友岡 航 [ 27/163 ]
るいと航女装デートからのラブホ女装エッチが読みたいですっ切実 より
◇ 登場人物
S&E:友岡 航 / 矢田 るい
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「うーわ。俺まじ可愛くね?」
「可 愛 い。」
頭にウィッグを取り付け、メイクを少々。
ふんわり柔らかいシルク素材のワンピースに、足にはストッキング。股間が締め付けられてちょっとキツイ。
るいの身長を越さないために、靴はぺったんこ。
完全にお遊びで女装をした俺はただの美女なため、るいの腕に両手を絡ませ、べったりとるいにくっついて、堂々とイチャイチャしながら外に出た。
「ねえるーいー、あたしパフェ食べたーい!ゲホ、ゴホ!!!」
「わたこちゃん大丈夫?」
「うんだいじょぉぶー。」
ちょっと無理をして高い声を出したら噎せたからこの声はやめよう。
るいが笑いながらチラリと俺を見るから、俺も半笑いで返事をした。
美女ぶってるくせに親父みたいに噎せてしまったから反省しつつ、気を取り直してるいの肩に頭を置いてみた。
すると、よしよし、と俺の頭を撫でるるい。
あまりのいちゃつきっぷりからか、背後から「リア充死ね。」って声がした。おまえが死ね。
「つーか彼女身長高くね?」
「どーせどっちもブスだろ、面見てやろうぜ。」
そんな会話と共に、背後から聞こえる足音が近づいてくる。
スッと俺たちの横を通過しようとした男2人組が、その会話通りにチラ、と俺たちの方へ視線を向けてきて、無言で前を向いた。
「………やば、彼氏イケメンすぎる、まじ死ねよ。」
「彼女も美人だった、まじ死ね。」
いや、だからおまえらが死ね。
ベー、と男2人組の背後に向って中指を立てた。
「こらこら、わたこちゃん下品だからやめなさい?」
「えへへ〜、ごめ〜んちゃい!」
あ、今のセリフはちょっといてえな。やめやめ。よし、これからクール系女子を目指そう。
腕を絡めるのをやめ、るいの手に指を絡める。
ちょっとストッキングが苦しくて股間に手が伸びてしまいそうになり、慌てて手を退けた。
なにがクール系女子を目指そうだ、クール系女子は股間なんか触んねえよ。多分。
「なあるい、ストッキングちょっと脱ぎたい…」
足をモゾモゾしながらコソッとるいに告げれば、るいはにっこり満面の笑みを俺に向けてきた。
「もお〜、しょうがないなぁわたこちゃんはぁ〜。」
そしてるいは俺の肩に腕を回し、俺の耳元でそれはもう甘い、とても甘い声で、囁いた。
「ラブホ行こっか。」
そんな甘いるいの誘いに、俺の身体はゾクゾク震えた。
「…うん、……行く。」
………と、女装おデートを少々書いてみました⊂( ˆoˆ )⊃ 続きは…R-18になりそうなので…また…機会があれば(こっそり)書こうと思います…!!!
それでは!
投票ありがとうございましたー!
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