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そして次の土曜日がくるのはあっという間だった。永遠くんと出会ってから、一週間がとてつもなく早く過ぎる。きっと毎日気持ちが満たされているからだ。楽しく、幸せな時間こそ、過ぎるのはとても早い。
「サッカー部試合勝ってるかなぁ。」
「どうだろ。」
午前授業を受けての帰り道、信号で止まりスマホを気にする永遠くん。
実はお姉さんは今日、バイトのシフトをトウヤくんに代わってもらったらしい。これは兄から聞いた話で、それを永遠くんが知っているのかは分からないけど、永遠くんはお姉さんからの試合結果報告を待っている。
「今日俺んち来る?」
「うん。行きたい。」
信号が青に変わり、永遠くんは自転車を漕ぎ始めながらチラッと俺の方を見て聞いてきた。
おうちの人は留守?俺は先週永遠くんに触り損ねたから永遠くん不足だよ。って、頭の中でもうやらしいこと考えてる自分、ほんとにむっつりだな。
「ほな昼ご飯買ってから行こ。」
通りかかったコンビニに立ち寄ってから、永遠くんの家のマンションへ。エレベーターに乗り、永遠くんは俺の手に指を絡めて繋いできた。
ああもう、そんなことされるだけで俺、結構やばいんですけど。平静を装いながら家の中にお邪魔し、シーンと静かな玄関で、永遠くんは少し背伸びをして、自分から『ちゅっ』と俺の唇に一瞬触れる程度のキスをしてきた。
「光星俺にあんまり触らんようにしてたやろ。」
「…あ、バレてた?」
「うん。勃つから?」
率直に聞かれた言葉に少しムッとした顔を向けると、永遠くんは俺をからかうような態度で俺を見てぺろっと舌を見せてきた。
聞かなくてももう分かってて言っていることにムカッとしてしまった俺は、ガッと永遠くんの後ろ首を掴んで永遠くんの舌を齧る勢いでキスした。
「んぅッ、…ぁっ!」
無防備だった永遠くんの口からはたらりと唾液が溢れ、俺たちの口の間からは『じゅる』と音がする。その唾液を吸って、もっと深く舌を絡めながらキスを続けたら、永遠くんは立っていられなくなったのか足を震わせて俺の身体にしがみついてきた。
「ぁっ…、はぁ…、はぁ…、んっ」
呼吸を荒くしている永遠くんの勃起しているモノが俺の下半身に当たっていることに気付き、俺はそっと永遠くんの唇を解放して勝ち誇ったように笑う。
「あれ?永遠くん勃っちゃった?」
俺の言葉に永遠くんは、顔を火照らせた色っぽい表情をして、素直にこくりと頷いた。あまりに可愛くて、もっとドロドロに汚れるくらいになるまで永遠くんの身体を可愛がりたくてしょうがなくなってしまった。
永遠くんの部屋のベッドまで永遠くんを抱えて、俺はベッドの上に永遠くんを寝かせた。
またキスをしながら永遠くんの腰につけられたベルトを外しにかかる。そのあいだ永遠くんはもじっと足を動かしながら俺の腰にしがみついてきた。
「んん、っ…、ぁ…」
唇の隙間から漏れる永遠くんの息や、声に興奮する。ベルトの金具が外れ、ズボンとパンツをずらし、制服のシャツが邪魔でボタンを外そうと一旦キスをやめてボタンに両手を伸ばしたら、永遠くんはぽーっとした顔をして俺を見上げてきた。
「永遠くんすげええっちな顔してる。」
「…光星も人のこと言えへんで。いっつも俺ばっかりずるい、…光星も脱いで。」
永遠くんはそう言いながら俺のズボンのファスナーに手を伸ばし、下まで一気に下ろしてきた。次にシャツも脱がそうとしているのか、俺の制服のボタンに手を伸ばされる。
でも先に脱がしたいのは俺の方なので、永遠くんの上半身を裸にしてから俺も自分からシャツを脱いだ。
すると寝転びながら俺の腹をぺたぺたと触ってきた永遠くんが突然ガバッと身体を起こし、俺の乳首に『チュッ』と音を出して吸い付いてきた。
俺の身体に両手で触れながら、『チュッ、チュ』と何度も吸い付いつかれ、「あー」と声を出しながら舌先でクリクリと舐めてくるからそんな永遠くんの行動に興奮してしまい俺の下半身がもうやばい。
苦しくて、自分からベルトを外して、ズボンを少し下げたら、永遠くんがそんな俺の状態を察してか乳首をべろべろと舐めながら俺の下半身にも手を伸ばした。
パンツの中に納まっていたモノを取り出され、永遠くんの手で上下に擦られ、すでに先っぽから流れ始めてしまっていた汁が永遠くんの手を汚してしまう。
クチュ、クチュ、と音をさせながら触られてしまい、息を吐きながら快感に耐える。
「はぁ、」
気持ち良くて、苦しくて、声が漏れる俺をチラッと見上げ、俺の乳首を舐めながら永遠くんはにっこりと笑ってきた。
「きもちぃ?」
「…うん。」
永遠くんの問いかけに頷くと、永遠くんは俺の乳首から顔を離し、今度は下を向いて口を開け、俺の性器をぱくりと咥えた。
『チュ、ズズッ…』と音をさせながら吸われてしまい俺は思わず「んっ…!」と堪えきれない声が出る。
「はぁ、」と息を吐きながら一旦口から出されたと思ったら、今度は顔の向きを変え、横からペロペロと全体を舐められた。
「うお〜、光星のチンチンおっきいなぁ。」
永遠くんが俺のモノをまじまじと見つめながらそんなことを言うから、恥ずかしくなりながら見下ろしていたら、またチラッと俺を見上げてニッと笑ってきた永遠くんがパクッとしゃぶりつき、そろそろ俺は限界を迎えそうだ。
ズッ、ズズッ…と永遠くんの一生懸命俺のモノを咥える姿に、興奮し、俺の身体はふるふる震える。
「ン、…ハァ、…んっ…、ぁ!」
そして先っぽからドクドクと精液が溢れ出そうになる瞬間、永遠くんは顔を離してずっと俺のモノを握りながら、まじまじとそこを見つめていた。
「ハァ…、ハァ……」
「おーやったぁ、俺も光星イかせられた。」
無邪気な顔をして永遠くんはそんなことを言ってくるけど、ほっといてもイきそうになるのにそんなに喜ばれてもなぁ…と思いながらも俺は何も言わず、かわいい永遠くんの髪をよしよしと撫でた。
「気持ち良かった?」
「うん、良かった。」
「ほなまたしてあげるな。」
にこにこと嬉しそうに永遠くんがそう言ってくれるから、それじゃあお言葉に甘えようか。と、頷いておいたけど、ほんとは俺は永遠くんの中で、永遠くんと繋がりながら、永遠くんと一緒にイきたいなぁと思っている。
まあまだ、当分はお預けだろうか…。
永遠くんはどう思ってるんだろう。
永遠くんの気持ちが気になるけど、気長に待ちたいと思う。
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