変人と遭遇
マキ「はぁ?…あっ、困ります。手を離して下さい。」
イェソン「遠慮するな。この椅子に座ってろ。」
マキ「瑞季ちゃ〜ん、助けて〜」
店員に無理矢理、2階に連れて来られた…
階段がある事を言わないから、スネが階段に、ガツガツ当たって、超ー痛いっつーのっ!
イェソン「お前の顔は、インスピレーションが湧く顔だな…」
はぁ?綺麗でも、可愛いでも無く、インスピレーションの湧く顔ですか…?
褒めてないよね
確実に、褒めてないよね(-"-;)
マキ「帰りますっ!」
━ガツッ
━ガシャン
イェソン「あっ!」
何かを、私が、間違いなく、壊しました…orz
マキ「ご、ごめんなさい! 何を壊しましたか?全く見えないので、何を壊したか分かりませんが、弁償しますっ!」
いくら見えないからって、物を壊した言い訳には、ならない…
━タタタタッ
瑞季「マキっ!何か物が割れる音がしたけど、あんたじゃないでしょうね〜」
マキ「瑞季ちゃ〜ん。犯人は、私だよ〜」
瑞季「…やっぱり。妹が、すいませんでした。弁償しますって、イェソンっ?!」
イェソン?
マキ「瑞季ちゃん、知り合いなの?」
瑞季「知り合いな訳ないでしょ、バカっ!」
イェソン「マキとやら、壊した物の弁償はいいから、モデルになれ!」
モデルっ?!
瑞季「どうぞ、どうぞ。」
瑞季ちゃん?!
瑞季「マキ、先にホテルに帰ってるから、モデルやって、弁償をチャラにしてもらいな!ボソボソ」
瑞季ちゃん…
瑞季「じゃ、イェソンさん。妹を宜しくお願いします。
…終わったら、ホテルまで送って下さいね。この子、眼鏡が無いと、何も見えないので、絶対に送って下さいね?」
イェソン「おぅ、任しとけ!」
本当に、任せて大丈夫??
瑞季ちゃんは、一度も振り返らず、あっさりと店を出て行ってしまった…
‐3‐
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