Garden


玩具屋「恢籠」


参加者


GM.ひぃらり
PL.るふらか/白樹海里
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GM:【×××】
GM:【STOP】
GM:それでは、時間ですので「玩具屋「恢籠」」セッションを始めさせていただきます。
よろしくお願いいたします!
白樹:よろしくお願いします!
GM:【Abyss】
GM:……鈍く響く機械音、振動にあなたは目を開けます。
目を開いた先にあるのは、固く閉ざされた無機質な扉。
どうやらここは、エレベーターの中のようです。
階に止まるボタン等はなく、ただあなたは運ばれるまま、下へ下へと降りてゆく。
行動したいことがあれば、ロールをどうぞ!
白樹:「……?」 とりあえずキョロキョロしている。ここは…
GM:どこまで降りていくのか、電工板には回数すら表示されていません。
また、あなたの他に人もおらず。静かな機械音だけが響いています。
GM:【STOP】
白樹:「…」 なんとなく天井を見上げている
GM:…しばらくそうしていれば振動音がやみ、軽い浮遊感。
どうやら目的地へと着いたようで、扉がゆっくりと開く。
開いた先には真っ赤な絨毯が敷かれた踊り場と、一つの豪華な扉があります。
白樹:ためらいなく降りますね。そっちの天井も見上げてみる
GM:天井から仄かな照明が踊り場を照らしている。
白樹:「…」 ここはどこだろう…
白樹:とりあえず、扉をあけたりひらいたりしてみよう
GM:どこの扉だ
白樹:豪華なほう(?)
GM:白樹さんが、少し重たい扉を開くと、ふわりと優しい花の香りが流れ出してくる。そして、
GM:「「「いらっしゃいませ」」」
GM:【Welcome】
GM:怪しく、淫靡な雰囲気を漂わせる広い空間。
並べられた『玩具』や洋服、装飾品の数々。
通路の左右に並ぶのは、あなたに向けて頭をたれている6人の少年少女達。
通路中央にはゴシック調の服を纏った少年が真っ直ぐあなたを見つめ、出迎える。
まるで人形のように整った容姿のその少年は、白樹さんを見てふ、と笑みをこぼし口を開いた。
店主:「玩具屋『恢籠』へようこそ、客人よ」
少年は長い睫毛を少し伏せて、そう口にする。
白樹:声に少し肩を固くする。「……『恢籠』ですか。玩具屋。」 周囲を注視してみる
GM:店に並んでいるのは、それこそ子供用の玩具から所謂大人な『玩具』まで。様々なものが揃っています。
サイズが比較的小さめのドレスや男性ものの衣装、装飾品などもあるようですね。
しかし、不思議なことに「人形」は一体も見つかりません。
店主:「そう、玩具屋だ。玩具を専門に取り扱っているよ」
白樹:「……失礼します。あの、あなたは?」 室内に入ったぜ 
白樹:なるほど みたいな顔をしている。
店主:「私の名前はセナ。この店を…取り仕切っているもの、とでもいっておこうか」
彼は白樹さんの質問に面白そうに、目を細める。
見た目にそぐわない雰囲気をまとっているような、気がするでしょうね。
白樹:「セナさん、頭取のかたでしたか。はじめまして、自分は白樹といいます。あの、ここは一体…どこなんでしょうか。」お店の名前とかではなく。気付いたらエレベーターに乗ってたんだよ って言ってみる
セナ:頭取(新鮮な表現
白樹:とうどり
セナ:とうどり
セナ:「エレベーターに足を留めたのなら、此処に用があったんじゃないのかい」 
「此処は深い、深い地の底にある。地表の光も届かない程の地下にある場所だよ」 ふふ、と笑う。
「偶然迷い込んでしまったにせよ、自ら足を運んだにせよ、気が向くままに見ていくといいよ。
先を急ぐ時でもないだろう」 説明が欲しいものがあったのなら、私に尋ねてくれ、と彼は言います。
白樹:「(地下か…)」 脱出が難しそうだな みたいな顔をしている
セナ:エレベーターは一方通行です(笑顔
白樹:「説明、ですか……」 きょろ…きょろ…あっ… 「……彼らは?」 手を向けてみる
白樹:(察し)
セナ:「ああ、それらはこの店の『人形』だよ」
少年は通路脇に大人しく立ち並んでいる少年少女達を一瞥して、告げる。
「…もし、気になる人形がいるのであれば、説明も」 そう言って、くすりと笑います。
白樹:「人形…?」 目を細める 「…はい、お願いします。どういうものなんでしよう。」 注視と精神分析をかける お人形に
GM:人形と言われた者たちはただ黙って綺麗に立ち並んでいるね。
皆見目美しくただ黙っていれば人形と見間違いそうだが、
人間じみているとはっきり感じるだろう、
それは個々に自意識や個性というものを抱いているように見えるせいだろうか。
セナ:それでは、少女人形から説明を。
セナ:Annabelle アナベル
緩くウェーブがかった金の髪に
マンダリン・ガーネットをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
どこか眠そうに細められた眼が印象的である。
年齢は10歳程の少女。
セナ:Cäcilia ツェツィーリア
珊瑚のような美しい桃色の髪に
パープル・サファイアをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
憂いを帯びた、追憶の表情が印象的である。
年齢は14歳程の少女。
セナ:7  なな
新緑が芽生える黄緑色の髪に、
ピンク・フルオーライトをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
ベリーショートの髪型と猫目が印象的である。
年齢は18歳程の少女。
セナ:そして、少年人形。
セナ:Christhard クリストハルト
藤の花のような淡い紫色の髪に
キャッツ・アイをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
くすりとも笑みを浮かべない顔が印象的である。
年齢は10歳程の少年。
セナ:Pico ピコ
霞んだ白雲が映る水面のような水色と白色を抱いた髪に
めのうをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
人を小馬鹿にしたような笑みと甘く細められた瞳が印象的である。
年齢は14歳程の少年。
セナ:書留 (かきとめ)
漆黒のさらりとした髪に
ヘマタイト原石をはめ込んだかのような美しい目を持つ。
ジッと見つめていれば飲み込まれていきそうな程の光のない瞳が印象的である。
年齢は18歳程の少年。
セナ:以上、六体が現在展示されているようですね。
白樹:「…紹介ありがとうございます。それで、この方がた…その『人形』とはどういったものなんですか?」 ついでに聞き耳とセナさんに精神分析かけてみよう
セナ:聞き耳 声音は常に落ち着いていて、感情の高ぶり等は感じられない。
精神分析 自動失敗です。
白樹:わあお
セナ:「人形は、人形さ。それ以上のものはない」
「君は、ぬいぐるみを手に持って、それがどういうものなのか、尋ねるのかい?」 ちょっと意地悪げに笑った
「君が、何をもって『人形』とするか。君が決めるのかもしれないね。想うように接してみるといい」
「先ほど紹介した中に、もし気になる人形がいたのなら、奥へ連れてお行き。立ち話もなんだろう」
セナはそういって、店の奥の二人掛けのテーブルを指差します。
白樹:「…わかりました。」
白樹:「色々質問しておいて、すみません。今更ですが、自分相手では商売にならないと思います。なにせ、金銭的な対価をなにも持っていないので」 少し申し訳なさそうに軽く頭を下げる。さて…
セナ:「ああ、そういえば、『値段』のことを伝えていなかったね」
「もし人形が欲しくなったのであれば、その人形が望んでいる何かを、その子にくれてやるといいよ。
くれてやったものがそのまま、その人形の『価値』になるから」
「それは金銭かもしれない、物かもしれない、もしくは君に望む心や願いかもしれない。
きっと人形によって、ほしいものが異なるだろう」
白樹:「…?」 不思議そうな顔をしている
白樹:「それは…どうやってあなたに還元されるんですか」
セナ:「私には、何も」 得はないよ
白樹:「…」
白樹:「失礼しました。」 頭を下げる。 そうしたら、じゃあパッと顔を上げて、ピコたんに近寄ってみよう
GM:君より少し低い背の彼に近づけば、彼は君に視線を合わせるだろう。
白樹:「…はじめまして。少し、お話よろしいですか。」 では、右手を出して
ピコ:「…私でよければ、喜んで」 手を取って、席までご案内
白樹:よーしついてくぞ
GM:二人が席につけば、セナが紅茶を運んできてくれるでしょう。
砂糖とはちみつを置いて、…ごゆっくり。
白樹:「…ピコさん、で 宜しかったですか。自分は白樹です。…あなたのことを、教えてください。」
白樹:白樹は姿勢正しく椅子に座って真っ直ぐ見つめている。
ピコ:「初めまして、白樹さん。仰られた通り、私はピコと申します」
楽な空気を纏い、それでも姿勢正しく貴方に返す。
「私の事、ですか。白樹さんは、私のプロフィールが知りたい、ということでよろしいでしょうか?」 にこ
白樹:「ええ、是非。」
ピコ:「分かりました」 楽しげに、くすりと笑う
「名はピコ。歳は14程。サイズは156cm、体重は設定されておりません。
見目は見ての通り。好きなものは特になし、趣味は…賭け事です」
そういって、綺麗な笑みを浮かべる。
笑えば、少女じみているようにも感じるかもしれない
どどんとふ:「」がログインしました。
白樹:「ギャンブルですか。それは、また…」 ふむ
白樹:「特に、こういったものを好むなど、ございますか?」
ピコ:「嗚呼、勘違いはなさらないでください。
金銭を絡ませるような無粋なものではありません」 はは
「誰もが持ちうる、”奇跡”に焦がれているんです」
白樹:「奇跡、ですか」
白樹:「…自分にはあまり馴染みのないものです。賭け事における奇跡というのは、そんなに胸を熱くするようなものなんですか?」 素直に聞いてみよう
ピコ:「何でもいいんですよ。ただ、日常を惰性に生きている中で、
一番目にする事が多かったのが”それ”だっただけのこと。…例えば」
ふにゃ、と笑って彼は何かを取り出す。
手の平を開けば、少し古ぼけた黒と白の…サイコロ。
「サイコロなら、貴方にも分かり易いでしょう」
白樹:「…」 目を瞬かせて、手元をじっと見ている
ピコ:「サイコロを5回振ったとして、
…そうですね、"5回とも全て6が出る"。
そんな事が、現実に有りうると思いますか?」
白樹:「…、…いいえ。」
白樹:「そんなこと…あるんですか?」
ピコ:「ええ、私は一度だけその”奇跡”を見ました」
「ありえない事を現実にしてくれる、手に入らないものが手の内に入ってきたような。魔法のような”奇跡”を」
「それが昔も現在も私の希望であり、私の望みです」
ピコ:「…例えその”奇跡”が。
只のイカサマであろうと、本当に悪魔じみた奇跡であろうとも」
「私はそれを見せてくれることを望みます」
「白樹さんが私を持ち帰りたい、と願うのであればですけどね」 (*´ω`*)
白樹:「…え、あ」 そうだった みたいな顔をしやがる
白樹:「…、それが『対価』ですか。」 コホン と咳を入れた。
ピコ:「はい」 真摯に頷く
「私の望みは、他の誰よりも、分かり易いものだと思います」
白樹:「…話していただいて、ありがとうございます。あなたのことが、少しわかったような気がします。……自分はあまり器用ではありません。ですから」 ダイスを求める
白樹:「…一度だけ。」
ピコ:「はい、どうぞ」 サイコロを渡す
白樹:「すみません。」 うけとった   では
白樹:1d6 一度だけ
DiceBot : (1D6) → 6
白樹:1d6 賭けてみたい
DiceBot : (1D6) → 6
白樹:1d6 初めてだもの
DiceBot : (1D6) → 4
ピコ:すごい今ドキドキした
白樹:「……ああ。」
白樹:「…とても、残念です。」
ピコ:「……」 「ええ、残念」 ふにゃ
サイコロを受け取るよ。
「挑戦は、何度でも受けますよ。
気が向いたら、またどうぞお願い致します」
「…もたないものは、何度やっても同じかもしれませんが」 目を細めて、感慨深く
白樹:「ええ。ありがとう。あたたかい海のような目のひと」 では、あちらまで送ろう。
ピコ:「……」 ぱちくり。
「はい」 送られるー
白樹:では、次は…
白樹:では、スッと近づこう
白樹:「…あなたは、7さんですね。…どうか、少しだけお話を」 見上げて、お手を
7:「こんにちは、お兄さん。もちろん喜んで」
にまっと笑うと八重歯が見える、その少女は小さく手を振ってあなたに挨拶を返します。
そうして、貴方の手を取りテーブルへ。
白樹:では彼女のために椅子を引こう。それから座ろうな。
7:「おや、ありがとうね」 よいせ
白樹:「…では、はじめまして、7さん。自分は白樹と申します。…あなたのことが知りたいです。教えていただけますか。」 相変わらず 真っ直ぐ見つめている
7:「あたしは7よ。数字のななで7。よろしくね」
「ねえ、なんであたしとお話しようと思ったの?聞かせてよ」 機嫌はよさそう。
白樹:「、」 目をぱちくり 「…少し、懐かしさを感じたので。なぜかは、自分もわかりません。…すみません、こんな理由で。」
7:「へぇ、誰かに似てたのかな。
ちょっときついにゃんこ眼だから、あたし気にしてるんだけど」
そう言って、自分の目元をにゅーっとつまむ。
7:「あたしのこと知りたいって言ってもなぁ。ねえ、何が知りたいの?」 首かしげ
白樹:「どうでしょう、なにせ、昔の記憶がほとんど無いもので。…自分は、チャーミングといいますか、あの、素敵だと思います。」 動作を見てから そう言うよ。少し目線をななめに向けて。
7:「わ、ありがと。嬉しいな」 にまっと八重歯がのぞく。
白樹:「…、…いえ。」
白樹:コホンと一息、「…ええと、ですね。その…7さんはお好きな物とか、ご趣味ですとか、ございますか?」
7:「何かお見合いしてるみたいに硬いねぇ」 ははは
「そうだねぇ、あたしは『幻想的だったり神秘的なもの』が好きかな?そーいうの好きなの。所謂おとぎ話の魔法道具みたいな?」
「本でも見たことがないような、珍しいものだったら尚良し!」
白樹:「素敵です。自分にはあまり縁のないものですが、考えるのは、楽しいですね。」
7:縁がない(?
白樹:? 首元見て 白樹さん
7:「あら、そーなの。
それじゃあ次見せてもらえるの期待しちゃおうかな。なんてね!」 るんるん
白樹:「そうですね、」 頷いている 「特にどのようなものが好き、とかはございますか?」
7:「うーん、あたし馬鹿だからわかりやすいやつが好きかな」
「杖向けたら炎がばーんと出るとか、掲げればバリアが出るとか。
それでいて珍しいやつだったら尚良し!」 こいつ難しい事言ってるぞ
白樹:「成る程。」 うなずいた
白樹:「今の自分には、やっぱり応えられそうにないです。…すみません。」 不甲斐なさそうな顔をしている
7:「いーのいーの、そう簡単にないものだからほしいんだし」
「それじゃあね、ばっははーい」 
お手てふりふりして、彼女は勝手に元のところまで戻っていってしまうでしょう
白樹:「また、なにか手に入れば見せに参ります。……また。」 軽く会釈して、自分もそっち行こう
GM:てこてこ
白樹:じゃあ…じゃあ…
白樹:チェツィ たま
白樹:「…失礼いたします。お付き合い願えますか。」 近寄って話しかけてみよう
ツェツィーリア:ツェツィーリアはあなたと眼があうと、少し首を傾けて柔く微笑んできます。
「…わたくしでお気に召せば」
白樹:「是非とも。」 では、席までいこう
ツェツィーリア:しず、と指先だけを乗せて淑やかにエスコートされるでしょう。
白樹:椅子を引いてあげよう。 ではお話だ
ツェツィーリア:スカートをひいてそのまま座った。
お礼がないぞ……
白樹:「ツェツィーリアさん、自分は白樹です。どうぞお見知りおきを。…あなたのことが知りたくてお声がけ致しました。」
白樹:「どうか、お教え願えますか。」
ツェツィーリア:「ご挨拶が遅れました。白樹さん。わたくしは、ツェツィーリアと申します」
小首を軽く傾けてご挨拶を。
「わたくしの、どのような事柄をお教え差し上げれば宜しいでしょうか?」
白樹:「好きなことや、自信のあること。趣味のものや、日頃のことなど、お聞きしたく存じます。」
ツェツィーリア:「……」 少し考えている様子
「…申し訳ありません。
わたくしは、好きな事も、自信のある事も、趣味も思いつく事が出来ませんでした。
わたくしの日常は…ただ、わたくしを迎えにきて頂くお人をお待ちする日々ですわ」
ツェツィーリア:「白樹さんの事も、お聞かせ頂けませんか?」 少しだけ眉を下げて、申し訳なさそうに微笑んだ
白樹:「それは…すみません。」謝罪するように頭を下げる 「自分のことでよければ。」
白樹:「なにか聞きたいことなど、ございますか?」
ツェツィーリア:黙って小首をかしげた。
「…白樹さんの、好きなことや、自信のあること。
趣味のものや、日頃のことなど、お聞きしたいですわ」
白樹:「好きなことは…そうですね、静かなところで本を読んだり、あとは勉強をするのも好きです。自信と言うまででも無いですが、事務的なことは得意ですね。趣味は…」
白樹:「……、いえ。そうですね。日頃は人に、仕えていた…ような気がします。最近は大きな木の上の家で、色んな方々と共同生活をしております。」
白樹:「……簡単にまとめるとこんなところです。面白みはあまりないですね…」 申し訳ない、
ツェツィーリア:「いいえ、いいえ。わたくしよりも、沢山のものをお持ちのようで…とても羨ましく、嬉しく思います」
少し目を細めて、どこか懐かしむような顔をした。
白樹:「嬉しく…そうですか。それは、良かったです。」 なんとなく精神分析かけてみよう
ツェツィーリア:ふむ、そうだな。
あなたを通して誰かを思い出しているような、そんな様子を感じるかもしれない。
ただ、その追想にはっきりとした様子は感じられないな。
白樹:「…ツェツィーリアさんは、ずっとここに?」 おみせ
ツェツィーリア:「…ええ。外の事は、あまり覚えていなくて」 少し言葉を濁した
「……あまり、以前の事を多く覚えてはおりませんの。
他の人形達も、きっと皆さんが。
好きなものや、憧れていた事、…強い想い、そんなものばかりが残っていて」 
他は、殆どなくしてしまいました。
そう、彼女は悲しげに微笑んだ。
白樹:「…そうなんですか。それは…、…悲しいことですが」
白樹:「これからあたらしいこと、よいことで、それを埋められると…よいですね、なくなった場所を埋めるのは、難しいかもしれませんけれど」
ツェツィーリア:「…はい」 そっと諦めたように目を伏せた
「塗り替えて下さる人が、現れることを祈って」
白樹:「……」
白樹:「あなたには、なにが残っているんですか。」
白樹:「昔のこと、今のあなたには。」
ツェツィーリア:「…」 「…初めての、恋の残響のみが」 
泣きそうな顔で、彼女は美しく微笑んだ。
白樹:「……」 しばし見つめて、下を向く
白樹:「……自分に、何ができるでしょうか。その想いのことはよく、わかりません。」
白樹:「悔しいです」
ツェツィーリア:「…ただ、忘れさせてくれるだけでいいんです。
それはもう、只の残響に過ぎない現実なのに、
すがってしまう自分自身が口惜しいだけなのですから」 若いね
白樹:「…だったら」
白樹:「だったら自分と、一緒に。 その想いのことはわかりません。だけど…思い出さないように。」
白樹:「ずっと思い出さないように、あなたのそばで語りましょう。まだ、空っぽなら、二人で色んなものを見に行きましょう」
白樹:「覆い隠して、見えないように。…どうか、俺と一緒に」
白樹:真っ直ぐ見つめて、手を差し出して
ツェツィーリア:その言葉に、少し驚いたように、彼女は白い手を口元へとやるだろう。
そうして、少しの無言のあと。彼女はこう口にしました。
「……」
「白樹さんは、わたくしにキスをすることが出来ますか?」
白樹:「、…」 不意をつかれたように黙る、唇をきゅっと引き結んでいる
白樹:「……俺は…」
白樹:「……」 意を決したように、頬に手を当てて。彼女に唇を寄せる
ツェツィーリア:…何処にですか?
白樹:「……」 触れない、震えているから
白樹:「……ごめん、なさい…」
白樹:「…いずれ、」 避けて、頬に軽く唇で触れます
ツェツィーリア:そっと目を閉じようとして、薄く開く。
そうして、触れ終えた貴方を手の平で遠ざけるでしょう。
「…いいえ、貴方はあの人と同じでないことをしてくれたのです。
貴方は、わたくしの唇にキスをせずに躊躇してくれた。その言葉どおりに」 
どこか悲しげながらも遠い目で微笑んだ。
「……そう、花を」
思いついたように、口ずさむ。
「花を、贈っていただけませんか」
「わたくしが摘んでも、枯れない花を」
白樹:「……花、を」
ツェツィーリア:「はい」 「…ついに、贈られなかった、花を」
白樹:「……」 自分の懐に、手を入れます。しゃらりと鎖の音がする。
白樹:小さな羽ペンのペンダント。するりと羽ペンを器用に手に持つ
白樹:キ とペン先で自分の指を傷付けて、彼女の手の甲へ。ちいさなちいさな、紅い印を
白樹:「上書きしてください。俺が今出来るのは、このくらい…」 右手の薬指に。紅い輪を。
白樹:「……ごめんなさい。たぶん一生、消えません。」
白樹:左手の甲の模様を指でさすって、 …少し不安そうに様子を見ている
ツェツィーリア:「…一生」
すり、とあなたの指の上から指を重ねて。
少しの沈黙と共に、彼女はその指ごと自身の唇へと動かした。
ち、という軽いリップ音。触れただけの柔らかな感触があなたの指先へ走る。
「謝らないで下さいな」 「謝らないで」
…いつの間にか、彼女は一筋だけ涙をこぼして微笑み、あなたを、見ていた。
「…お別れしましょう」
「………わたくしは、きっと、世界で一番幸せな娘でした」
その言葉は、誰に向けたものなのか。あなたには知る由もない。
「……」
「白樹さん」
ツェツィーリア:「あなたの花に、わたくしを染めて頂けますか」 
彼女は貴方へと、そう微笑んだ。
ツェツィーリア:一度瞳を閉じ、もう一度開いても、彼女は貴方を見ていた。
白樹:「……海里って、呼んでください。」 少し頬を染めて、そう返す。 返事のように、紅い印に指を絡めた
ツェツィーリア:「…はい、海里さん」 答えるように指を重ねた
白樹:「……」 照れたように顔をそらして、彼女の手を引いてホールに向かう
セナ:白樹さんがツェツィーリアの手を引き、
セナの元へ行くと、セナは何処か安心したように微笑みます。
「…その子に、決めたんだね」
白樹:「……はい。」
セナ:「わかった、人形は包むかい?」
セナはそう言って、白樹さんを手招きます。
向かった場所はたくさんの衣装がかけられた一スペース。
「好きな『包み紙』を選んでお行き。新しいものの方が、その子も喜ぶだろう」
どうぞ、お好きなお洋服を着せていってあげてください。
白樹:では、ノースリーブのふんわりとした深い夜空のようなレースドレスに、薄い黒のカーディガン、桃色のパンプスを
セナ:あらかわいい
セナ:セナは白樹さんが選んだ服を見て、愛らしいね、と一度頷き了承します。
「人形をカスタマイズしたくなったら、またきなさい。今度は金銭的価値のあるものと引換になるけれど」
「髪、眼、洋服、装飾品…君の好みのままに合わせることもできる。
ただし、人形の心だけは変えられないから嫌われないように注意することだ」
白樹:「…ええ、ありがとうございます。」
セナ:「…いいや、礼を言うべきなのは此方の方さ」
セナは店の外に繋がる扉へと、白樹さんとツェツィーリアを導きます。
「それでは、またのご来店を心待ちにしているよ。客人」
胸に手を。
礼はせずに緩く微笑んで、店主はあなたを見送ります。
選ばれなかった人形達も並び、頭をたれて、あなたを送る。
白樹:「…あ、最後に、ひとつ。……どうして、ここを続けているんですか?」 ふりかえりざまに、少しだけ
セナ:「…誓いにも似た、”約束”だよ」 
彼はどことなく人ならざる笑顔で、そう笑った。
白樹:「……ありがとう、ございました。」
白樹:では、振り返らずに。彼女の手を握って。
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:……店の扉を開け外に出ると、そこは見慣れたあなたの部屋。
片腕には、大事そうに抱かれた紫色の眼の美しい人形が、
貴方がつけた消えない花を抱いたままに、幸せげな目であなたをじっと見つめていた。
GM:玩具屋「恢籠」お人形を見事お買い上げ成功です!!!!!お疲れ様でした!!!!!
白樹:しにます
GM:生きて!!!!!!!!!!!!!!!!(水をかけながら
GM:この大胆中学生め!!!!!!!!!!!!可愛いか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
白樹:つらいです     おつかれさまです
白樹:白樹さんがわるい!!!!!!!!!
GM:かわいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
GM:BBS立てておいたヾ(´ω`*ヾ)効果はもうちょいまってね!
後は自由解散でっす!!!!!
白樹:はい!!!!!ありがとうございました!!!!!!!
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