過ち
2011/02/11 05:39


「リン…!」


-----ああ、やってしまった。
直接話しかけるつもりはなく、見ていられれば十分だった。



「ごめんなさい、誰ですか?」


立ちすくんでいた俺に少しずつ近寄って来る。

「前に会ったことあるのかな?思い出せなくて…ごめんなさい」

それが正しいよ、リン。

話しかけるつもりはなかった。
一生、話すことなんてないと思っていた。







-----
よくわからない話。



prev | next


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -