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モノマネグランプリin合宿!01

【31〜32話の幕間】


時は変わって数日。
所変わらず合宿所。

…部活の先輩がウザいです。

王様ゲームが終わって既に数日が経っています。
雅君が相変わらずの悩みようで正直ウザいです。
昨日、ついにゆっきーが切れて殴りこみに行きました。
それでも治らなかったようでゆっきーも諦め顔です。
こんなときは…

「第一回、モノマネグランプリin合宿ぅー!」

はい、そうですイベント事です。
え?もうこの流れはお見通しだって?
そんなこと言わないで付き合ってあげて!
雅君の為なの!

「はーい、司会進行を務めるのは青学の菊丸英二だにゃー!解説はおチビこと越前リョーマにお願いするよー!」

「チーッス」

実はこの第一回(以下略)は今回合宿に集まった全ての学校に集まって貰ったよ!
神流ちゃんすごーい!

「さてさて、次は第一回モノマネグランプリin合宿の審査員の紹介だよー!まずは青学テニス部より、石頭手塚国光!」

観客席からぱらぱらと拍手が聞こえる。

「続いて四天宝寺!絶頂エクスタ毒草聖書様、白石蔵ノ介!」

蔵リンはにこやかに手を振った。

「次は氷帝より絶対俺様主義跡部景吾ー!

…最後に、立海より笑顔の黒い恐怖の魔王、幸村精市ー!」

ゆっきーの紹介を境に、周りは大いに盛り上がった。
歓声が落ち付いたのを見計らい、お菊が続ける。

「それではぁ続いて参加者の紹介だー!」

マイクを通した少し間延びした声を聞きつつ、分かりにくいな、と神流ちゃんは思った訳だ。
なので、皆さんが解りやすいようにこの神流ちゃんが解説しよう。

この”モノマネグランプリ”は各校一名を代表選手として送り出し、点数を競うモノマネバトルです。
青学からはももちゃん。
氷帝からはジロちゃん。
山吹・聖ルドルフは合同で赤澤先輩。
六角は葵君。
不動峰からは神尾っち。
比嘉からはゆーじろーが出るよ!
そしてそして…今大会の大本命は…

「続いて今大会優勝候補の紹介にいっくにゃぁ!四天宝寺より、お笑い界のモノマネ王子一氏ユウジー!」

「よっしゃやったるでぇ!小春見とってやぁ!」

「王者立海より、コート上の詐欺師ペテンシ仁王雅治ー!」

「…ピヨ」

「最後にー!マネージャー代表、うつつの鏡##NAME3##神流ー!」

そうだよ!私だよ!

「いぇーい!」

「優勝チームには審査員跡部より豪華景品が!けどけどぉ最下位チームには審査員幸村より恐ろしい罰ゲームが…?皆さん頑張ってくださーい!」

え、ちょっと待って。
罰ゲームとか私聞いてない。



(雅君の気分転換にでも、ね?)
(それは良いね、だったら俺がある程度準備してあげるから神流は人集めて置いてね)
(はーい!)

((…なんて言ったのが運のつき))



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