ワン切れ | ナノ

memo

思いついたもの。
どっかで使うかも…?
※無言更新※

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自然に還りつく命
2013/02/17




「ねぇ神田。知ってます?」
「なにを」
「人は死んだら自然になるんですよ。だから、会うことはできないけれど、ずっと傍に居る。」
「―――…ふーん。」
「神田の探し人もマナも、みーんな。自然になるから、みんな死んだ人を忘れないんです。」
「…」
「神田も、僕を忘れなi―――」
「―――黙れ。お前が死ぬときは、世界が滅びるときだ。……そんなことは、赦さない。」
「っ、……神田、寒い。」
「こっちこい。このバカモヤシが。」



◆◆◆◆◆


『マ/ギ』を読んで。
私なりの解釈。


 



未来を語れるのなら
2013/02/10



もしも、未来を語れるのなら―――


戦争が終わって

14番目が消えて

思いが通じて

共に暮らして

共に生きて


そうやって生きていきたい。
だから、今はまだ生にすがる人間でいたい。



 



この気持ちはなんだろう?
2013/02/01

 

恋ってなんだろう。
愛ってなんだろう。

今までに恋をしなかった訳じゃないし、愛を知らない訳でもない。


ただ、久しぶりすぎて、わからないだけ。
この気持ちはなんだっけ?


目が合うと、ほんの少し、嬉しい。
席替えで席が近くなって、嬉しい。
同じ掃除の班で、掃除は嫌だけど、放課後の掃除が待ち遠しい。
帰り道、前にあの黒髪を見つけるとドキドキする。



これって、なんですか?
これが、恋ですか?




 



天の星
2013/01/23

 


僕たちが今見ているあの星は何百年も前のもので、その間あの星はこの世界を同じ場所から見続けてる。


世界中を

この国を

この街を

そして、僕たちを


この何百年、何千年、何億年を見続けている。
だからあの星に誓う。

一生変わらない光を放つあの星に、一生変わらない君を愛するこの気持ちを。


何百年後かに、今このとき光った光が地上に届くその時まで。
僕のこの気持ちは変わらない。



◆◆◆


皆さんよくご存知の星を思いながら。

 

 



予知夢
2013/01/02

 


『例え、僕に未来がなくなっても、僕は僕の世界のために戦います。それが僕の生きる道だから。』
『待ってて兄さん。私、また二人で暮らせるように頑張るから。』
『コムイはそこ座ってどーんと構えてればいいさー。』
『……こんなくだらねー戦争、すぐ終わらせてやる。』



そう言ったキミ達がゲートの向こうに消えていくのを黙って見ている。
僕はエクソシストたちを見送ることしかできないから。



「―――っ!?」



次の瞬間、他より少し立派な棺が4つ見えてそこで飛び起きた。


(よかった…夢だった……夢じゃなくなったら、…)


これ程までに、この現実に不安を感じたことはない。「大丈夫ですか?」と声をかけてくるリーバーくんに笑顔で応えて執務に戻る。


…この夢が正夢にならないように。


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