Monology | ナノ


第9話【電撃旋回虫 バリネード】
2024/02/03(Sat)18:37
時オカの女子キャラの中ではルト姫推しなので、彼女が時さんを好きになっていく過程は多めに、丁寧に書きたいなと思ってました。

正味、ルト姫の時さんへの好意って吊り橋効果+思い出補正によるものだとは思っています。
小さい頃はめちゃくちゃイケメンに見えてたけど、大人になって再会してみたら「あれ…?そうでもない…?」って思ってそうだなって。
絶対にゾーラとハイリア人の美の基準って違うじゃないですか。
個人的に、ゾーラの美醜とかって鰭の大きさとか鱗の煌めき具合とかで決まってたら人外っぽくて良いよな〜とも。
美の基準も価値観も生き方も違えば、そもそも同じ生き物じゃない。
それでも七年間一途に想い続けた。
切っ掛けはどうあれ、何もかもゾーラからかけ離れた男を、それでも本気で愛することができる健気なお人だったんだろうなって。
それもまた時さんの心の励みにもなったんだろうなとも思ってます。

で、時さんも夢主に告白しましたね。
そしてフラれましたね。
自分とは異なる生き物を好きになったって図はルト姫と同じだけど、時さんの方がより悲惨な構図です。
人間から見れば夢主って理屈の通じないエイリアンだと思うし、夢主から見た人間も言葉の通じない動物です。
ただ夢主は子供たちに嫌われることが嫌なので、精一杯人間のフリを頑張ってるだけなんです。
彼女を分かり易く例えると「感情があって、兼つ人間に好意的なキュゥべえみたいなもの」だなとこの間気付きました。
夢ヒロインの例えに用いるキャラクターかよ。
最悪すぎる。

COMMENT(0)

戻る

/>
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -