TFPサウンドウェーブ×ビーコン(女体化)

サウンドウェーブの細い触手によって首を絞められる。たった一本の触手によって地に浮いた身体は壁に叩きつけられた。痛みで呻く女性型ビーコンは声を細々と途切れながら力なく言った。


「申し訳ありません」


サウンドウェーブは意味が分からないといったふうに首を傾ける。突然襲われたショックと痛みと息苦しさにビーコンは混乱する。私がサウンドウェーブ様に何かしらの不快なことをしたから罰を受けているのだと思っていたのに違うらしい。


では、何故?


スタースクリーム様のようにストレスを発散させる玩具として痛めつけるのか。それでもいい。恋焦がれたサウンドウェーブ様の為になることなら私はスパークを差し上げるほどの覚悟はできている。


首を絞めた触手は離れ、代わりに身体の至る所に這い回される。身動きがとれないように手足を別の触手によって動きを封じられる。やがて触手は下半身に滑り込んできた。


「ひあっ!?」


思わず上げてしまった悲鳴に身体を締めつけていた触手が離れていく。一本残らず触手を体内に納めるとサウンドウェーブはビーコンに近づき、膝をついて労わるように撫でてきた。


「あの?サウンドウェーブ様?」


問いかけても返事は返ってこない。ビーコンは考える。先ほどのサウンドウェーブの行動。そして考えて導いた答えに絶句した。


「続き、してもいいです」


サウンドウェーブの手が止まる。


「いえ、してください!私、ずっとサウンドウェーブ様を慕っていましたから!!」


「…………………。」


「……………………………………あの、すみませんでした。ただのビーコンが参謀の貴方に想いを寄せてすみません!勘違いしてごめんなさい!!身の程知らずで本当に申し訳ありませんでしたぁぁあ!忘れてくださぁぁあいぃぃぃ!!!」


素早く立ち上がり、脱兎の如くビーコンは逃げた。逃げて、逃げた先に行き着いた人気のない部屋でビーコンはその場で頭を抱えて蹲った。その姿を艦内のモニターでサウンドウェーブに見られているのを知らずに。サウンドウェーブは歩き出す。先ほどの続きをするために。彼女と情を交わすために。





理由なんて、それだけで十分だ






(欲望に忠実であれ)



秋桜

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