気か!?」

ちょうどこの時、仁王君とは次の試合の話し合いをしていたのですが、いきなり二人の会話の中に入っていきました。
嫉妬でしょうか。
まあ、嫉妬する要素などないのですが。

「えーまさ君、重いんだけど」

「え、神流ちゃんごめん!」

普段、クールだとかなんだとか言われてますが、正直に言って彼はヘタレですよ。
女子たちは見事に騙されていますね。

「浮気じゃないから。ほら、まさ君あーん」

「え、……あ、あーん」

ほら、神流さんの前ではデレデレですよ。
顔を真っ赤にして。
余談ですが、四天宝寺の忍足謙也さんもヘタレだそうですね。
まあ、うちの仁王君には負けると思います。

「柳生!あいつら止めてくれよぃ」

「嫌ですね、丸井君。私に止められる訳が無いでしょう」

それに、なんだかんだいいながらも二人とも幸せそうですから。





と、まあ何が言いたかったのかと言いますと、表面に騙されてはいけないということです。
仁王君見たいなのがいい例です。
今回はたまたまうまくいっていますが…。

皆さん、貴重な時間を有難うございます。
二人の様子が気になる方は3Bの教室へ行ってみてはいかがでしょうか?
いつでも二人の様子が窺えますよ。








ミチコ様との相互記念です!
キャラ視点とあったのですが…こういうことじゃ、無いですよね…((汗
こんなの頼んでねえ!ということでしたら書き直しますのでお気軽に。
ミチコ様のみお持ち帰り可能です。



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