世界の隅で弔う鎮魂歌 [21/29]
木霊の発端は何処でも無い
街の影で泣き叫んでいる誰かの悲鳴かも知れない

忌み嫌うのには理由なんて無い
きっかけと偶然の狭間だけなのだから

教えるような事は無いけれど
これからはきっと苦しい生涯を送る事になるだろう

勇気はきっと針の様に鋭い
そして生易しい声は要らない
もっと自分を追い込めたいから

納得出来ない世の中だからこそ
拡がる不幸をボクはここで歌おう
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