こちらを読んでからでも楽しめます
予定と違うけど案外幸せです最強バスタイム



そろそろやばいな、なんて言っている場合じゃない。もう本気で、俺の下のアレは井上の裸に反応している。こんなの井上にバレたら、なんて思われるか。なんて言われるか。俺は恐ろしくなって急いで湯船につかろうと、向きを変えようとしたその瞬間、井上はタイミングよくこけて俺はとっさに抱きとめた。そこまではいいが、思えばお互い丸見えなわけで。普通にしてはいられない。

「う、わあっ!」
「キャア!」

そう言って視線を逸らす井上だが、俺はどうしても視線を外せなかった。すべすべしていて透けるように白い肌。豊満な胸。腰を支えている手で分かる、やわらかい肌。うまそう、ただ単純にそう思った。抱きしめたら折れそうな細い腰を俺は強く引き寄せて、誘われるように首筋を舐め上げた。ひゃあと小さく声を漏らす井上に俺はにやりと笑い、もう一度、今度は胸の突起を舐める。

「黒崎、くっ…体洗ってな、いから。きたな、いよっ?」
「汚くなんかねえよ」

俺がそう言葉を返すが、井上は首を横に振るだけ。なら、洗えばいいだけのことだ。本当は井上の匂いが残ったまま、抱きたかったけど井上が恥ずかしがるならしかたねえ。俺はボディスポンジにボディソープをつけて井上の体を洗う。それからある程度泡だったところで、手でなぞるようにして洗い出すと井上は今まで我慢していた声を漏らした。泡のおかげですべりが良くなった指で胸をもんだり、突起をつついたりすると、俺まで気持ちよくなるぐらいいい声を出した。

「くろ、さ、きくんっ。駄目、だよっ、」
「駄目じゃねえだろ、井上。気持ちいいだろ?」

俺の言葉に井上は顔を真っ赤にした。あ、俺もう限界。

「井上、俺もう限界みたいだ」
「え、?」
「だから…井上の口でしてくれねえか?」

思い切って言ってみれば井上は可愛い笑顔で頷いてくれた。…可愛すぎるだろうが。俺は笑顔を見ただけでもイきそうなぐらい、井上が好きみたいだ。


情けないほどに君に首っ丈

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▽20万打:一桃さん
リクエストありがとうございました。
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