久しぶりにここに顔を出しました。今回は作品にご指摘を頂いたことを契機に、自分の作品を振り返り反省点を書いていこうと思います。一章と二章前半は書き直さなければならないので、その決意の為にも。あまり話数が進んでなくてよかった。今ならまだ傷は浅くて済む。

たくさんご指摘を頂いたのですが、私自身特に気になったのが二点。

風景、背景、建物描写がうっすいうっすい。

中世くらいの文明レベルなのに、アンドロイドもどきがいるのはおかしい。

まず、前者についてですが、これは私の文章力不足です。まず人称の選択が間違っている。私が小説を書く時は、三人称の人物視点で書いています。これはほぼ一人称の三人称のようなもので、本来ならば『私』と表記するところを『キャラクターの名前』に変えているだけです。そんな危うい人称を使い続けたせいで、人物描写ばかりに文章を割いてしまうようになりました。無意識で行っていたため、指摘されるまで気づけませんでした。もっと三人称らしい文章にしていかなければなりません。

次は後者。以下、どうでもいいネタバレ。

ディーティルド国は、ある組織から死天使を生み出せる設備を強奪してきているという設定なのですが、お　か　し
い　だ　ろ　。
電気もない、輸送船もない時代に、死天使を創り出せる緻密な機材を運搬できる訳ないだろこのアホが！　機械の身体を創るんだから、機材が一つな訳がない。そんな大量の設備をひっぺがして、本国に持って帰れるはずかないだろーが！

頭が痛くなるほど悩みました。大きく設定を変えたら、また最初からやり直しだ。何より気力がない。……そうだ！　こういう時こそファンタジーだ！　現実的な設備を考えるからおかしいんだ。超文明の遺産なんだから、もっと常識を超えた物でいいじゃないか。突飛な製造装置を思いついたので、どうにかなりそうです。『機械仕掛け』というタイトルは変更になりそうですが。




最終話のテレサ視点。謎めいた感じにしたかったのに、意味不明な感じにしかなってないよね？　気違いっていうのは、あながち間違いじゃないのかもしれない。これにはフェイヴァも真っ青。




機械仕掛けの天使の雛形となる作品を、第一部完結したところでネットの海に放置していたのですが、それを読み返していました。もう五六年くらい前に書きあげたものなのですが、終盤の文章表現が今とほとんど変わらなくて笑いました。まるで成長していない……。
以下、気持ち悪い自分の作品語り





黒幕の強さがチート級で笑った。機械のフェイの腹を一撃で貫くとか人間じゃねえ。痛みに悶えるフェイを想像して、酷
い事しやがると思った。いいぞ、もっとやれ。
ルークが大した積み重ねもなくフェイを好きになってて泣いた。彼にとって、誰にも話せなかったトラウマを受け入れてくれことにより、ツンツンがデレデレになったんだろうけど、それにしてももっと過程が必要だろ。可愛い顔してても、機械なんすよ？　作中で部下のキャラが指摘してた通り、こいつ幼女趣味だろ。
レクサスが殺されて発狂していく葉瑠は、読んでて楽しかった。精神が崩壊していく過程は、不覚にも泣きそうになったもん（自分気持ち悪い）こいつ頭おかしくなって、フェイと戦うためだけに殺されたのかと思うと哀れでならない。擬似的な家族を終わらせようと、父親の首を斬り落としたりするし。この頃の自分って、かなり荒んでたのかもしれない。
舞花の死亡フラグの乱立っぷりにワロタ。今から死にますよーってテロップが表示されそうなくらいフラグ立ててるし。そして呆気なく殺されてる。主要キャラクターなのに、死に方がモブっぽいって言われたことあったなあ。
リヴェンが役に立たないしょぼい盾と治癒能力しかないせいで、噛ませポジションに落ち着いてた。
フェイが舞花の後を追う形で第一部は完結してた。暗すぎ。




背景を描いた挿絵を描くなんてことは不可能だから、せめて小説の表紙を描いてどんと載せたい。そのために、大分サボっていた絵の練習をしています。背景もベタベタ塗って変な感じにするんじゃなくて、へんてこなりに工夫しないと。頑張るぞー！

更新履歴に描くの忘れていましたが、人物紹介のテレサのページにイラストを更新しています。何とも言えない表情と、胸元に手を当てているせいで、やだ、私の胸小さすぎ……みたいに思ってる顔に見えます（実際には娘が嫉妬しそうなほど大きい）




topの更新履歴を中々更新できていませんでした。ですが、少しづつ更新はしておりました。三章突入です。キャラクターが一気に増えるので、書き分けできるか心配。書き分けできたとしても、グダグダになってしまいそうで不安。


[←｜→]