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文庫本「犬者の贈り物」




貴城姫夜による原作。
主人公の名前を「あなた」の名前に変更できます。ご希望の方はご連絡ください。希望されない場合、主人公の名前は「青葉」になります。

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オリジナルサウンドトラック




作詞・作曲・歌 あまみつきの

ゲームに使用されたBGM・エンディング全8曲フルバージョンを収録。

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氷柱のぶら下がる幻想的な洞窟・・・

はじめて映像を見せてもらった時、感動してため息が出ました。
こんにちは、原作者の貴城姫夜です。
私の思い描いていた雪山の洞窟が、あまみつきのさんの手にかかると、びっくりするほど素敵な絵になりました。想像をはるかに超えていました。
あまみつきのさんは、いったん描き始めると自室にこもってしまいます。だからできるだけ美味しいご飯を作っておびき出そうとするのですが、大好物の焼きそばを持って彼女の部屋の扉の前に立った時ですら、あっさり追い返されます。
それくらい、仕事熱心です。
朝から何も食べない状態で、夜が来ることもあります。
私の娘とは思えないです。
私はよく食べるというのに、彼女の食はかなり細いです。
とても華奢です。
娘のぶんまで私は余計に肥えております(笑)

前作からさらにバージョンアップした、ゲーム🐾犬者の贈り物🐾をどうぞお楽しみください。

ところで、皆さんは原作ってゲームとどこか違うのだろうかと思われたこと、ありませんか?
この場を借り、今から少しだけ原作についてお話ししたいと思います。

願いを叶えてくれるという犬との生活を始めた主人公は、美しい瞳をしたシベリアンハスキーと、それに等しく魅力的な瞳をしている蒼空が時々重なって見えます。
主人公は蒼空や星たちと、犬を通じて徐々に仲良くなっていきますが、蒼空とは急速に接近します。
雪崩事故に遭遇してからですが、どうしてかというのは、崩落事故に巻き込まれるゲームとほぼ同じです。
原作では、主人公が蒼空と長く一緒にいるので彼への憧れが恋に発展します。
主人公の星さんへの想いはどうなんでしょうか。
答えは原作を読んでくださった皆さんに委ねますね。

どうかひとりでも多くの人が、この作品を読んでくださいますように。
私も犬者さんにお願いしてみようかな(笑)

貴城姫夜へご用の方はtwitter@takajokiyoまで!




「犬者の贈り物」編集者のあまみつきのです。
諸々の解説をさせていただきます。ネタバレしかないのでぜひプレイ後にお読みください。

タイトル画面は豆柴のカッシーです。プレゼントあげる前にあけちゃった、みたいな感じです。最近、脇役を表紙にしちゃう癖があります。主人公愛が足りないですね、気をつけます。
背景カフェの庭に変更しました。曲はしっとりギターです。キーボードで弾きました。前半ずっとこの曲ですね。正直、手抜きました(笑)
名前変更画面は散歩中の主人公とネルスキー。主人公の服、悩みました。女の子らしい服が全然思いつかないんですよね。私、ジャージしか持ってないので。「レディース春コーデ」で画像検索してどうにか決まりました。原作では主人公は「青葉」という名前だったので、靴下、ニット帽、三角巾、スリッパは緑色になってます。ネルスキーも苦労しました。一日中ハスキーを描く日を作って特訓したんですけど、難しすぎる。犬っぽく描けない。猫みたいな狐みたいな感じになっちゃいました。ハスキーの実物を見たことがないのがよくなかったですね(笑)

ゲームスタートです。いろいろあって友達のいない主人公が一人で散歩中、星さんにナンパされドッグカフェへ。星さんによる犬の紹介が始まりますが、人の話を最後まできけない主人公。「この中で一番大人しくて賢いのはどの犬ですか」主人公のネルスキーの選び方がてきとーすぎる。私と愛犬バニラさんとの出会いはもっと素敵でした(笑)
ある家族旅行の帰り、電車が来るまで時間があったのでペットショップに入ったんですね。時間的にみんなお昼寝中で。でも一人だけ後ろ足で立ってこっちを見ながらぴょんぴょんしてる子がいたんです。それがバニラさんです。近づいたら首を傾げて見つめられて。やられました。衝動飼いです。
バニラさんはダックスとプードルのミックス、ダップーの女の子です。胴長短足のふわふわのバニラ色の毛です。みんなうちの子が一番かわいいっていうけど、絶対バニラさんが一番かわいいです。え?早くゲームの話をしろ?そうですね、他人のペット自慢ほどつまらない話はないです(笑)
星さんを待っていると、蒼空とだいすけが帰ってきます。星さんに店を任せてキャッチボールしにいく蒼空とだいすけってなんなんでしょうね。星さん甘やかしすぎ。いや、逆に店にいたらうるさいから追い出したのかも。
星さんがネルスキーを連れて店の奥から出てきます。ネルスキーには蒼空が入ってます。主人公の様子見に星さんが命令したんでしょうね。

翌朝、蒼空ネルスキーがクッションを投げて起こしてきます。蒼空は何でも投げるんですね、おしぼりもクッションも。最悪の起こし方です。心臓に悪いです。
母も心臓に悪い起こし方をしてくるときがあります。私の部屋の扉を豪快にあけて「ごめん、寝坊しちゃった!すぐ起きて!」と叫んで去っていくんです。びっくりして心臓が一気にバクバクして、ああやばい死ぬって思います。しかも、なんとか鼓動を落ち着かせてから時計を見るんですけど、全然大丈夫な時間なんですよね。母は寝坊して準備が間に合わないのかもしれないけど、私は十分準備できる時間なんですよ。あれ、まじでやめてほしいです。
子供の頃は素敵な起こし方してくれてたんですけど。朝弱い私のために母が毎朝本の読みきかせをしてくれました。おもしろい話をきいているとだんだん目が覚めてくるんですよね。読みきかせって普通は寝かしつけのときにするものなのに、我が家は逆でした(笑)
二度寝を諦めた主人公は散歩に行くことに。リビングは北野異人館です。赤い部屋だったのですが、落ち着かないので青くしました。あと、甲冑も写ってたんですけど、さすがに豪邸すぎるので消しました。ソファーで寝るネルスキー。偉そう。床で寝ろ!
主人公の妄想。ネルスキーが人間だったら。要するに蒼空のことですよね。でもあんまり蒼空にあてはまらない気が(笑)てか犬の話なのに猫拾うのかよって感じですね。犬の方がよかったかな…
星さんに餌付けされる主人公。私の甘やかされたい願望が出ちゃいました。主人公の家庭事情が明らかに。母の看病、父の失踪。友達と遊んでる暇なんかないですね。星さんがネルスキーの首輪を預かります。蒼空と入れ替わるためです。「おまじないをね」星さん、おめでとう。あなたはウインクの似合う男ランキング1位です。蒼空が星さん入りの首輪を持って出てきます。「無愛想で、優しくて、照れ屋さん」主人公の蒼空いじりが始まります。だんだん関係性ができてきました。主人公は星さんには甘えるけど、蒼空には上からですね。相手によって態度が変わる女です。こわっ

翌朝、星さんネルスキーが起こしてくれます。なんてお上品なんでしょう。蒼空ネルスキーとは違います。クラシックは私が子供の頃、父がよくきいてました。朝から大音量で流すので、うるさいなあと思ってたんですけど。反抗期だったんですね。最近は私の方がよくきいちゃってます。
ネルスキーがお利口さんになったのは、首輪に電流が流れてるのかも、と考える主人公。リモコンで電流が流れる首輪、買おうかと思ったことあります。バニラさん食糞してた時期がありまして。でも電流とかかわいそうだし。いろいろ調べて、「ごはんにまぜるとうんこがめっちゃくさくなってうんこを食べなくなる液体」とかも使ってみましたが、こっちがにおいに耐えられなくて断念。あの頃は母のスマホの検索履歴が「犬 うんこ 食べる」で埋まってました。でも普通に腹一杯ごはんあげたら食糞なんてしなくなったんですよね。デブ犬になっちゃいましたが。
買い物に行った主人公が蒼空と遭遇。荷物ぜんぶ持ってくれるのってあからさまに女扱いで気持ち悪いし腹立つけど、軽いのと交換してくれるってよくないですか?私だけかな(笑)
蒼空の買い物はだいすけのお菓子。カッシーもお菓子好きだから、だいすけはカッシーだということがここでわかってもらえるはず、多分。
「ネルスキーは一緒じゃないのか」蒼空、気になってます(笑)ネルスキーをほめると蒼空が微妙な顔します。星さんほめたことになるからですね。
主人公が蒼空に花占いを教えます。もちろん蒼空の占いの相手は主人公です。「嫌い」で終わりました。爆笑ですね。「彼女の気持ちは彼女にしかわからない」そう、蒼空か星さんかを選ぶのはあなたです。…蒼空好きな人っているんだろうか?
曲はフルートです。花びらをちぎってる感じ。
帰宅した主人公。荒らされた書斎を発見。星さんネルスキーが荒らしました。主人公に教えたかったんでしょうね。不老不死の花の存在を知り、雪山に行くことを決めた主人公。蒼空が星さんネルスキーを預かります。雪山に行く許可をもらうためです。即却下されたことでしょう。
曲のタイトルは「clue」手がかりです。お父さんの手がかりを見つけたから探しに行かないと、でもきっとお父さんはもう…そんな感じですね。あー悲しい。

翌朝、迎えに来てくれた星さん。全身真っ黒です。主人公の父が亡くなった場所に行くから喪服を着てるんですね。玄関は北野異人館のシャーロックホームズの家です。黒いコートと帽子と傘は合成です。主人公は着なさそうです。主人公のお父さんのものでしょうね。行方不明になっちゃってしばらく経ちますが、ずっとそのまま残してるんです。泣ける。ちょうどよかったので、私の父のコートを使いました。私の父は行方不明じゃないですけど。
星さんヘリ呼んじゃいました。ヘリのプロペラ音って文字にするとなんなんでしょうね。大学の物語の授業で先生がバリバリって言ってましたけど。なんかしっくりこない。いいのあったらぜひ教えてください。
雪山に到着です。あー雪の上に寝っ転がりたい!雪だるま作りたい!ソリしたい!全然雪が積もらないところに住んでるので、雪見るとテンションあがります。
曲は壮大な感じ。感動誘えたら嬉しいです。
洞窟ロケしようかと思ったんですけど、調べてたら実際にあった遭難事故の話を読んでしまって恐ろしくてやめました。でもきっと絶景なんでしょうね、死んでもいいやって思えるくらい。
曲はピアノでちょっと怖い感じにしてみました。
酸欠でイかれた主人公、星さんを無視して崖から落ちます。一緒に落ちちゃうネルスキー鈍臭いですね。ネルスキーを踏み台にしようとする星さんひどい(笑)主人公が首輪を投げます。蒼空を助けるためです。星さんショックだったんでしょうね。主人公を放置して洞窟から脱出します。
蒼空をステッキで小突く星さん。これはもう星空ですね、完全に。ごめんなさい。
天地を創造する星さん。神だ。
主人公救出です。雪降らせました。主人公のニット帽がどっかいっちゃいましたね。ネルスキーもどっかいっちゃってます。男2人に心配されるうはうは主人公を描くのにちょっと邪魔だったので消しました(笑)
ようやく蒼空から犬者について説明されます。
そして主人公の父について星さんの懺悔、脱帽。
ハゲじゃなかった!(笑)
脱帽すると星さんしょぼくなるので描くのやめようかと思ったんですけど、一回シルクハットとっとかないと疑惑が残っちゃうので描きました(笑)
星さん画面から消えるくらい頭下げて謝罪。泣き顔拝めず。帰宅。
正体がバレても主人公に飼われたい蒼空。洞窟で助けてもらったから一気に主人公に懐きました。片時も離れたくないんですね。主人公の着替えとか着替えとか着替えとかも見る気なんでしょう。こんなこと考えてるからでしょうね。私、ペットの前で着替えるの抵抗あります、視線感じる(笑)
「馬鹿犬」って引きずりながら蒼空を連れて帰る星さん。昔好きだったアニメを思い出します。臆病なカーレッジくんっていうアニメです。夫婦が飼ってる犬がカーレッジ。妻はカーレッジをかわいがってるんだけど、夫の方が「このアホ犬!」ってカーレッジをいじめるんです。でも夫婦が危険な目に合うとビビりながら両方助けるカーレッジくん。かわいかったなあ。

いよいよ選択肢です。青色の「公園」が蒼空ルート、オレンジの「商店街」が星さんルートです。選択肢が「蒼空」「星さん」だと生々しいので、ちょっとわかりづらくしました。
まずは蒼空ルート。私に蒼空愛が全くないので全然恋愛っぽくなりませんでした。蒼空の片想いの友情エンドっぽいですね。
星さんが友達に会いに行くので店番を任される主人公たち。こんなに自分のことわかってくれてるのに、星さんじゃなくて蒼空選んじゃう主人公。理解できません。星さんが店を出るとすぐ遊びに行こうとする蒼空とだいすけ。主人公、しつけ頑張れ。
エンディングです。散歩中の主人公とネルスキーですね。想像で描いたので歩き方変かも。バニラさんを参考にしようと思ったんですけど、バニラさんモップみたいに毛が長すぎて足が見えないから何の参考にもなりませんでした(笑)
曲は蒼空目線です。主人公のことを考えながら花占いしてたら、「嫌い」で終わっちゃいます。占いの相手が自分だとは知らない主人公はそれを見て爆笑。人の不幸は飯うまってやつでしょうか、酷いですね。でもポジティブに考えたら、俺が失恋して嬉しいってことは、もしかして俺のこと好きだからじゃないの?と蒼空が淡い期待を抱く、という歌詞になってます。
エレキギターを使ったんですけど、なんだかうるさく感じたので、1弦と6弦セロテープで音鳴らないようにして2345弦だけで弾きました。夜中に録音したのでめっちゃ控えめに歌ってます(笑)
キャストのワンちゃんの英語表記はただのローマ字だと美しくないので何気に真剣に考えました。
ネルスキーはファミリーネームがあるらしいのでそのままnelsky。ネルスキーには蒼空が入るので、skyが入っててちょうどよかったです。カッシーは名犬ラッシーlassieからkassie。ターレーはハーレーharleyからtarley。ミルンはプーさんの作者milneから。

選択肢「商店街」星さんルートですね。
泥棒を野球のバットで撃退しようとする主人公。気強いな。体調悪いときも帽子は脱がない星さん。帽子なしにしようかとも思いましたが、そうするともう誰かわかんなくなっちゃうので(笑)
主人公を洞窟から救出するのに力のほとんどを使った星さん。死にかけです。最後の力で主人公に贈り物をしようとします。この状況でほしいもの言える人いるわけない(笑)
「一緒に生きたい」って素敵な告白だと思いませんか?個人的に「好き」「愛してる」は安っぽくて嫌いなので使いませんでした。
曲はボツになったエンディングのメロディです(笑)もともとこのメロディに歌詞がついてました。なのでエンディングの歌詞はこのメロディでも歌えると思います。いまいち盛り上がりに欠けるのでボツにしましたが、完全ボツにするのはもったいなくてリサイクルしました。新しく考えるのが面倒だったとも言います(笑)
力を使わなくなった星さん。普通に元気になりました。元気になるんかい!
放課後バイトするようになった主人公。やっと友達できました。よかったな!…でもお店に来てくれる子って絶対星さん目当てだよ。これから大変だよ。
カッシーかわいい。カッシー飼いたい。というかだいすけ飼いたい。その願望から主人公にはカッシーを抱っこさせました。本当はだいすけを抱っこしたかった…
ネルスキーが星さんの服噛んでます。主人公とられたから怒ってるんですね。大人気ない。それに比べて蒼空エンドで去っていく星さん、大人です。
ミルンとターレー、最後だけ出演です(笑)
ターレーはよだれかけつけてます。ミルンは服着てますね。服着れる子ってすごいですね。バニラさんはすぐ脱ぎ捨てちゃいます。露出狂です。
エンディングは流れ星見てる星さんと主人公です。本当はもうちょっとひっつきたかったけど我慢しました。星さんサスペンダーしてますが、「私のティアラかえして!」の黒遥もサスペンダーしてるんですよね。私サスペンダーめっちゃ好きな子みたい。私が一番好きなのはパーカーだよ!貴城さん全然パーカーのキャラ書いてくれない…
曲は主人公目線。タイトルは「星に願いを」うまいこといっちゃってます(笑)流れ星がみんなの願いを叶えるために流れたとしたら、星は全部流れちゃうと思う。「星のない空はきっと寂しいから 星が願い叶えぬよう僕は願った」星さんが死んじゃって蒼空ルートとか寂しいから星さんにもう力は使わないようにお願いしたよ、という歌です。もう一回言います。うまいこといっちゃってます(笑)

星さんエンドを見た方は蒼空エンドが実は悲しかったことに気づいてくれるはず、多分。
蒼空エンドで、星さん友達に会いに行くって言ってたけど、本当はもうすぐ死にそうだから店を去ったんです。あれ、遺言だったんです。
「もう帰って来ないみたいな言い方しないでよ」
もう帰って来ないんだよおお!星さああん!
星さんエンドの方も裏設定があります。
もし主人公が洞窟の崩壊で死んでたら。
それを生き返らせた星さんは犬者のルールを破ったことになります。
犬者のルールを破るとどうなるか。
力が使えなくなるんです。
星さんはもう力がないのに、主人公に贈り物は何がいいかきくんですね。死にそうなふりしながら。死にそうアピールを主人公にすれば主人公が願い事をするわけないので、力がなくなったことはバレません。
なぜ隠す必要があったのか。
力がなくなるだけで、星さんは主人公の両親を救うことはできた。星さんは本当に主人公の両親を見殺しにしてたんです。それを隠すためでした。
…なんてね。
星さんが最低になってしまう妄想もしてみました。ただの妄想です(笑)

最後に、貴城さんへ。
原作は蒼空がメインで脇役が星さんなのに、私の星さん愛が暴走して完全星さん押しのゲームになってしまったことをお詫びします。申し訳ありませんでした。

読んでくださってありがとうございました!これからも「犬者の贈り物」をよろしくお願いします!

あまみつきのへご用の方はtwitter@amamitsukinoまで!



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