青天の霹靂
まさか、私が最終審査の三人に残るとは…(・_・;)



向こうに座ってる二人は、スゴク綺麗だし、スタイルも抜群だ

…間違っても、私は選ばれないよね


なんだか、肩の荷が降りた♪



姉「#name#?…ホッとした顔してるけど、余裕綽々なの?」



お姉ちゃん…



#name#「違うよ〜(苦笑)…ほら、あそこの二人を見て?すごく綺麗な人達でしょ?きっと選ばれるのは、あの人達だよ。」



あ〜、早く結果発表しないかな〜

お腹空いたょぅ…(ρ°∩°)



―コンコン ガチャッ



スタッフ「お待たせしました。結果が出ましたので、葉月#name#さんは、私に付いて来て下さい。…貴女方は、もう少し こちらで待機していて下さい。
葉月さん。…と、お姉様はこちらへ。」



私とお姉ちゃんを呼ぶって事は、もう帰っていいのね♪

あの二人の、どちらの美人さんが、ヒロインになるのかしら〜フフフ






スタッフ「こちらの部屋で、待っていて下さい。」


#name#「はい♪」



―パタンッ


通された部屋は、奥に小さい和室がある、テレビでよく見る楽屋みたいな感じだった



#name#「お姉ちゃん♪畳みに座っても、平気かな?…今日は慣れないヒールで過ごしたから、足が疲れちゃった…」


姉「大丈夫じゃない?…#name#は、本当に畳みが好きね(苦笑)」


#name#「うん♪だって、落ち着くんだもん。」



はぁ…畳みに正座するのって、気持ちいい〜



―コンコン



姉「はい。」



―ガチャッ



あっ、監督さんだ…

私達が帰るから、わざわざ挨拶に来てくれたのかな?



監督「やぁ(^_^)今日は、お疲れ様。…早速だけど、顔合わせを兼ねた、食事会に行こうか?」


#name#「へっ?……食事会に、ですか?」



…何で? (・◇・)?



姉「オーディションに受かったから、じゃないの?…そうですよね、監督?」


監督「あれ?まだ、結果を聞いてなかったのかい?
…#name#君。おめでとう、君がヒロインだ。」



私が、ヒロインっ!?



#name#「オーマイガー!!」

‐3‐


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