お前らと飲むのも悪くない
神創系譜男子会(完結)

※かなり久しぶりなので再確認ですが、皆様酔ってらっしゃいます。
パロディ、お下品要素たっぷりなんでお気をつけクダサイ。



〜神創系譜男子会最終章〜






皆さんの酔いどれ度
★★★★★★★★


レオン
「ぶっちゃけ〜俺は青春時代を軍属に捧げたわけなんで、もうちょっとこうなんていうか甘いラブロマンス的なものがあってもいいんじゃないデスかね〜? なんて言うんデス? こう……駄目デスよ、俺みたいなオジサンはやめときナサイって言ってみたい」

ハギリ
言われたい! 大人しそうなお嬢ちゃんに「私……大人になりますからぁ!」(裏声)って言われたい!」

ヒル
「お前たちはそんなことを考えているのか」

レオン
「年がら年中リリスティア陛下の衣装に悶々としている君に言われたくないデス」

クルヴェイグ
「ですが、聖痕竜の考えには同意できますね。あの方の衣装はまるでこちらを誘っているようなものばかりです。戦うことを前提としていませんよねえ?」

弥一
「夜と戦うためだって……!」(親指を立てつつ)

クルヴェイグ
「フハハーーーン! まさにその通りですねえ!!」

ヒル
「毎晩苦戦ばかりさ……」

シグルド
「やめろおおお! リリムはまだそんなん……そんな……ない! 相手がお前とかない!!!」(ッダーーン)

ヒル
「お前がそう言うのならそうなんだろう。お前ん中ではな。

レオン
「ヒル君って最近ネット見すぎだと思うんデスよ」


アルフレッド
「いけないよシグルド……リリムは手に入らなくても、人類は、いや君は魔法を手に入れたじゃないか……! 偉大な魔法使いだよ……?

シグルド
「俺は魔法使いじゃありません!」


「魔法使いとはなんだ……? 魔導師か」

弥一
「いい年まで経験がない奴のことすよ」

ライザー
「もっと濁して言えよ……」

弥一
「あっ……(察し) すみませんライザー卿。まじすんません……」

ライザー
「俺に謝んな! ちげえよ!!」

ジークフリード
「ごめんライザー……」

ライザー
「お前まで謝んな! ちげえって!!」

マリーツァ
「そんなくだらない話しかないのか貴様らは! もっと国を担うものとしてする話題があろう!」

シグルド
「たとえば……?」

マリーツァ
「エンジェル係数とか!」
※エンゲル係数

弥一
「やべえ……世闇にすげえ天使いる……すげえ天使、すげえのいる……俺の天使アメリ姫……!

マノク
「天使……有翼人なんぞいたかのう……」

シウバ
「最近捕らえた」

カイム
「許さん」

アルフレッド
「天使か……逆に人間の足が生えた鳥だったら欲しい気もするけどね

バロン
「作りますか?」

シグルド
「(うちの国は色々駄目だ……)」

ヒル
「リリスティア陛下が可愛すぎて意味が分からない。なんなんだろうな……天使だったからか……」

クルヴェイグ
「リリスティア陛下はちょっと意味分からないですよね……あんなわがままボディーなのにあのお顔。大人びているかと思えば浅はかで、天使ですねえ」

ヒル
「たぶん俺のために降臨した天使」

クルヴェイグ
「たぶん私のために降臨した天使」


(ガシャーーーン)


ライザー
「同じこと言ってるくせに喧嘩してんじゃねえよ!!」

マリーツァ
「うわあああああん! そうじゃないのだあああ!!」

セロ
「相手が悪すぎますマリーツァ様……」

ジェモリアス
「ねえねえ、ところで俺、ひとつ気になったことがあるんだけどいい?」

ヒル
「どうされましたか?」

ジェモリアス
「ん、いやーさ、リュシアナにさ、すごく大きいレストランあるだろ? あそこって美味しい?」

アルフレッド
「大きなレストランはありすぎて分からないなあ。もう少し詳しく教えてもらえるかい?」

クルヴェイグ
「そもそも貴方のレベルでの大きいだと分かりにくいですねえ」

ジェモリアス
「っせえな黙ってろ」

シグルド
(こ、声が変わった……)

レオン
「じぇ、ジェモリアス殿下はリュシアナ観光もなさったことがあるんデスねえ」

ジェモリアス
「俺わりとあちこち行くの好きだからね」

マリーツァ
「最初会った時は浮浪者かと思ったぞ」

マノク
「リュシアナにも行っておったとはのう」

ジェモリアス
「だいぶ前だけどな。で、話戻すけど、リュシアナの首都の大通りに、見栄えの良いレストランがあったんだ。入りたかったんだけど、特に昼食の時間ってわけでもなかったから」

シグルド
「……俺の屋敷(実家)のある地区ですかね。ほら、白い教会を曲がった向こうにある……」

アルフレッド
君の実家、そんなとこにあるんだね?

シグルド
仮にも伯爵家の屋敷なんで覚えておいてください

バロン
「我が国のレストランがそんなに素晴らしかったのか! じゃろうな、商業に於いても陛下は国からの援助を惜しみなくされてる故、発展は留まることを知ら」

ジェモリアス
いいえ。 そうじゃなくて、働いてる店員さんが全員女の子でさ、露出度の多い鎧つけてたんだけど、何あれ? レストランだよね?」

ウェラー
「ろ、露出が多いのに鎧とはこれいかに」

レイム
「あー、セイレさんが着てるやつみたいなやつッスね?

ジェモリアス
「そうそう。窓から見てたらさ、店員の割りにがさつな感じの多くて、なんだろうそういうコンセプトなのかなって思って気になったんだ」

レオン
「それって……」


(全員でアルフレッドを凝視)


アルフレッド
「…………」

シグルド
「…………陛下…………」

バロン
「陛下……こ、今期の予算で妙に商業施設への国家的投資が多いと思っておったのですが……」

アルフレッド
「……違うよ?」

バロン
「で、ですよなあ!」

シグルド
「そ、そうですよね! まさかそんな私欲的な目的なんて……」

アルフレッド
「アストレイアがいない今、新たな希望は必要だと思うんだ

シグルド
「あんたの希望かよ!!!」

アルフレッド
「……へえ?」






〜シグルドさんが精神的に追い詰められ始めたのでしばらくお待ちください〜






ジークフリード
「……シグルド、大丈夫……?」

シグルド
「うう……大丈夫……。我慢してるのは俺だけじゃないから……屋台で一緒になったあの竜騎士君のメルアド聞いておけばよかった……」

ジークフリード
「誰のことさ」


ライザー
「……いいよな〜色んな国行けて(ボソッ)」

カイム
「クッ、お前は他国へ行く事などままならぬだろうからな」

ライザー
「あんだよ。独り言聞いてんじゃねえよ」

カイム
「随分大きな声だったからな」

ライザー
「そんなでけえ声出してねえだろ!?」


「…………弥一、何を書き留めているんだ?」

弥一
「いや久世ちゃんとちーやん(千歳縁)がネタに困ってるって言うから……」

セロ
「……あ、バロンさんが寝てる……」

アルフレッド
「寝るのはかまわないけど、私にもたれかかるのはどうかと思うんだ」

シグルド
「だからといって俺の膝にそっと乗せるのはやめてもらえませんか……」

アルフレッド
「微笑ましいね……わが国の幹部は本当に仲が良いから嬉しいよ」

マリーツァ
「(無言で動くなと命令しおった……)」

ヒル
「しかし、皆割りと酒に強いな」

ウェラー
「そこの竜の男などは弱そうに見えるのだが、そうではないのだな」

レイム
「俺ッスか? 酔うまで飲んだことはそうないッスね〜」

マノク
「おっ! 言うのう! じゃあここらで一発……」

弥一
「レッツゴーレイム! イケイケゴーゴー!!!」

レイム
「ハッ!?」

ハギリ
「レッツゴーレイム! イケイケゴーゴー!!!」

レイム
「ええっ!?」

ライザー
「レッツゴーレイム! イケイケゴーゴー!!!www」

レイム
「ちょっ……何スかその大きな樽!?」

レオン
「レッツゴーレイム! イケイケゴーゴー!!! フウウウウウウ!!!!」

レイム
「無理無理無理無理無理!!!! その前に俺こんな大きいの持てないッス!」

マノク
「レッツゴーレイム! イケイケゴーゴーじゃあああ!!!」

レイム
「うわああああタユラハルの武力行使!!」

シグルド
「最近ストレスが酷くてさ……レッツゴーレイム!イケイケゴーゴー!!!

レイム
「シグルドさん眼が怖いッスーーー!!!」

カイム
「さて……これでもう動けないがどうする……?」(竜の王様による羽交い絞め)

レイム
「こんな時だけアクティブに協力するのよくないッス!!」

シウバ
「レッツゴーレイム! 貴様の中の竜(おとこ)を見せるのだな……!」

レイム
「バリトンボイスで決め台詞みたいに言われてもおおおおお!!!!」

ヒル
「さあ、最後まで飲みほすんだ……」

レイム
「そ、む、無理っ……、ぐ、ぎゃあああああああああ!!!!







マリーツァ
「……酒をほとんど空にしおった……」

ジェモリアス
「男子会って楽しいな。またやろうか」

セロ
「次はヴァイスとリュシアナだけでやってください……」




END



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