Garden


水面少女


参加者


GM.ひよにし屋
PL.吉丸/歴木 艮
--------------------

GM:それではインスタント「水面少女」TPをはじめます、よろしくお願いします
歴木 艮:よろしくおねがいしますー
GM:森か、拠点の近くか、それとも一番初めに目を覚ました所か。
何にせよ、貴方は今空の下にいるだろう。
GM:RPどうぞ
歴木 艮:なんで外出たんだっけ・・・?と思い出しながら空を見ます。 天気はどんな感じですか?
GM:曇ってますね。……おや、
GM:ふと、雨が降ってくる。
GM:このままだと貴方は濡れてしまう。
歴木 艮:傘さします
歴木 艮:雨合羽も着ます
GM:用意周到だ
歴木 艮:艮だからできるこの用意
歴木 艮:というかデフォルトだ
歴木 艮:カッパきて傘さしたまま濡れだした地面をまた歩きます
歴木 艮:てくてくびちょびちょ
GM:貴方は拠点近くの森にいたのでしょう。
そのまま奥へ進んで行く。
GM:雨粒が光る木々に囲まれ、貴方を待つように小屋が一つ建っている。
初めて見るその小屋は、雨の中にただ晒されていた。
歴木 艮:傘を閉じてかっぱのフードを被って、
歴木 艮:小屋をこんこんとノックしてみます。「こんなとこに・・・小屋・・・?」と思いながら
GM:ノックしても応答はないが、鍵は開いているようだ。
歴木 艮:静かにゆっくり覗けるだけ開けますよ
歴木 艮:そして幻視をぐるっと小屋内部にするよ
GM:中は一つの部屋のようになっている。
物が溢れて少し狭く、何故か机や壺が多いように思えた。
壁には棚が並び、沢山の瓶や本が整頓されている。
また、場所を問わず、所々で紙がピンで留められている。
人はいないようだ。
GM:また、視線を向けると色が浮かぶ。灰、水、青、藍、紫。物によってそれは違う。
歴木 艮:入ります。スっと
GM:お邪魔します。すんなりと入れました。
歴木 艮:寒色だなぁと思いながらきょろきょろ
GM:周囲、
棚は壁の全てを埋め尽くしている訳ではなく、所々に隙間がある。
そこには窓や引き出しがあり、コンパスのペンダントが一つかけられていた。
中から覗く窓は曇っておらず、雨天を映し出している。
歴木 艮:窓や引き出しも気になるけど、開けるよりまずコンパスのペンダントに触り、裏がえしたりして幻視を行う
GM:コンパスはペンダントになっているらしい。
先の丸い針の足やくるりと回すつまみの部分、
細かい装飾などは全て丈夫な石でできている。
幻視を通せば、ふと、同じ拠点に住むノアの顔が脳裏に浮かんだ気がした。
歴木 艮:飴好きの
GM:そう飴好きの
歴木 艮:「???」なんで今?と思いながら、コンパスの針を少しいじる。
???:「それはね、貰った物だよ」
GM:少女の声がして、扉の閉まる音が続く。
歴木 艮:ビクッとして振り返ります
歴木 艮:「あ、えと・・・勝手にごめんなさい・・・」
GM:そこにいたのは藍色をまとった少女。
長い髪は波のようにウェーブを描き、Aラインのドレスと共に揺れている。
雫のように丸い瞳を瞬かせ、貴方の姿を認めた。
外から来た彼女は傘を持っていた素振りもないのに、何故か濡れていない。
???:「いいよ、濡れて……はいないみたいだね。傘とか邪魔だったら空いている場所にかけておいていいよ」
歴木 艮:濡れてないな、と思って少女の全身に幻視、「あ、傘濡れたまま持ち歩いちゃってた・・・」と気づく
水面少女:少女、
髪が、服が、水面のように揺らめいていることに気付くだろう。
また、光に当たれば水色を宿し、陰に入れば徐々に青みが深くなっていく。
歴木 艮:「傘は、手から離れると落ち着かないんだ・・・」ってコンパクトに直しつつ持ち直す。
歴木 艮:「(水みたい・・・)」ちょっとじっと見ちゃうかもしれない
???:「水気は家に吸い込ませたらいいよ、水が好きな家なんだ」
???:貴方の視線に反応して、少女は言葉を続ける。
???:「私は――様々な名前と姿がある。
今は皆(みな)から名前を取って、"すいめん""みなも"と名乗ろうか」
水面少女:「いらっしゃい、迷い子よ」
GM:【水面少女】
歴木 艮:迷い子、と言われて視線が泳ぐ。
水面少女:「残念ながら、"よくあること"なの。飲み物を入れるけど貴方は何がいいかな?」
歴木 艮:散々迷って出したのは「こんにちは・・・」と「名前は、歴木、艮です」と名乗ります
歴木 艮:「お構いなく…」
歴木 艮:傘についた水滴をとんとんと床に落としてぽりぽりほっぺかいてる
水面少女:きょとんとしてから、どこか考える素振り。
「艮ね。なら、気紛れで奢るよ。それならいいでしょ」
GM:水は何故か床に浸透し、そのまま消えていった。
歴木 艮:うなずいて「ありがとう」って返す
GM:少女は片付いている机に近付く。
その途中、引き寄せられるように椅子が二つやってきて、定位置に留まった。
空中を漂ってきたポットは、少女の手に納まり湯気を上らせる。
GM:貴方に座るよう促しながら、指で机を叩けば、カップがそこに出現した。
歴木 艮:座ります。つぎつぎ出現したり漂ってくるものを見ながらそれを目で追ったり少女に目を止めたりしてる
歴木 艮:「おれは、お客さんで、いいの・・・?勝手に、来ちゃったのに・・・?」
水面少女:「いいよ、貴方はそれで。そして、迷い子を導くのが私の役目」
そういって入れてくれたのはストレートティーだ。
少女がポットを置けば、角砂糖やティースプーンも現れる。
水面少女:少女も椅子に座り、ゆっくりと角砂糖を二つ自分のカップに入れていく。
歴木 艮:「いただきます、」紅茶をのんでほっとする。砂糖は二個入れた。甘くないとのめないこども舌
水面少女:「ここは沢山の物の中に『悪夢』もあるから、取り込まれないようにね。
それで、君は最近不安定なことがあったりするのかな」
少女が紅茶に息を吹きかけると、水面が靡いた。
歴木 艮:「え・・?」カップをおいた拍子にスプーンを床に落とす
歴木 艮:「急に、・・。ええと・・・・・・・・・す、すこし」多分不思議と言っちゃうんだろう
水面少女:「そういう人が来やすいんだよね。
そうだな……私、ずっとこの空間にいるの。土産話みたいに色々聞かせてくれたら嬉しいな。
見てきた事、不思議な事、困ってしまった事、色々」
少女がその細い人差し指を空中に向けて上げる。
応えるように上がってきたスプーンは消え失せ、代わりのスプーンが艮さんの目の前に出現した。
歴木 艮:「おれの話はつまらないから、」って荷物ぎゅってする。
歴木 艮:「それでも、いい・・・?」
水面少女:「いいよ。貴方がここに来てくれたことも、色がついたみたいに嬉しいよ」一瞬、小さく笑った。
歴木 艮:なんの話したらいいんだろうか
GM:拠点でのことでもいいし、メインは蘇った記憶のことかな
歴木 艮:「ええと・・・おれ、最近まで自分の名前と年齢あたりしか覚えてなくて、」
歴木 艮:記憶のこととねー、思い通りにいかないことについての話かなー
水面少女:「記憶喪失?」
歴木 艮:「それでもあまり不自由もないくらい楽しかったんだ。・・・うん、そう。周りの人もそんな人が多かった」
水面少女:「不思議な世界だね、記憶は戻らないままなのかな」
歴木 艮:「でもすこし思い出して、おれはかなり悪いことばかりしてきたんだってわかって、、いろんな場所に行くとちょっとずつ記憶が戻ってくるんだ」
歴木 艮:「許して欲しいんじゃなくて、それを辞めたいわけでもなくて」
歴木 艮:「一つ聞いてもいい?」
水面少女:「うん、いいよ」
歴木 艮:「復讐のあとはなにが残ると思う?」
水面少女:「虚無」
はっきりとそう答え、一度カップに口付ける。
「復讐が終わったら目的を失ってしまう、あるいはやってしまった後悔に誘われて、気付けば虚無心だけになっていそう」
歴木 艮:「そうだよね……そっか、うん…」納得したようにうなずいて続けます
歴木 艮:「きっとおれはここを出たらまた悪いことはすると思う、それがあとになにも残らないことだったとしても、今おれがいる世界で楽しむくらいしてもいいよね」
歴木 艮:「でね、」
歴木 艮:「許してほしいわけでもないっていいながら、許してもらいたいみたいな話になっちゃった、」
歴木 艮:「ねぇ大丈夫・・・?おれの話つまんないよね?寝てもいいよ」
水面少女:「寝たら聞く人いないでしょ」
そう言って近くにあった壺に手を伸ばす。
中には水が溜まっていて、少女が触れたら波紋が広がった。
「人の心はうつろう。そんなの当たり前だよ、完璧じゃないからね。
硬め続けた所で、それもいつかは壊れるんだ」
歴木 艮:「嫌な記憶ばっかり思い出しちゃって、ちょっと参ってるんだと、思う。おれは、みんなと一緒に笑いたいんだ、泣きたいし、涙なんてとっくに枯れてると思うけど…少しでいいからちゃんと思ってることを顔に出したい」
水面少女:「未来があるなら、それを大事にしていけばいい。うまくやれるか不安なら、私が力を貸してあげるよ」
歴木 艮:「なんだかとりとめのない、まとまりもない話になっちゃった・・・・」
水面少女:「貴方、結構弱気だね」
そう言って、近くにあった紙へ視線を向ける。
そこには何も書かれていなかったが、少女が瞬きを行うことに文字が浮かんだ。
"I"と、"廻"。
歴木 艮:「おれはいい子じゃないよ・・・何かを頼るのも多分下手くそだし」
歴木 艮:「??どういう意味・・・?」
水面少女:「自分で選んでいいよ」そう言ってカップを置き、その文字を指す。
「これは選択肢。
貴方は"自分"を大事にする?それとも、"廻り合わせ"を信じて可能性を見てみる」
水面少女:「どっちがいいかな。他人が与えられるのはきっかけ、決めるのはいつも自分……ってね」
歴木 艮:廻の字を指さします。「可能性、」
水面少女:「おいで」
少女は静かに立ち上がり、一つの壺へ近付く。薄い灰色を宿した壺だ。
歴木 艮:ついてってしゃがんでツボ見ます
歴木 艮:「これは・・・?」
水面少女:「廻りの壺。貴方が覗き込み続けたら……きっと"塔"が見えるだろうね。
寂しい部屋を見るか、仲間の笑顔が見えるかは、貴方自身だ」
歴木 艮:覗き込んでしばらく見てますね
歴木 艮:そのあと顔を上げて瞬き数度して「笑顔というか、」
歴木 艮:どんな風に見えるんだろう?
歴木 艮:今の塔?それとも自分の姿を遠巻きに見てる感じなのかな
歴木 艮:過去の映像が流れてるみたいな
GM:色々見れるけど、そうだな、折角だから自分の姿を遠巻きに見ている感じでいこう
歴木 艮:「良くしてくれる人たちがおれの手を引っ張ってくとこかな・・・・」手をつないでくれてるのはひなちゃんとか、あと引っ張るのは羅刹さんとか禅くんとか
歴木 艮:「しかたないなっていいながらみんな優しいよ。・・・・・うん、みんな笑ってるかな」
水面少女:「素敵な人達がいるんだね。
きっとこれからも一緒にいてくれて、時には君を引っ張ってくれる」
少女も「うん」と頷けば、扉が開く音がした。その向こうに見える森はもう雨が降っていない。
「帰らなきゃいけないね、……最後に一ついいかな」
歴木 艮:「・・・?」
水面少女:「手を出して」
そう言って少女は廻りの壺の水を掬い、握る。
「貴方はアクセサリーを身に付けるなら、どこが邪魔じゃないと思うかな」
歴木 艮:「あまりつける方じゃないからよくわからないけど・・・首にかけるならつけてるの忘れるくらい邪魔にならないかな」
GM:少女が手を開けば、それは革紐状のネックレスになっていた。
灰色の紐に、雫のような飾りが一つだけ備わっている。それは透けた藍色をまとっている。
水面少女:「あげるよ。貴方の廻り合わせと共に、きっと貴方を導いてくれる」
歴木 艮:受け取って「ありがとう、」
水面少女:頷き、少女は扉の先を指す。
「真っ直ぐ森を進めば、貴方の現に戻れる」
歴木 艮:「おれが迷ったら、きっとここにまたたどり着いちゃうかもしれない・・・そのときは、また」
水面少女:「うん、またね」
歴木 艮:「じゃあ、お邪魔しました。」会釈してそれからは森をまっすぐ歩いて帰ります
歴木 艮:ペンダントつけつけ
GM:貴方は森を進んでいく。
GM:りん、と鈴の音が鳴る。その音が導くように、
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:【停止】
GM:気付けば自身の部屋の前だ。
何をしていたか思い出せないが、不思議と気持ちが落ち着いていた。
自分には悪い記憶がある……それでも皆と一緒に過ごしていくと、そう思っていた感覚は残っているのだ。
そして、首元のネックレスも。
歴木 艮:部屋を開けて、いつも三人で眠ってるベッドに座り「ただいま」っていった後、
歴木 艮:ネックレスを一度手に取って眺めてから部屋をでて、人が一番集まってるロビー辺にいく。なついてる人を見つけたなら隣に座って、何言ってんだ?的な顔されながら「ただいま」って言おう
GM:皆と一緒の今がある。――そう、どこかで水面少女が微笑んだ。
GM:インスタント「水面少女」クリアです、お疲れさまでしたーーーーーーーーーーーーーーーー
歴木 艮:おあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
歴木 艮:はじかしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいおあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
歴木 艮:お疲れ様でした・・・・・・・・・・・・・・・・・・
歴木 艮:水面さんと艮のお絵かきしよう・・・・
歴木 艮:水面さんの背丈は
GM:151cmです(小さい)
歴木 艮:151は小さくない
GM:小さくなかった
歴木 艮:13〜16あたりの年齢かなって思ってた
歴木 艮:艮と変わらないかなって
GM:そうだね、15歳くらいかな
GM:報酬は貰ったものですぜ

【Revolve Fountain】
長さが調節できる、灰色の革紐状のネックレス。
透けた藍色をまとった雫の飾りが一つだけ備わっている。

"巡り合えた者達と大切に過ごしていく"ものだと思えるだろう。
-----
溢れたものが溜まる物。セッション中1度だけ、どちらか任意で使用可能。
(効果はBBSを待て)
GM:BBS立てたら確認だけお願いします〜自由解散です!
歴木 艮:ありがとうございましたー!!!!!!!!!!!!!!!!!
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -