僕side
マキ「早く!」

イトゥク「あぁ…キュヒョン、今まで悪かったと思ってる。リーダーの僕が、とる行動じゃなかった。すまなかった…許してくれるまで、何度でも謝るよ…」


やっと、真剣な謝罪が聞けた


マキ「今度は、許せる?」

ギュ「はい、許せます…
マキヒョン、もう謝罪はいりません。…俺は、マキヒョンや、あの部屋に居るヒョン達に、認められているだけで充分です。これ以上は…」


ギュヒョナ…


マキ「ギュヒョナは、いい子だな♪ヒョンが、抱き締めてやる!ギュ〜
…でもな、ケジメは必要なんだよ?このメンバーがやった事は、子供のイジメと変わらないだろ?…イジメられている子が『死にたい』って思う程、悩んでいても、イジメてる子達は、気付かない。…だから、誰かがイジメてる子に、気付かせてあげなきゃいけないんだ。」

ギュ「でも…」

マキ「ギュヒョナは、本当に優しいな…謝罪を聞く前から、皆を許してた。許せる心を持ってる…」


さて、僕とギュヒョナの気持ちが、目の前に居るメンバーに、少しは届いたかな…?


ヒチョル「…俺達は、お前の居場所を守りたかっただけなんだ…」

カンイン「マキが居ない分、皆で頑張ってたのに、マキの穴を埋めるかのように、キュヒョンの加入が勝手に決まって、俺達は焦ったんだ。」

マキ「ヒョン達の気持ちは、始めから知ってるよ。でも、こんなやり方は、嬉しくない!
確かに、事務所が勝手に、加入を決めたかも知れないよ。…だけど、このグループは、元々【加入&脱退】を繰り返すって、決まってただろ?それを理解してたんじゃないのか?」


ペン達の意見で、それは変わったけど…


―ガチャ


ソンミン「…僕達は、間違ってたんだよ。どんな理由があったにしろ、加入したメンバーは、家族なんだから…」

ギュ「ソンミニヒョン…」


そうだよ、メンバーは家族なんだから…


マキ「…新しい宿舎の部屋割りは、後でギュヒョナと相談して決めるけど、誰か文句ある?」

ヒチョル「マキが帰って来るなら、ねぇよ…」

マキ「あっ、そうだ!家族が増えるから、ヨロシク〜♪」

メンバー「はぁ?」

‐17‐


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