イェソン
イェソンside



マキと再会して 2年9ヶ月

もうすぐ、1000日になる




お隣さんの、同じ年の幼馴染み

引っ越してきたマキを見た瞬間、俺は恋に落ちた


中学に上がる年、親の再婚で 初恋の君は、また引っ越して行ってしまった




近所のコンビニで再会した時は、運命なんだと感じた


マキと離れていた間、勿論 恋人もいたりした
一応、芸能人だしな

だけど、どんな相手と付き合っていたとしても、心の片隅には、いつもマキが居た



マキと再会した時に付き合っていた恋人に、別れ話をしたら、ストーカーになってしまい、
マキを巻き込まない為にも、マキに想いを伝える事が出来なかった

だからか、マキは俺の想いに 微塵も気付いていない
あんなにアピールしているのに…


当初、マキはなかなか家に入れてくれなかった
だから、次にお邪魔する為の伏線に、毎回忘れ物をしたし

たまにメンバーに頼んで、さりげなく 俺の良さをアピールしてもらったり

いつでも入り浸れる様に、愛用品を2つ買い、マキの家にも置いたり

コミンを置いて帰ったり(!?)

とにかく 色々アピールした





もう、俺の想いを伝えてもいいか?



イェソン「マキ、聞いて欲しい事があるんだ。」


マキ「何?」


イェソン「俺が除隊したら、結婚しよう。」


マキ「……どっきり?やめてよ、そういう冗談。」



思った通りの反応だな(苦笑)

真剣だって信じてもらう為には、やっぱり これを渡すしかないか

今の時間は…、
よし、24日になったな



イェソン「俺の30歳の誕生日に、マキに伝えようと思ってた。…これを、受け取ってくれ。」



マキ「嘘…これって、エンゲージリング…」


イェソン「マキ、Would you marry me?」






勿論、『Yes』の返事を貰うまで、何度でも言うつもりだ

‐6‐


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