!R15注意



篠岡が珍しく大胆にキスをしてきた。それだけで俺の理性は簡単に奪われる。俺だって健全な男子高校生なわけだから、おかしいことではない。それに、親が仕事で夜まで帰ってこないから今家には俺たちだけという最高のシチュエーションだ。期待せずにはいられないだろう。

「篠岡、誘ってんの?」

意地悪くそう聞いた俺。多分篠岡の答えはNOだろうけど、少しくらい期待させてくれてもいいじゃん?
俺は少しの可能性に期待して篠岡の返事を待った。けど中々口を開こうとはしない。流石に意地悪い質問だったか。なーんてな、と言って誤魔化す準備をしようとしたとき、篠岡は口を開いた。そして、俺の予想とは違う、真逆の答えをくれた。「そうだよ」と一言顔を赤くして言う篠岡は、可愛くて、ギリギリ残っていた理性など一瞬でぶっ飛んだ。

「やめてって言ってもやめないけどいい?」
「う、ん」

その返事を聞いてから俺は篠岡の制服を脱がした。女の服を脱がすなんてこれが初めてで、緊張で俺の手はカタカタと少し震えていた。情けねえ、って思うけど震えは中々収まらない。いったんシャツのボタンから手を離して、軽く息を吸い込んで落ち着こうとしたとき篠岡が心配そうに俺を見ていることに気づいた。

(怖いのは篠岡の方だってのに、俺がこんなに緊張してたら駄目だろ)

少しでも安心させようと、俺は篠岡に笑いかけてもう一度シャツに手を掛けた。
シャツを脱がせると可愛らしい水色の下着が姿を現れた。それだけで俺の心臓はドクンとなり、下半身に熱が集まる。健康的な肌色に、華奢な身体。普段とは違う篠岡の姿を目の前に俺は興奮せずにはいられなかった。


「ん、ふぅ、…っあ、」
「篠岡、キモチイイ…?」
「う、ん、…はぁっ」

怖がらせないようにゆっくり優しく抱こうと思ったのに、今の俺の抱き方は真逆だ。篠岡が欲しくてたまらなくなって、篠岡の敏感な部分を少し触っただけでそのまま篠岡の中に押しはいってしまった。慣らすこともせずに、だ。相当痛かっただろうに篠岡は笑って大丈夫だよ、なんて言うから俺はまた調子に乗ってしまった。
篠岡は怒りもしないでただ俺の欲望を受け止めてくれた。しかも可愛く笑って「好きだよ」なんて言うんだ。このタイミングで言うなんて、反則だっての。優しく抱くなんて、もう出来そうにねえよ。


知ってしまった君と一つになる喜び

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▽20万打:kukiさん
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