イベリア暗号


【流浪の詩】

地平には唯零があった
始めに意味を与えたのは長女
次に生まれた娘を加え旅は続いた

やがて無意味に父母を奪われたが
最後の娘も自らを詠う楽器として弾き
荒野で出逢った老人と駈けることを選んだ

その旅路の果てに開かれる扉は何番目の扉か?




(バルカン・ロマンス語、ヘブライ語より)
・長女=サランダ=40
・次女=トゥリン=3
・三女=エーニャ=9
・老人=サァディ=90

唯零が在った⇒0
始めに意味を与えたのは長女⇒40
次に生まれた娘を加え(+)旅は続いた⇒+3
やがて無意味に父母を奪われたが⇒±0
最後の娘も自らを詠う楽器として弾き(−)⇒−9
荒野で出逢った老人と駈ける(×)ことを選んだ⇒×90
その旅路の果てに開かれるのは何番目の扉か?

(40+3-9)×90=3060




【焔の詩】

焔の威・・・即ち王の言葉を借る者
狡猾な狐は狸に訊いた
シャアXムネーヤ×レーン×エサリーン

侮蔑しながらも恭しく流浪かた刻へと至るのは何番目の扉か?




(アラビア語、アッシリア語で)
・レーン⇒2
・トラー⇒3
・エサリーン⇒20
・ムネーヤ⇒9
・シャア⇒8
・x⇒×

2×3×20×9×8=8640




【刻の詩】

出会いと別離を繰り返す双子の槍兵
始めに旅に出たのは短槍の兵士
それを長槍の兵士が重い足取りで追い駆けた

二人が初めての再開を果たしたのは65日目
そして事が起こったのは8度目の再開の10日前
短槍唯永き旅路の刻を持ちて姉妹が開きし扉終わった

地平線を廻る悠久の風の中新たに開かれるのは何番目の扉か?




時計の見立て
・双子の槍兵⇒時計
・短槍の兵士⇒短針
・長槍の兵士⇒長針

二人が始めての再開を果したのは65日目⇒1:05は長針と短針が初めて重なる時間
8度目の再開の10日前⇒65×8−10⇒510
永き旅路の刻を持ちて姉妹が開きし扉⇒流浪の詩で解いた数字⇒3060
姉妹が開きし扉終わった⇒姉妹が開きし扉を割った⇒÷

3060÷510=6




【深淵の扉】

蒼き星が泣き緋き月が嗤った
天に花が煌き地に星が咲いた
闇の声が響き光の花が揺れた
鎖と焔が喚き楔と声が朽ちた

残念ながらその扉では深遠には程遠い…
深遠ヘト至ル数トハ異ナル詩ヲ 
君ニ今敢エテ問オウ…




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