Garden


マリオネット寓話_TP


参加者


GM.ひよにし屋
PL.ひぃらり/東堂紫音
--------------------

GM:それではインスタント「マリオネット寓話」TPを始めさせていただきます。よろしくお願いします。
紫音?:よろしくお願い致します!
GM:【-開幕前-】
GM:朝が来て、貴方は枕元に本があることに気付きました。
無地の表紙で、大きな分厚い本です。
GM:RPどうぞ
紫音?:おや、また知らない内にものが増えてるぞ、って顔して興味深そうに本を開くだろう。
GM:本の中に目を通せば、文字を認識するよりも早く眠気に襲われます。
文字の海に倒れ込んだ所で、意識が途切れるでしょう。
指先に題名が触れても、貴方はこれを認識できませんでした。
GM:『マリオネット寓話』
GM:・
GM:・
GM:・
GM:夢を漂うように、貴方はこの時だけ記憶が蘇る。
曖昧に、あるいははっきり、貴方は深層心理のままに思い出すだろう。
どちらでも構わないが、束の間が終われば消えてしまうものである。
GM:まずは、自分の中で『最初の親』とはどんな相手だったか。
紫音?:んっ
紫音?:………………………。
紫音?:最初の親は、「ロキ」、そして「椿」。
自分の親は、後にも先にも、彼等しかいないだろう。
紫音?:水色の髪、水色の眼、天真爛漫でお間抜けな、まるで違う世界の人のようだった女性。
自分を造った人。誰にも理解されなくとも、自分をしっかりと持っていた人。
紫音?:赤色の髪、翠色の眼、常に優しげな眼差しをたたえていて、初めて自分を見てくれた男性。
自分の好きな人。誰かの為に、その全てを投げうって尚、笑っていた人。
GM:続いて蘇ったのは、自分の『幼少時代』。
紫音?:沢山の花に囲まれていたっけな。花園の中の研究所。
勝手に後ろを着いてくる片割れと、広い研究所の中を彼方此方走り回っていた。
外には出して貰えなかった。嫌なものも、沢山見た。
毎日一度は薬を飲んでいた、注射じゃ、痕が残るから嫌でしょ、って。
何に置いても自分より先を行く、片割れが羨ましかった、嫉妬していた。
手の中のものを全部取られてしまうんじゃないかって。
だから、片割れより先を行こうと。無理をしてでも。
GM:次に思い出したのは、自身の『ターニングポイント』、あるいは『大きなショック』。
紫音?:…………、……。
椿が、自分の、せいで、死……?
……、…いや、思い返せば……これは、ショックな、事だった、だろうか…?
…いや、ショック、だった、うん、でも、
…………………、……。
何にしても、ターニングポイントでは、あった、だろう。
GM:最後に、『今』だ。拠点で過ごす日々の事。
紫音?:………”帰りたくない”。ただ、それだけ。
GM:目覚めるように意識が浮上する。今の出来事も忘れてしまうだろう。
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:0.prologue
GM:そこは足元すら分からない闇だった。床はあるようだが、その正体は見えない。
少しでも動けば、貴方の四肢が、首が、枷に繋がれていることに気付くだろう。
紫音?:「………おや、」 悪い気はしない
枷を引っ張ってみようかな。壊せそう?
GM:引っ張るだけじゃ無理だけど、魔法だったらいけるかもしれない。
紫音?:周囲に自分以外誰かいそうな気配とかはある?
紫音?:正直拘束されているこの状態も悪くねえなとか思ってる!!!!!!!!!!
GM:はい!!!!!!!
GM:枷を見ていると、近くからくつくつと声がする。
GM:「良い格好だな」
紫音?:「僕もそう思うよ」 「悪い気はしない」 
声の方に顔を向けて、ふ、と笑う。
「君の趣味かな?」
GM:何故かその姿は見えない。それでも、そちらから声がすることには変わりない。
GM:「ああ、私の趣味だ」
GM:「初めまして、私は判断者」
紫音:「いい趣味だ、判断者」 その自己紹介でくるかーーーー
「初めまして、僕は…そうだな、”紫音”だ。よろしく」
GM:「ふ、そうか」くつくつと笑う。
GM:「話を始めようか」
紫音:「ああ、是非」
GM:「ある大衆の一人でしかない人間が、こんなことを言っていた。
『物語とは、人生を影響し合うものだ。
読んで、書いて、そうして進めば、新たな物事がやってくる』」
GM:一拍置いて、まるで、貴方に問うような言葉が投げかけられる。
GM:「"君の物語は、つまらないものかい?"」
紫音:「作者が、”自分の物語”をつまらないと言うわけにはいかないだろう?」
YESともNOとも言わないよ。
GM:「それもまた一興」
GM:指を鳴らす音が聞こえたと思えば、どの鎖も一斉に切れて落ちた。
一本も掠めることなく、貴方は自由になる。
紫音:あ”ー(ちょっと残念
GM:「戻りたければ行動を起こすことだな、自身の選択で」
GM:最後に一つ言い残して、男は消えてしまう。
GM:「私は読み手であり、判断者だ。故に私は"最終になる"」
GM:……周りは変わることなく闇が広がっている。貴方は何をしようか。
紫音:そうだな。
まずは闇の中を歩きだそうか、目的の場所は決めずに。
GM:あなたはただ、闇の中を歩いていった。
GM:・
GM:・
GM:・
GM:1.the weak
GM:そこはカラフルなおもちゃ箱のようだった。
GM:天井には折り紙のモビールが揺れ、
空と綿雲を象った壁紙やブロックマットが空間を包み込む。
マットの上には大きな積み木が転がり、いくつもの人形やぬいぐるみが見え隠れしていた。
ベビーベットや絵本だらけの本棚は、安らかに時を過ごしている。
向こう側にある、上が丸くなったペンキ仕立ての扉も開くことはない。
GM:モビールに紛れた糸が引かれ、人形が次々と起き上がる。
マリオネットのようにかくかくと、それらは意思を見せ始めた。
GM:「だいじょうぶかい?」
GM:「だいじょうぶよ」
GM:「いい、いちにちだ」
GM:「しあわせね」
GM:「ああ、しあわせだ」
GM:穏やかで幸せそうな恋人、あるいは夫婦の会話。
そんなものがあちらこちらのマリオネットから聞こえてくる。
穏やかに笑い合う、そんな二人の世界達。
GM:言葉はやまない。貴方も部屋の中にいるが、ただそれを聞いている。
物の間を通ることもできそうだ、何をしようか。
紫音:「ほう」 
少し興味深そうにして、近くの適当なマリオネットにでも話しかけてみようかな。
「やぁ、こんにちは。良い一日だね」
GM:マリオネットは応える。
「こんにちは、素敵な一日ね。貴方もどう?」
玩具のポットを持ち上げて、カタカタと笑う。勿論ポットに紅茶は入っていないだろう。
紫音:「おや、お構いなく」 ふふ、と笑って遠慮する
「君たちはこの場所の先には何かあるか、知っているかい?」
GM:「そうね……未来じゃないかしら?」
「彼女にそっくりな子供も、きっと大きくなる」
GM:「楽しみね」
「楽しみだ」
紫音:「成程。それじゃあ、なおさら僕は先を行かなくちゃあ」
「言葉を交わしてくれてありがとう、良い日を」
彼等に軽く手をあげて、この場所よりもっと先へ向かってみようかな。
GM:ドアは行く手を阻まない。貴方は先へ進んで行く。
GM:・
GM:・
GM:・
GM:2.foolish
GM:歩けど歩けど、花園の中だった。
GM:道を進み続けても景色は変わらない。
道を外れることもできそうだが、それでも花は果てもなく咲き誇っている。
マリオネット:「こまったねー……」
GM:そう言ったのは貴方の隣にいる、片割れに似た小さなマリオネットだった。
マリオネットと話をすることも、歩き続けることも、
可能性にかけてみることもできるだろう。貴方達は何をしようか。
紫音:「………」 
少し驚いたように、マリオネットを見た。
いつの間に、と小さく声が漏れたかもしれない。
「…君は?」 話しかけてみよう。きっと、彼女なら、そうする。
マリオネット:「かぞくとわかれて、ひとりになっちゃったみたい」
GM:どこか、なんてことのない響きで言うマリオネット。
カタカタと手を動かし、花壇の一つを指す。
自分達よりも高い柵があり、その上に青年が一人座っていた。
紫音:青年
紫音:青年を見てみようかな…
男:「どうも」その声は闇の中で聞いたものだった。
男:「貴方達に一つ提案だ。
このまま歩いても希望が見えないと思うのなら、どちらか一人を私の手で助けよう。
どちらでもいい、森から脱出させてやるぞ。どうする?」
男:×森 ○花園
紫音:「君、そんなところに座ってお尻は痛くならないかい?」 
高いところが好きなのかな…、って少し微笑ましく見ている。
「…そうだな、一度試させてはくれないか?二人で先へ行ってみるよ」
男:「心配は無用だ」くすくすと笑う。
「ああ、それもいいさ。貴方の時間なのだから」
紫音:「ありがとう」
マリオネットの手をとって、花園の先へと歩いて行ってみよう。
GM:貴方はマリオネットと一緒に歩く。
GM:温かな日差しが二人を導いていた。
GM:・
GM:・
GM:・
GM:3.cruel libretto
GM:鐘楼の最上階は、大きなベル達と美しい景色で溢れていた。
雲が沈黙する、赤い夕焼け空。大きな山に寄り添う、透き通った湖。
現実を忘れるほどの、自然で溢れていた。
足元をおろそかにして落ちないよう、最上階は柵が囲んである。
広いスペースの中央に螺旋階段への扉と柱があり、沢山のベルを支える役目も補っていた。
GM:様々なマリオネットが時を忘れて見惚れている、その中に貴方達も佇んでいる。
一緒に花園を歩いたマリオネットは、成年前まで成長していた。
マリオネット:「きれいな色だ」
GM:ベルはまだ音を鳴らさない。
紫音:「でも、音が無い」
「皆、言葉を無くしてしまったかのようだ」
GM:ふと、景色が闇に包まれていく。
視界から美しさを失い、どこか怯えているように見えるマリオネット達。
貴方も含め、皆の耳元に"声"が届いた。
GM:「私は今、死神の役割を引き受けている。よって、貴方達に告げよう。
"私は魂を迎えにきた、けれど、 景色の美しさにも心酔してしまった。"
"景色を取り戻したければ、私の見える所で死を起こしたまえ"」
GM:一転し、周囲は騒動に包まれた。
慌てて逃げる者ものもいれば、近くにいた者へと襲いかかる者もいる。
紫音:「……、」 何処か興味深そうにそれを見ている。
「見えるだけのものが、そんなにいいのだろうか」
騒動が収まるのを待つかなぁ、自分に火の粉が降りかかるなら払うけれど。
GM:降りかかります。
GM:マリオネットの一人が、とっさに貴方へ銃を向けた。
紫音:デスヨネー
紫音:敵意に視線を向けて、先制できるのなら火炎弾でも放とうかな。
GM:ではそのままプチ戦闘処理。紫音ちゃん→マリオネットです。
GM:火炎弾どうぞ!
紫音:1d3-1d3 火炎弾詠唱 以下省略できるかな?
DiceBot : (1D3-1D3) → 3[3]-2[2] → 1
紫音:できませんでした!
GM:辛い!!!!!!!!
GM:貴方の言葉の音は、少しすれば赤に届くのだろう。
GM:マリオネット!
GM:銃を打ってくる!
紫音:あざ笑うように見切る!!
GM:回数すら脅威としない、貴方はそれを容易く避けた!
GM:紫音ちゃんのターンッ!
紫音:火炎弾が使用可能になる。
が、手の中で炎を弄び、見せつけるだけで、マリオネットに向けて笑ってみせようかな。
会話RP行います。
「…いいのかな?
見ただろう、いくら玩具を撃ったとしても。
君は僕の脅威とは成りえないんだ。
このまま僕に敵意を向けるなら、他ならない、君自身がこの闇を晴らす灯火となるだろう」
「君は、自ら火に飛び込む、生贄の兎になるのかな?」 賢明な判断じゃないぜ
GM:+10で甘言を振ろう
GM:フラグではない(念)
紫音:お、おう(震え声
紫音:1d100<=90 あまいこえ
DiceBot : (1D100<=90) → 11 → 成功
GM:貴方の響きに跪くように、マリオネットが銃を下ろした。
相手にはもう戦闘意欲がないだろう。
紫音:火炎弾保持しながら事の成り行きを見守っていよう。
…と、思い出したように、傍らのマリオネットを見る。
「………(…君が君だったら、何時も真っ先に、こういう時、自分を捨てようとするのにね)」 言葉にはしないが。
GM:そうしている間に、別の場所で見知らぬマリオネットが犠牲になっただろう。
GM:美しい景色が戻ってくる。マリオネットはカタカタと喜び、同時に震えた。
GM:周囲のマリオネット達は言う。
GM:「"英雄だろうと、殺しは殺しだ"」
GM:扉が開き、警官の恰好をしたマリオネット達が加害者のマリオネットを連れて行く。
GM:彼らが去れば、自分もその扉を潜ることができるだろう。
何かを祝福するように、ベルが綺麗な音を奏で始めた。
紫音:「音だけは、綺麗だね」 
軽く眼を閉じ、景色に背を向けて。
その扉をくぐっていこう。
GM:シークレットダイス
GM:片割れに似たマリオネットも貴方について行く。
GM:二人は鐘楼を後にした。
GM:・
GM:・
GM:・
GM:4.conclusion
GM:頬に冷たい感触が触れ、貴方は目を覚ます。
石造りの狭い廊下は、貴方が横たわるだけでも精一杯だった。
足には三方の壁が触れているが、頭の先にはどうやら階段があるらしい。
その手の中には掌サイズのマリオネットがいた。
男:「起きろ」
紫音:「起きたよ」
GM:起き上がって気付くだろう、男が階段の上に座っていることを。
男:「結末といこうか。簡単だ、目的を見付けて実行するだけで良い。私は先に行っているぞ」
そう言って男は階段を上っていった。
紫音:やっぱ高いとこ好きなんだな(確信
身を起こして、自分も階段を登っていこうとするかな。
マリオネットを持ったまま。
GM:マリオネットと一緒に階段を上っていく。
GM:広く、静かな空間だ。
変わらない石造りの一室に辿り着くと、真っ先に一つの扉が目に付いた。
光が僅かに差し込んでいるだけで、他には何もないように見える。
紫音:扉あけてみよう。
GM:開かない▼
紫音:どうしようかな
紫音:「目的、だっけ」
「先へ進む事が僕の真意ではあるけれど。扉を開く事が、目的ではないだろうね」
手の中のマリオネットに眼を落としてみようか。
GM:マリオネットは動かないが、まるで光を見上げているようだ。
紫音:光…上を見上げてみる
GM:窓があることに気付く。人一人通るくらいなら余裕だろう。
だが、背伸びしても届かないほど高い場所にある。
紫音:ハルピュイア詠唱します。時間はたっぷりある。
GM:時間は貴方を邪魔できない。どうぞ!
紫音:腰の辺りから黒い翼が生える。
飛べはしないけど、跳べる。
窓へと手を伸ばしてみよう。
GM:その光に、窓に、手は届いた。ぶら下がる形で到達する。
紫音:窓は開けられそうかな?
GM:開けられそうだね。外に向かって開くだろう。
紫音:あけます!
GM:開くとそよ風が貴方とマリオネットを包んだ。美しい花園と鐘楼、小さな家に劇場が見える。
GM:くすり、と頭上から声が聞こえた。
男:「出口はこちらでいいと思うか?」
紫音:「行き着いた先が何処だろうと、構わないさ」
「高いところは好きだよ」 少し笑って返す。
男:「今度は迷ったりしないだろう、劇場で待っているぞ。好きな花があれば摘んでいっても構わない」
そう言い残し、男はまた消えた。
紫音:「忙しい男だな」 よっこいせ
紫音:シロツメクサはありますか…
GM:あった(*゚▽゚*)
紫音:摘んでく(*゚▽゚*)
GM:1d10本どうぞ
紫音:1d10 本
DiceBot : (1D10) → 7
紫音:…………
GM:指輪ぐらいなら作れそうだ、ブーケ風に持ってもいいかもしれない。
紫音:よつばのクローバーあるかな?(*゚▽゚*)
GM:10b100<=10をどうぞ
紫音:くっそwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
紫音:10b100<=10 るんたったー
DiceBot : (10B100<=10) → 41,52,44,7,26,82,8,17,64,80 → 成功数2
紫音:?
GM:めっちゃあった
GM:双子のような、寄り添う二つの四葉を見付けた!
紫音:んんんんんんんn
紫音:摘んで劇場にいきます…
GM:劇場の扉を開くと、光が貴方を迎えた。
GM:・
GM:・
GM:・
GM:【マリオネット寓話】
GM:硝子細工の美しい照明は、溢れんばかりの書庫を照らしている。
中央には黒いテーブルが置かれ、新品のような白いテーブルクロスがかけられていた。
その上に紅茶のポットとカップ、クッキーなどを揃え、二人分の椅子の片方に腰かけていたのはあの男だ。
男:「これで、本日の物語は終了だ」
男:「いらっしゃいませ、人生の書庫へ」
そう言って空いている方の椅子を叩く、座れということらしい。
紫音:「お招きありがとう」 しょうがねえな…座ってやんよ…
男:「珍しい者を観られるいい機会だった。"お姉さん"でいいのか?」
くすくすと笑って、カップの一つに紅茶を注ぎ、貴方にもいるかと尋ねてくる。
湯気から漂う香りは、恐らくアプリコットティーだろう。
リボンのティースプーンや薔薇の形をした角砂糖も揃えてあるが、彼の趣味なのだろうか。
紫音:「珍しいかな?」 好きに呼んでいいよ
紅茶も貰おう。
男:「ただの人間とは言えない、そのような存在。それもまた一興」
もう一つのカップにも紅茶を注ぐ。湯気が立つそれを貴方の前へ置いた。
紫音:「君もだろう?唯一じゃないのなら、特に珍しくも何ともないさ」
「数多の普遍も、一つずつ見れば、普遍に見えなくなるのかもしれないけれどね」 紅茶いただきます
男:「ああ、そうだな」くすくすと笑う。「そんな貴方は、物語をどう思っただろうか?」
男:「周囲を置いて未来へ進む、傍らの相手だけは連れ添った。
邪魔をするなら対処するが、それでも客観的でいることが多い」
「そんなマリオネットの寓話は、どうだっただろうか」
紫音:「どうだろう、自分が見たいものを感じていただけだよ。
マリオネットも、拒否せずに着いてきたというだけのこと。
歩いていく、それだけで、物語なんて、勝手に、いつの間にか終わってしまう」
「物語の後日談は、何時までも続けさせられるんだろう、と思うよ」 未来がある限り
「終わらない物語を読み解く読み手も、中々に大変だね」 紅茶を一口
男:「読み手も視野に入れるか?」笑いながらカップを持ち上げ、香りを楽しむ。
「物語が平淡でなくなるのなら、面白味を抱けるだろうさ」
男:「私は少し貴方が気になる」カップにキスを落として優美に紅茶を頂く。
「世界の中で、音もなく孤独になった時、一体貴方は何を選ぶのだろうか」
紫音:「飽きもせず、退屈もしないなら、それが読み手にとって一番だろうよ。
観測するものが誰もいなければ、それは物語にすら、なれやしないんだから。
君の存在には感謝しなくちゃあね」 そりゃあ視野に入れるさ。
「ふむ」
「前提条件からして、僕は其処にきちんと存在出来ているのかも危ういけれど。
そうだな、応えよう。
それは”死”と同義だけれど、僕はきっと、ただ、自身の思考の中で生き続けているよ」
紫音:「元々は、目に見える体なんて無かったんだから」
男:「始まりに戻るだけということか。では、もう一つだけ。
世界が敵に回ったら、貴方のような者はどうするのだろうか」
紫音:「抗うさ、僕が終わるその時まで。
用意されているものが間違った選択肢だけだとしてもね」
「自分の心地いい環境を造る、それが僕達の”生態”だから。無視すると居心地が悪いんだ」
男:「……ふっ」くつくつ、くつくつと嗤い出し、肩を震わせてカップを置く。
堪らないといった様子で立ち上がり、少しばかり青年らしい顔を見せる。
「判断者の立場はここまでだ」
「元は妨害の素質の方が先なんだ。いい物語を観せてくれたお礼に、一つ良い物を渡すとしよう」
男:「ここの本は読むと気が狂うぞ」釘を刺すように言い残し、扉の向こうへ行ってしまった。
紫音:「気が狂うの程度が欲しいなぁ…とうに狂っていた者が読んだらどうなるんだろう」
「”読むな”、と言わないところが狡い男だね」 さて……どうしようかな……
GM:少しばかりの空白だ、貴方を阻むものはないだろう。
紫音:choice[読む,読む,読む,読む,好奇のままに,別に狂っても支障は…,ある,ある,ない,読まない,うーん,読まない,読まない]
DiceBot : (CHOICE[読む,読む,読む,読む,好奇のままに,別に狂っても支障は…,ある,ある,ない,読まない,うーん,読まない,読まない]) → 読む
紫音:読むって
GM:シークレットダイス
GM:貴方が手に取ったのは、枕元で見た物よりも白に染まる本だった。
題名には『Zero box city』と書かれている。
GM:好奇心につられるまま、貴方は本を開けようとした。だが、不意に肩を叩かれる。
男:「いけない人だ」
紫音:めっちゃ読みてえええwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
男:「よりによってそれか。私が見ても怒られる代物だぞ」
「そんなに気が狂いたいのなら、"帰った時にあの本を読めばいい"」
紫音:「君は、この本以外の本を読んで”どうにか”なったのかい?」 開きはしないよ
杏様でも怒られるのか…
男:「私は別だ、"もう狂えてしまう立場じゃない"」閉まってから座るよう、促す。
「過去を改変していようと、全て記録として残っている。
そんな物を読んだら、普通の者なら耐え切れないらしいぞ」
紫音:「そう…、君のような者にも、”始まり”はあったんだったね」 本をきちんと閉まって席にもどるよ。
本は”世界”、という解釈で受け取っておこう。
男:その言葉には応えない。
「これを。開けてみたらいい」そう言って男はケースを貴方の前に置く。
紫音:開けるよー
GM:中には襟用のブローチが一つ入っていた。
小さくなければ本物かと思ってしまう程に、リアルな羽根だ。
男:「例え貴方であろうと、やはりこれが似合うのだろう」
男:「L'Oiseau bleu(青い鳥)死と生命の意味を持った、幸せに停まる存在」
紫音:「……………」 
「…、…そう思うか」 
少し言葉を停めそうになったが、小さくそう返すだろう。
男:「……」ふ、と判断者は笑むのみ。
男:「最後だ」そう言ってアンズの花の飴細工を一つ取り出す。
「これは不思議な花でな、"苦しみと引き換えに欲しいものが手に入る"」
男:「……と言ったら、貴方はどうする?」試してみてもいいぞ、と差し出した。
紫音:「…君、そんなに杏が好きなのかい?」 
少し身を乗り出して、飴細工を手に取り戸惑いもなく口の中に放る。
「答えは、そうだね。…”上等さ”」 噛み砕く
男:「ああ……私の名前は『杏』と言うんだ。今度は覚えていてくれよ」
貴方の噛み砕いた飴が反逆を行うように、一瞬にして眠気に襲われる。
それは物語の閉幕のようでもあり、最後に男が発した言葉が耳に残った。
GM:――。
GM:「"俺だって、ただの操り人形だ"」
GM:そうだろ、と振り向いた先には一人の少女。
青、紫、赤色のグラテーションを髪に彩る、不思議な存在がそこにいる。
GM:「現実という物語は、いつだって残酷だっただろう?
君だって例外じゃない、皆そういうものなんだ」
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:【停止】
GM:朝が来て、貴方は目を覚まします。
うっかり眠ってしまった後、夢の内容も忘れてしまう程に熟睡していたみたいですね。
貴方の枕元には沢山の物がある、見損ねてしまった本もそこに残っていました。
GM:その表紙に題名が書いてあることにも気付いたでしょう。
紫音?:少し眼を擦り、傍らの本に目を留める。
そうするのが当たり前だとでもいうように、本を開いてしまうでしょう。
GM:シークレットダイス
GM:傍らに置いてあったクローバーの幸運だろうか、妨害もなくそれを読めた。
全員がマリオネットの物語、エピローグは判断者を名乗る男との茶会で締め括られている。
『マリオネット寓話』――貴方の物語だ。
GM:読み終われば現実が待っている。
GM:「マリオネット寓話」クリアです!!!!!!!!!!おめでとうございます!!!!!!!!
紫音?:お疲れ様でしたぁあああああああ!!!!!!!!!!!!!!貴様ら!!!!!!!!!!!!!!!1
GM:貴様ら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
GM:報酬!
紫音?:いええええええええええ報酬!!!
GM:【うっかり流すのを忘れていた待機中BGM】
紫音?:くっそ
GM:marionette報酬 foolishのマリオネットと最後まで一緒だった
GM:【マリオネット】
貴方の手で踊るマリオネットの彼。
それは本物の人間ようで、しかし、それ以上に美しい。
精神対話で話が可能、まるでひと時の休息を楽しむように。

貴方が操れば、攻撃もできる。
マリオネットに合う服や武器があれば、扱えるだろう。
また、身代わりにもなれる。その時壊れてしまう。
GM:cruel libretto報酬 戦闘をし、どんな形であろうとも勝利をおさめた
GM:シークレットダイス
GM:SP20プレゼント
紫音?:やったぜ
GM:conclusion報酬 窓から脱出した時のその花
GM:ブーケと指輪どっちがいい?
紫音?:指輪で(指輪で
GM:【シロツメグサの指輪】
七つのシロツメグサから作られた指輪。
その花言葉で、セッション中一度ダイスが触れる。
期待値35の"幸運""約束""復讐"
成功すれば、それは貴方の元に。あるいは、対象一人の元に。
GM:【双子のクローバー】
寄り添う二つの四葉。
その花言葉で、セッション中一度ダイスが触れる。
期待値70の"希望""誠実""愛情""幸運"
成功すれば、それは貴方の元に。あるいは、対象一人の元に。
GM:杏からのプレゼント【L'Oiseau bleu】 BBSを待て!!!!!!!!!
紫音?:いえええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!
GM:そういや杏説明し忘れてら
男:「ペンを持つように摘まめば、羽ペンになる。羽根の根元だけをしっかり握れば、大きな翼となるだろう。
息を吹き替えると元の大きさに戻る」
紫音?:くっそwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
GM:飴細工本当の効果
紫音?:「全く忘れん坊なんだから」
GM:【杏飴細工】
食べるとたちまち睡眠に陥る。代わりに記憶を一つ思い出す。
該当記憶:自身の『操』あるいは『操り』に関する記憶の一部
GM:で、最後に本
紫音?:ワァアアア
GM:【マリオネット寓話】
この本を開けば、貴方が体験した内容の物語が読める。
登場人物は"全員"がマリオネットらしい。
エピローグは判断者を名乗る男との茶会で締め括られている。
-----
ダンジョンの中で読めば、1d100<=50の確率で「混乱」か「暴走」に陥る。
戦闘中「甘言」を成功させたとき、対象は1ターンかけてこの本を読んでしまうだろう。
自身が本の効果を使う時にも判定は起こる、失敗すればその時効果を扱えない。

現実という物語はいつだって残酷で、
登場人物はいつだってマリオネットのように操られているようなものだ。

本の作り手、貴方は傀儡師にもなれるだろう。
セッション中「ぬいぐるみ」や「人形」に対してスキルを使えば、補正がかかる。
また、それらの対象へ「洗脳」あるいは「甘言」や「説得」成功時、
自身の味方につけられるかもしれない。(GM裁量)

貴方が「ぬいぐるみ」や「人形」に対して刃物や火を使用した時、
対象が全て避けた場合のみ、1d100<=70の確立で次ターンまで動きを止められるだろう。
まるで糸が切れたように。

「ぬいぐるみ」や「人形」を応急手当やヒーリングで直せる。
また、+1d3の回復値を追加付与。
GM:報酬以上!
紫音?:やばいすごい 刹那ちゃんに使いてえな(ゲンドウポーズ
刹那:「お茶すウッ」
紫音?:もうwwwwwwwwwwwwwww
GM:はい!BBSが立ったら報告お願いします!自由解散!!!!!!!
GM:楽しかった
紫音?:あざます!!!!!!!楽しかった!!!!!!!!!!!!!お疲れ!!!!!ヾ(´ω`*ヾ)
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