Garden


Abstinentia


参加者


GM.みずゆき
PL.夕紀乃/ノア
PL.ひよにし屋/市閑要哉
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GM:それでは、インスタント「Abstinentia」を始めたいと思います。よろしくお願いします!
ノア:よろしくお願いします!
GM:【くろいゆめ】
GM:あなたは夢を見ていた。しかしその夢は何も見えなかった。真っ黒だ。
立っているのか座っているのか、そもそも浮いているのか、地に足をつけることができているのかさえ曖昧だ。
誰かが同じ空間にいるのかさえわからない。
GM:RPどうぞ!
ノア:「……」ぱちくり、としてから顔をしかめる。自分の姿は見える?見えない?
GM:かろうじて視認できそうですね。
ノア:なんだ、あの記憶の場面じゃないのか。と心の中で呟いて、ふあ、とあくびをしてから寝ようとします。どうせ夢だろーというのり。
GM:ノアくんゆるい。
ノア:どこかの精神ショタと違ってゆるい。
???:「やあ、良い夢だね」
GM:ふと、声が聞こえる。少女のものだろうか、しかしそれは少女と呼ぶには落ち着きすぎている。
ノア:ぱち、と目を開ける。「(知らない声だな)」むくり。
ノア:「いい夢ねぇ。確かによく眠れそうー。ってことで用が無いなら帰してくれないかなぁ。僕ねむいんだけどー?」
ここしばらく睡眠が足りてなかったのだ寝かせろとは心の声。
???:「おや、睡眠が足りていないのかい?」くすくす。
ノア:「わお、心を読まれたー?」くす、と笑う。
「そーそー、ここしばらく寝れてなかったんだよねぇ。ようやくちゃんと眠れるようになったんだから寝たいって思うのは"人間"として普通の欲求じゃないー?」寝ようと横になりますころーん。
???:「ふむ、用があるからこそ私は君を呼んでいるのだけどな。寝てしまうならそれでもいいけれど」
ノア:「んー……内容によっては起きないこともない」
???:「ここで言ってしまってはつまらないだろう。なに、別に変なことをしようということではないよ」
ノア:「ふぅん……」もっかいむくり。「ツマラナイのは嫌いだよぉ? 面白いことが待ってると期待しても?」くすくす。
???:「裏切らないよう努力しよう」こちらもくすりと笑う。
???:「そうだ、案内役に白いのを寄越すから、彼に色々聞くといい。大変気紛れだけどね」
ノア:「気まぐれねぇ。迷子にさせられなきゃいいやぁ」よいしょっと立ったつもり。
???:「ふふ、では、待っているよ」それだけ言うと、声は消えた。

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GM:【白黒の世界】
GM:・
GM:・・
GM:・・・
GM:気がつくと、道の向かい側に赤い目をした信号が立って、こちらを見ている。
周囲はほかに白と黒だけしかなく、その赤色が嫌に目につく。
ノア:「…………んー……」きょろり。周囲に幻視と聞き耳を。
GM:幻視 ▼
白線が等間隔を空けて反対側へ橋をかけている。どうやら横断歩道にいるようだ。
市街地なのだろうか、色がないのでよくわからない。ずっと見ていると目がおかしくなりそうだ。
GM:聞き耳 ▼
音は何も聴こえない。ほかに人や動物の気配もなければ、車などが通る気配もない。
天気や風の流れなどもわからない、ひどく殺風景だ。
ノア:「なんかこういうところに前も行った気がするけど……」赤信号ちらり。「色、あるなぁ……」違う場所かな、と結論付ける。
ノア:そのまま赤信号に幻視。
GM:幻視/信号 ▼
渡るな、と探索者を監視しているようにも思える。色が変わる気配はまだなさそう。
ノア:「…………」つまらなそうな顔をしている。
ノア:「(案内役が来るみたいだししばらく待つか)」スマホで風景の写真撮ってよ。ぱしゃり。
GM:ぱしゃり。
GM:シークレットダイス
GM:では、ノアさん。あなたが写真を撮っていると、いくつか紙飛行機が飛んできますね。
ノア:>いくつか<
GM:いくつか。
ノア:人が来たのかなーと思ってきょろきょろするんじゃないかな。ついでに紙飛行機てきとうなの1個拾おう。
GM:紙飛行機を手に入れた ▼
GM:あなたは視界に人影をとらえるでしょう。まだ紙飛行機を飛ばそうとしていますね。
ノア:それを見守りますね。
ノア:じーっ。
ノア:ということで人影に幻視を。
GM:>見守る<
ノア:えっ……だってちょっと面白い……(ってノアが)
GM:幻視 ▼
白髪の少年だ、見た目からすると少年だろうか。頭に貼紙がついている。髪と肌は真っ白く、目は真っ黒。
ノア:「(白いのってあれかなぁ)」じーっ。
ノア:choice[声をかける,面白いから眺めてる,この紙飛行機の造形は……!,飽きたので声をかける,面白いことが僕を待っている]
DiceBot : (CHOICE[声をかける,面白いから眺めてる,この紙飛行機の造形は……!,飽きたので声をかける,面白いことが僕を待っている]) → この紙飛行機の造形は……!
ノア:紙飛行機の折り目が綺麗で感心しています。
GM:そうしているうちにもうひとつ、紙飛行機が飛んできますね。
ノア:choice[声をかける,飽きたので声をかける,面白いことが僕を待っている]
DiceBot : (CHOICE[声をかける,飽きたので声をかける,面白いことが僕を待っている]) → 声をかける
ノア:さすがにかわいそうな気がしたのか声をかけます。
ノア:「おーい、君が案内役ー?」
GM:>>かわいそう<<
少年:飛ばした紙飛行機を目で追うこともせず、ノアくんに視線を向けます。
少年:「あ?あー。そーだね」
ノア:「じゃあ君が"白いの"だ。ねぇ白いの、僕はどこに案内されるのー?」
少年:「あいつがそう言ってたからって同じように呼ぶのやめてくんない?」
少年:「まあ、いいか。こっち」
ノア:「じゃあなんて呼べばいいのぉ?」案内されるなら着いていくよ。信号はどうなってるのだろう。
GM:信号は青になりましたね。渡れそうです。
ノア:渡って着いていこう
少年:「貼紙に書いてあるので呼ばれるのが普通」貼紙には、自粛、と書いてありますね。
ノア:「自粛? 日本語だよねぇ、日本人名にしては変なのー」
自粛:「本名じゃないから安心していいよ」そのまますたすたと歩いていく。
自粛:落ちていた紙飛行機はいつの間にかなくなっている。ノアくんが拾ったものはそのまま残っているね。
ノア:「ふぅん」着いていく。わお、あんびりーばぼー
ノア:「(どういう仕組みなんだろう)」ほー、と元いた場所を眺める。
自粛:「何?」
ノア:「ん? 別にぃ?」
自粛:「ふうん」
GM:少年は、大きな通りを進んでいく。
ノア:てってこ着いていく。
GM:ものや人の気配はほとんどない。が、自粛は誰かを探しているようにも感じるね。
ノア:「……行き先は決まってるんじゃないのぉ?」何を探してるんだろうという顔。
自粛:「決まってるよ。たださあ」
自粛:「別のところにもう一人いるらしいから、そいつも拾えって」
要哉:choice[落下してくる,立ってる]
DiceBot : (CHOICE[落下してくる,立ってる]) → 落下してくる
要哉:上から落ちてきます。
ノア:「へぇ、同じ所からスタートじゃないんだぁ。……って、」
自粛:「うっわめんどくさ」
ノア:さすがに視界に入るよね???
GM:入りますね。
自粛:choice[助ける,助けない,ノアくんに頼む,成り行き]
DiceBot : (CHOICE[助ける,助けない,ノアくんに頼む,成り行き]) → 成り行き
GM:成り行きとは。
ノア:choice[助ける,助けない,傍観する,自粛くんがなんとかするでしょ]
DiceBot : (CHOICE[助ける,助けない,傍観する,自粛くんがなんとかするでしょ]) → 助ける
要哉:>成り行き<
ノア:おう。
要哉:きた
ノア:どうする気だお前(スキル見つつ)
要哉:「わーーーーーーーーー(棒読み)」
要哉:ヒュルルル
ノア:GM,相談。『霧中水晶』の効果として「たとえ隠せる場所がなかったとしても、どんなものでも一つだけ隠すことができ、所有者が見せようとしない限りは見つからない。」ってのがあるんだけどこれで要哉くんを隠すあんどリリースは可能か否か。
ノア:※無茶ぶりという自覚はあります
GM:許可します
要哉:>した<
ノア:やったぜ。では跳躍(フレーバー)でキャッチしに行ってそのままの勢いで水晶の不思議パワーで隠(と書いてキャッチと読む)します。
GM:なまずの青年はシュルンと隠(キャッチさ)れました
ノア:そして着地(しゅたっ
ノア:「……なにやってるのさぁ、なまずボーイ」リリースします。出ておいでー。
要哉:リリース!
GM:リリースされました
要哉:「なんか声がまたしたと思ったら落ちてた」よっ
ノア:「……また?」ん、と眉根を寄せる。
ノア:「ヨウヤくんだっけ。君、ここに来たことあるのー?」
要哉:「見覚えがある気がする」視線を自粛さんに向ける
自粛:「なに、飛び降り自殺でもしたかったの?」
要哉:「違うしそれ以降はちょっと黙って」
要哉:自殺の事はあんまり知られたくないので口を手で塞ごうと頑張ります 手で(重要)
ノア:「?」不思議そうな顔をしている。
自粛:手で 身長差もないしきっとふさげます
要哉:「俺の欲は黙ってて」念押し
自粛:「……」
自粛:choice[黙ってる,はいはい,仕方ない,言ったとこでどうすんだ]
DiceBot : (CHOICE[黙ってる,はいはい,仕方ない,言ったとこでどうすんだ]) → はいはい
自粛:「はいはい、黙ってる黙ってる」(棒)
ノア:「……仲良しー?」
要哉:はー……と安心したように手を放す
要哉:「ない」
自粛:「仲良しに見える?」
要哉:「ない」
ノア:「ふぅん。でも顔見知りって程度には見えないねぇ」
ノア:まぁいっかーってしてます。
要哉:「で、これ何の途中?」
自粛:「あいつのとこ行く途中」
ノア:「案内されてるー」二人とちょっと距離がありそうだったから近寄ろう。
ノア:(近いと内緒話聞こえちゃうもんね)
要哉:「ふうん、じゃ、俺も案内してよ」
ノア:「面白いことがあるんでしょー?」まだー?ってしてる。
自粛:「はいはい、コッチデスヨー」
要哉:ついていきます
ノア:着いていくー
GM:では、一行はあらためて道を進んでいきますね
GM:通りからひとつ、少し細くなった道をしばらく歩くと、ビルに辿り着いた。
要哉:先進めよって一番後ろにいよう
ノア:よくわかんないけど自粛さんのあとに着いていく方針。
ノア:ビルはじーっと一応眺めるかな。幻視。
GM:幻視 ▼
何の変哲もないビルだったのだろうな、という感じだ。特に変わったようなところは見受けられない。例に漏れず、色はない。
GM:自粛は立ち止まらず、建物脇の階段に足をかける。そのまま上り始めるね。
ノア:着いていこう。てってこ。
要哉:その後をてっこてこ
GM:階段は上るたび、かんかんと音を立てる。いやに響くようにも感じる。
ノア:かんかん。
要哉:かんかんかん。
GM:そして上りきった先には
GM:ドアがひとつだけありました。
ノア:自粛くん待ちしてます。
自粛:>待たれた<
要哉:つられて待つ
ノア:開けないのー?という顔です。だって案内でしょう。中まで案内するものでしょう。って顔をしている。
要哉:というか開けろよって促してる
要哉:>>この二人<<
ノア:>>開けない<<
自粛:開けたくない顔。
ノア:なんでって顔。
要哉:親指でいいからさっさとしろってしている。
自粛:面倒くさい顔をしながらも開けます
ノア:わーい、という顔で中に入ろうとするかな。
要哉:行こう行こう
自粛:自粛は自発的に入ろうとせず、二人を見送っています
要哉:多分ノア君が入ったら入る、またこいつ入らないのかよという顔で。
ノア:つまらなそうに自粛さんを見やってから部屋の中を見渡すんじゃないかな。
GM:部屋の中は真っ白だね、その中に一人、少女が立っている。
GM:choice[ノアくん,よーやくん,本人]
DiceBot : (CHOICE[ノアくん,よーやくん,本人]) → 本人
ノア:本人。
要哉:本人
少女:「毎回思うのだけど、なんで君は素直に入ってくれないのかな」
少女:choice[ノアくん,よーやくん,強硬手段]
DiceBot : (CHOICE[ノアくん,よーやくん,強硬手段]) → ノアくん
少女:「では、そこの君」と、ノアくんに言いますね。「その白いのを捕まえて、部屋に入れてくれ」
ノア:指名きた。
ノア:「えー」面白くない、という顔をしつつ、がしっと掴んでそのまま引きずりこんで扉を閉めるという一連の行動をしようとします。
自粛:「ちょ、やめて」
要哉:汚したいなあって感じに部屋を見ている。
ノア:「理由による」ずるずる
少女:「汚してもいいよ」と笑んでいる。
自粛:「面倒だからに決まってんだろ離せ」抵抗するも引きずられている。
要哉:「お前らが血を出してくれるなら……ああ、今回は"もう一人"いたねえ」
ノア:「ツマラナイ理由だから却下」そのまま扉しめようとするよ、OK?
GM:許可します。
ノア:ぱたむ。
GM:自粛は完全にお部屋に入ってしまいました、無念。

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GM:【しろいへや】
GM:階段を上った先にあったのは真っ白な部屋。
廃墟とは思えないくらい綺麗にも感じるが、色がないためにそう思えるだけかもしれない。
部屋にいたのは、黒髪を二つに括った少女だ。
少女:「いらっしゃい、待っていたよ」声は、あの夢の中で聞いたものと同じだ。
ノア:「君が案内役を寄こした子かぁ」ふむ。少女をじーっと幻視するかな?
GM:幻視 ▼
「節制」と書かれた貼紙があるのと、纏う雰囲気以外は普通の学生のように見える。
真っ白な肌と真っ黒な髪。もし周りに色があれば、それを吸い取ってしまいそうな白色の目をしている。
また時折、白い紙が周囲を舞っているのが見える。異質なものであることは明らかだ。
ノア:ふーん、としている。そしてようやく思う。「……色少ないねぇ」肌色と紫(なまず)くらいしかぱっと眼につかない。
少女:「おや、色がないのは嫌いかな?」
ノア:「目がちかちかする。せめてグレー増やそうよぉ」眉根よせー。
要哉:「黒い方が落ち着く」黒い方がね
少女:「ふむ」
少女:ぱちんと指を鳴らす、すると、少しずつ中間色があらわれてくる。
ノア:「おー、目に優しい」
ノア:ぱちぱちってしてる。
要哉:「これはこれで……」落ち着かない。
少女:「赤や青を出すことはできないんだ、悪いね」
要哉:「一部でも?」
ノア:「信号は赤かったけどあれは別ー?」
少女:「あれは別だよ、追加で色を出すことはできない」
少女:「呼び出すということであれば、色のあるものは出せるけれど」
要哉:「ふうん、……」ここに色が出せそうな奴がいるなって顔してノア君を見ている
ノア:「なんでもありってわけじゃないんだねぇ」ナチュラルに[気配操作]を宣言状態に移行しとこう。本人は知ってか知らずか要哉君をするー……。
ノア:「で、用があるんでしょー?」わくわく、といったような表情を見せる。
節制:「そうだね、立ち話もなんだから、椅子でも出そうか」
要哉:こいつこんな奴だったんだっていうノリで見ている
ノア:正直拠点と顔違うかも。
節制:地面に程近い空間を指差すと、紙束がものの形に固まり、そして散らばる。黒いテーブルがひとつと、黒い椅子が人数分、姿を現した。
要哉:普通に座る、だって楽だもん。
ノア:おー、という顔をして、じっと見て、怪しくなければ座るかな。
GM:紙製ではなく、しっかりしたつくり。とても座り心地のいい椅子です。
ノア:ぽすんと座って脚でも組んでそうだ。
GM:二人が掛けたのを見て、自粛と節制も腰掛けます。
節制:「さて、では話をしようか。夢の中でも言ったかな、私は用があって、君をここへ呼んだんだよ」
節制:「マフラーの君は……はっは、面白そうだったから、つい呼んでしまった」
ノア:「適当だねぇ」
ノア:要哉君ちらっ
要哉:「何、今度は殺せばいい?」それしか頭にない奴
要哉:頬杖付きながら視線を返す
ノア:元気だなーの視線を送る。
節制:「それが君の欲ならばね」くすくすと笑う。
節制:「そう、簡単な話だよ。私に君の欲を見せてくれれば、それでいいんだ」と、ノアくんに。
ノア:「欲ー?」ふぅん、として「それがどう面白いことにつながるのぉ?」と。
節制:「私は色々な人の欲求が見てみたいんだ、欲というのは自分を突き動かす根本になるものだろう?」
ノア:「へぇ。それは随分と立派な知識欲で……ってところかなー?」にこにこ。
「それを教えて僕にメリットはあるのぉ?」笑ったままに真っ黒な目で見つめる。「答えになっていないよねぇ。それは"僕にとって"面白いことになる可能性があるのかなぁ?」
節制:「はっは、どうかな。では、君にとって面白いこととはどんなことだい?」
ノア:「さぁ、面白いことを分かっていたらツマラナイでしょー?」にこー。「なんてふんわり抽象的な答えじゃキリが無いけれど、少なくともこんな波風のたたない会話のために睡眠を二の次においたわけじゃないねぇ」
ノア:「まぁ、最悪面白くなくてもいいんだよぉ。ただ、メリットが見当たらないのになぜ、僕の欲を君に教えなければならないのさぁ?」
要哉:すげえベラベラ喋る奴だなって思ってる
ノア:せやな(せやな)
節制:「教えてくれたら、手助けをしてあげようかな、と思っていてね」
ノア:「手助けねぇ。くだらない内容ならお断りだけどー?」
節制:「それは君次第だ」
節制:「君は何をしたい?誰かを殺したい?助けたい?何かを捨てたい?手に入れたい?」
節制:「それとも、何もしたくない?」
ノア:「…………」はぁ、と溜息をついた。「生きたい」
ノア:「満足したー?」はぁ、とあきれたような顔をしている。
要哉:ピク、
要哉:「……」
節制:「随分簡潔で大きな欲求だね、驚いたよ」
要哉:「死を感じる時ほど大きく生きたいって思うもんじゃない?」諦めない奴、だがその言い分はまるで"知っている"かのよう
ノア:「欲なんてそんなものでしょー? 複雑で、支離滅裂で、あれもこれもとあっても、まとめれば一言になる」>節制ちゃん
ノア:「ん? あぁ、そうだねぇ」要哉君に目を向ける。「"だから"思うんだよ」
ノア:にっこり。
要哉:「……」
要哉:「じゃ、殺り合うか」
ノア:「わぁ、大胆。その発想は予想してなかったかもー? 理由は効かせてもらえるのかなぁ」
要哉:「いやだって、死を感じた方が生きたいって思うんでしょ?で、俺は殺したいでしょ?一方的に殺ってもいいけどさっき却下されたし」持っている武器を手元でぶんぶん振っている
ノア:「現在進行形で死を感じてるってのにこれ以上とか勘弁願いたいんだけどー?」
要哉:「ぎりぎりで生きていた方が凄いって」
要哉:「興奮が」
ノア:「僕はやだね」べーっ。
自粛:うわこいつうっわ、といった顔で要哉くんを見ている。
ノア:「被虐趣味は無いんだよぉ」
節制:「私はどちらでも構わないよ、君たちの好きにしたまえ」
要哉:「生死の要求って被虐加虐に入んの?」
ノア:「僕殺されにきたわけじゃないんだけど」まがお。
ノア:殺し合いも面倒だし殺されるのも嫌だねってしてる。
要哉:「でも帰れなくなるのはもっと嫌なんだけど」真顔返し
ノア:「えっ、死なないと帰れないのー?」
ノア:うっわ最悪、と思わず言葉にする。
要哉:「つーより、欲を満たしたら?」
節制:「死なないと帰れないわけではないよ」ふふ
要哉:「お前以外殺せる奴いないんだよ」と言っていきなり節制ちゃんにGillesを投げます。
要哉:もちろん刃物じゃ
節制:投げられた
要哉:説明しない派だから……
要哉:言葉では
ノア:「はぁ?」意味分からない、としているけどその様子を見てあー、と薄々察したらしい。
節制:「おやおや……まったく仕様のない青年だ」向かってくる刃を避けようともしない。
GM:刃は確実に、節制を傷つける、はずだった。刺さろうとしたその瞬間に、彼女は白い紙の束に変わる。
ノア:「おぉ……」すごーい、と眺めている。
要哉:「ほうら」そう呟いた声はどこか低く、その瞳は何よりも暗い色を宿す。
GM:そして。数秒もしないうちに、その紙の束は元の場所に集まり、また彼女の形を作る。
GM:手には投げられたGillesを持っているね。
節制:「はっは、青年、次は誰にしようか」どこか楽しそうに、くすりと笑う。
節制:「まあ、こんなふうにやりたいこと、したいことをしてくれればいいよ」ノアくんに。
要哉:「ていうかこれも"欲見せ"になんの?」かーえーしーてーと手をぶんぶんと振っている
ノア:「えー。僕、無事に帰れればいいだけなんだけど」めんどくさっという顔。
節制:「少し足りないけれどね」要哉くんにGillesをお返し。
ノア:「欲を満たすねぇ……」どうしろと、という顔をしている。
節制:「忘れたい、思い出したい、こういったものも欲として扱おう」
要哉:「忘れ……」
ノア:「はぁ? 思い出したいものこそ山ほどあれど忘れたいものなんて、……」「…………………………あー……それさぁ、余分な記憶を忘れることもできるのー?」
節制:「」
節制:「あくまで一時的に預かるような形にはなってしまうけれど、君が望むのなら」
ノア:「じゃあそれで」即決。
ノア:「アイツの記憶が"僕"にあったってどうしようもないしどうにもならない。というより気持ち悪い」うえーという顔。
節制:「いいだろう。それにあたって少し苦しい思いをさせてしまうことにはなるが、構わないかな?」
節制:※少しの範疇に収まるわけではない
ノア:「死なないならいいよー?」この先ずっと気持ち悪いままなのよりはましって顔してる。
要哉:「じゃあ俺もそれで。……これ、内容言わなきゃいけない?」
節制:「そうだねえ、君たちのアタマの中までは覗けないから、吐き出してもらうことにはなるね」
要哉:「……」「……"惨殺事件"」「"言葉を発すこともできずに死を拒絶した"、"あの日の真実"を」
ノア:「アイツの記憶が僕の中にあることがそもそもおかしいんだ……暴露したって恨まれる筋合いはないよね」ふぅ、と息を吐く。
ノア:「人外"ノノ"が"消された"そのときの記憶と感情を」
節制:「では、各々で吐いてもらうとしよう」
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