玩具屋「恢籠」

参加者

GM.ひぃらり
PL.グロスケ/緒方 竹晴
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GM：それでは、玩具屋「恢籠」セッションを始めさせていただきます。
よろしくお願いいたします！
緒方：よろしくお願いします！！
GM：【Abyss】
GM：……鈍く響く機械音、振動にあなたは目を開けます。
目を開いた先にあるのは、固く閉ざされた無機質な扉。
どうやらここは、エレベーターの中のようです。
階に止まるボタン等はなく、ただあなたは運ばれるまま、下へ下へと降りてゆく。
行動したいことがあれば、ロールをどうぞ！
緒方：「…」　とりあえずエレベーターの中を幻視します。ゴウンゴウン
GM：どこまで降りていくのか、回数すら表示されていません。
また、あなたの他に人もおらず。
静かな機械音だけが響いています。
GM：【STOP】
GM：しばらくそうしていれば振動音がやみ、軽い浮遊感。
どうやら目的地へと着いたようで、扉がゆっくりと開く。
開いた先には真っ赤な絨毯が敷かれた踊り場と、一つの豪華な扉があります。
緒方：「ここは…」エレベーターの外に出よう。踊り場と扉に幻視します
GM：周囲には人っこ一人見当たりません。
また、緒方君がエレベーターを出れば、エレベーターの扉は閉まってしまいました。
緒方：「！」閉まった扉に振り返ります。　もう進むしかないので、扉のほうに行きます。中は覗けるかな？
GM：扉は閉じられていますが、鍵はかかっていないようで引けば開きそうですね。
緒方：では扉をノックしてみます
GM：押しても引いても開くタイプの扉ようです。
緒方：おおお
GM：ノックには何の音もかえってきません。
緒方：ふむむ。ではドアを引いて入ってみようかな
GM：緒方君が、少し重たい扉を開くと、ふわりと優しい花の香りが流れ出してくる。そして、
GM：「「「いらっしゃいませ、ご主人様」」」
GM：【Welcome】
GM：怪しく、淫靡な雰囲気を漂わせる広い空間。
並べられた『玩具』や洋服、装飾品の数々。
通路の左右に並ぶのは、あなたに向けて頭をたれている6人の少年少女達。
通路中央にはゴシック調の服を纏った少年が真っ直ぐあなたを見つめ、出迎える。
まるで人形のように整った容姿のその少年は、緒方君を見てふ、と笑みをこぼし口を開いた。
店主：「玩具屋『恢籠』へようこそ、客人よ」
少年は長い睫毛を少し伏せて、そう口にする。
緒方：「玩具…屋？」
店主：「ああ、玩具屋だ。…といっても、まだ開店したばかりで、品は少ないけれどもね。
…君は、下見かい？結構なことだ、ゆっくり見ていくといい。とがめたりはしないよ」
緒方：「玩具屋…か。」あまり見たことのない雰囲気のお店に緊張しています。「せっかくだから、見ていこう。…ありがとう」
GM：店に並んでいるのは、それこそ子供用の玩具から所謂大人な『玩具』まで。様々なものが揃っています。
サイズが比較的小さめのドレスや男性ものの衣装、装飾品などもあるようですね。
しかし、不思議なことに「人形」は一体も見つかりません。
緒方：んおお…？
緒方：扉付近に包丁は置いておこうかな。あぶないので
GM：お荷物預かりのバスケット籠がありますので、そちらにどうぞ。
緒方：おおっありがとございます！
緒方：では店内を見渡してから、通路の左右の少年少女に幻視を
店主：少年は緒方君が彼らを見ていることに気づくと、
「気に入った子でもいたのかい？」
そう言って、彼らの紹介をしてくれます。
GM：まずは少女から。
GM：Sabina サビーナ
光に透けるような長い銀の髪に
レインボー・ムーンストーンをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
伏し目がちで慎ましやかな印象を受ける。
年齢は10歳程の少女。
GM：Lydiane リディアーヌ
燃えさかる火のような赤い髪に
アメトリンをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
ぱっちりとした眼が印象深く、理知的な顔をしている。
年齢は14歳程の少女。
GM：Salomé サロメ
花のような淡い桃色の髪に
パイロープ・ガーネットをはめ込んだかのような美しい目を持つ。
とろりとほろけるような垂れ目と厚ぼったい唇が印象的である。
年齢は18歳程の少女。
GM：そして、少年。
GM：Florentin フロランタン
鴉羽のような青黒とした髪に
バロック・パールをはめ込んだかのような美しい目をもつ。
緩く内側にはねた髪と、反転目が印象的である。
年齢は10歳程の少年。
GM：Georges ジョルジュ
色素の薄い茶の髪に
パープル・ジルコンをはめ込んだかのような美しい目をもつ。
強く癖がかかった髪に、意思の強そうな色を持った瞳が印象的である。
年齢は14歳程の少年。
GM：Barthélémy バルテレミー
澄み渡った空のような青の髪に
イエロー・アパタイトをはめ込んだかのような美しい目をもつ。
左右非対称に整えられた髪に、細い目元が印象的である。
年齢は18歳程の少年。
緒方：「この子たちは…この玩具屋の子…なのか？」
店主：「ふむ、そうだね。そうとも言えるだろう、彼らは『人形』だよ」
緒方：「人形…」
店主：「話がしたい人形がいるなら、奥へ連れてお行き」
店主はそういって、店の奥の二人掛けのテーブルを指差します。
緒方：「話…できるのか…」　お人形なら、自分の目の影響を受けなくて済むのかな、とか思いつつ
緒方：では、六人を一通り見てから
緒方：最初に紹介されていた、サビーナちゃんとお話してみようかな
GM：サビーナを連れて奥のテーブルへいきますか？
緒方：いきます！
GM：サビーナはこくり、と一つ頷き緒方君に続いて奥のテーブルへとつきます。
椅子が高いようで少し座りづらそうにしていましたが、ちょこん、と体良く向かい側に収まりました。
ロールをどうぞ。
緒方：「えっと…こんにちは？」フードをとって挨拶してみよう。
サビーナ：「…こんにちは」
膝の上に小さな手を重ね、小さくか細い声で彼女はそう返します。
緒方：「（とは言ったものの…なにを話すべきか…）」
店主：二人がテーブルについたのを見ると、
店主が暖かいレモネードをテーブルへと運んできてくれます。
ついでに飴が入った小籠も。
何をしゃべろうかと、悩んでいるように黙る二人を見て、くすりと笑い、助け舟のように言葉をさします。
「…そういえば、『値段』のことを君は聞かなかったね」
「人形が欲しいのであれば、金銭でも、物でも何でもいい、その人形が望んでいる何かを、その子にくれてやるといいよ。
　くれてやったものがそのまま、その人形の『価値』になる」
そう言って店主はテーブルから離れていきました。
緒方：「あ、ありがとう、えっと、店主さん。」　「望んでいる…何か……」
緒方：「あ、そうだ、名前まだ言ってなかったな。俺は緒方竹晴。」自己紹介しよう　「君はサビーナ、だったよな。」
サビーナ：「…サビーナは、サビーナ。あなたは…サビーナのご主人様になりたいの？」
緒方：「まだ、わからないけど…もしそうなるなら、君にも何かをあげたいと、思ってる」
サビーナ：「…迎えられるのは、一体だけなの。その一体に、サビーナをえらんでくれるなら、うれしい、わ」
サビーナ：「…サビーナは、『繋がり』が好き」
「そばにいてくれるだけでもいいの。でも、小指を交わすだけの約束じゃあ、足りない」
「『繋がり』を感じさせてくれるものを、あなたがサビーナにくれるなら、サビーナはあなたのお人形になる」
「…それは、だれにも知られない、『二人だけの秘密』がいいな」
ゆっくりとした言葉で、ぼそぼそと、内緒話をするかのように。
サビーナはそう言葉を口にします。
緒方：「秘密…」
緒方：「あるよ、俺にも、誰にも知られたくないことが。だけど、話すのがすごく、すごく恐ろしいことで」
サビーナ：「…それは、サビーナ以外の誰かも、知っていること？」
緒方：「いや、だれにも、話していないよ。……話せない」
サビーナ：「……サビーナには、くれるの？」
緒方：「ごめん、話すのには、勇気がいるんだ。少し…考えさせてくれ。」
サビーナ：「…わかった」
サビーナは椅子からお降りて、人形達の輪の元へと戻っていきます。
緒方：しばらくして立ち上がって、お人形達のところを見に行こうかな
GM：人形達は皆おとなしく並んでいますね。
緒方：「ほかの子と話してみてもいいかな、店主さん」
店主：「構わないよ」
緒方：では、男の子のお人形さんとも話してみようかな。バルテレミーくんを連れ、テーブルにいきたいです！
バルテレミー：バルテレミーはその金色の瞳を細めて、口元を緩めると緒方君の向かい側の椅子へとつきます。
緒方：「どう…も、はじめまして」瞳の色にびくりとしながらも挨拶を
バルテレミー：「はじめまして、俺はバルテレミー。…君は？」
緒方：「緒方、竹晴…」
バルテレミー：「綺麗な響きだ、誰につけてもらったの？」
緒方：「思い出せないけど、たぶん…母さん、かな」
バルテレミー：「そう。母か、いいな、俺は名づけ親も知らないんだ」
緒方：「そう…なのか。」
緒方：「君の毛色は、なんだか懐かしい感じがする」
バルテレミー：「そうなのか。タケハルの髪の色とも似ているね、空の青だ」
彼は自分の髪を少しつまんで、ふぅん、という顔をする。
「誰かと重ねているのかな？」
緒方：「そんな…！」はっとする　「わからない、けれど…気に障ったら、ごめん」
バルテレミー：「いいよ、その程度で気分を害するほど子供じゃない」
バルテレミー：「瞳を合わせようとしないね、怖いの？」
頬杖をついて、首をかしげる。
彼の口元は少しだけ緩んでいるかもしれない。
緒方：「…！」　　　「……怖いよ。」「なんでも、見透かされそうで」
バルテレミー：「それも、誰かと重ねているのかな」
「俺の瞳にはそんな力はないよ」
「誰の心も分かりやしない」
緒方：「そう…だよな。君が悪いわけじゃないのに」
バルテレミー：「君も悪いわけじゃあないだろ？」
緒方：「そう…なのかな…」
緒方：バルテレミーくんに精神分析してみたいです！
バルテレミー：彼は『正直』で自身を包んでいるように感じられます。
嘘偽りもなく、真っ白なように。
緒方：正直…
緒方：「ありがとう、話せて、よかった」　
バルテレミー：「こちらこそ、楽しかったよ」
緒方：バルテレミーくんと一緒に、お人形さんたちのところに戻ろう
GM：バルテレミーは小さく手を振って、人形達の輪の中へと戻りました。
緒方：こちらもふるふるしよう
GM：ふるふる
緒方：では、またお人形を見渡し…　今度はリディアーヌちゃんとお話をしてみよう
緒方：テーブルにいきたいです！
GM：リディアーヌはきちりとした動きでヒールを鳴らし、美しい所作で椅子へとつきます。
緒方：おおおっ
緒方：「こ、こんにちは。はじめまして。俺は緒方、竹晴っていうんだ。」　きちりとした性格なのかな。自分から名乗ろう
リディアーヌ：「こんにちは、はじめまして。緒方様。私はリディアーヌと申します。」
「私に、何か聞きたいことがありまして？」
彼女は真っ直ぐに、緒方君の瞳に自分を映して、問います。
緒方：「聞きたいこと…じゃあ」
緒方：「単刀直入だが…君のすきなものとか、あるか？」
緒方：「好きなこと、でも」
リディアーヌ：「直球ですわね。私、そういう方は好きです」
きりり、と結ばれていた口元を崩すように笑ったあと、彼女は言います。
「私は、『白』もしくは『黒』が好きですわ。どちらも好きです。
はっきりわかれているもの、定められているもの、ゆるぎないもの。
境界線が交わることのない光と影。…そうですね、曖昧なものは、嫌いです」
緒方：「そうか…なら俺は、君にはふさわしく、ないな…」苦笑しながら言います
リディアーヌ：「あら、それは残念です」
リディアーヌはその言葉を聞いた瞬間に、
あなたに興味を失ったかのように椅子をおりて人形達の輪の中へ戻っていきました。
店主：店主がお代わりのレモネードを持ってきてくれました。
「中々、難儀しているようだね」
緒方：「ああ、すみません…」苦笑します
店主：「買い物の仕方は人それぞれだから、謝らなくていいよ」
店主はくすり、と面白そうに笑います。
「少しでも気になる子は見つけられたのかい？
いないのであれば、『次』に期待するのも選択だよ」
緒方：「もう少し、考えます…」
店主：「ああ、ゆっくりしていくといい」
緒方：サビーナちゃんと、もう一回話をしてみたいです
GM：サビーナは再度、あなたの向かい側の席につきます。
ロールをどうぞ。
緒方：「…やあ。君とまた話したくなった。その、秘密…を、」話しかけます
サビーナ：「…本当に、くれるの？」
サビーナ：小さな白い指はギュッと服を握り締め、幼い頭はあなたの言葉の続きを待ちます。
緒方：「聞いたら君の言う、『繋がり』にはなるだろう。でも、君は共犯者…になるかもしれない」
サビーナ：「…それは、『秘密の共有者』って、こと？」
首をこてん、と横に傾ければさらりとした髪がつられて揺れる。
「……だいじょうぶ、よ。好奇心で、きいてるんじゃない、もの」
こく、こく、と頷いて彼女は了承の意図を伝えます。
緒方：「俺は前に…ひとを、殺めた。」
緒方：「それは他人じゃなかった、俺と、同じ髪色、醜い顔をした、きっとあれは、俺と血のつながった、」
緒方：「怒りに任せた。頭は冷えてて、気づいたら、そいつが、倒れてて、」
緒方：「俺はそれを、大切な人にも、同じ悪さをする人にも、誰にも、知られたく…なくて」
緒方：「隠した。走って、走って、どこかに、森の奥に…」
緒方：「だれにも…見つからないように]
緒方：「これが俺の…秘密」目を伏せます
サビーナ：「…それが、あなたの、秘密」
ふ、と彼女は張り詰めさせていた気を緩めるように緊張していた体の力を抜きます。
「……そう、そうなの。これが、『秘密』」
「…それは、これからも、サビーナ以外には、…教えない秘密？」
緒方：「…教えないよ。君も、知ったからには、俺は君を離すわけには、いかなくなる」
サビーナ：「………ええ、そうね。サビーナと、あなたはつながった、もの」
「…これが、『秘密』。思ったより、酸っぱくて、ぎゅっと、する、のね」
数瞬、何かを考えるかのように目を閉じ、そして、初めてサビーナはあなたと目を合わせます。
「…サビーナのお願い事は、叶った。あなたのお人形に、なれるわ」
サビーナの唇が、嬉しそうに、少しだけあがる。
緒方：「ああ、そうだな。君と俺の…秘密、だ。」暗い瞳でにこりと笑います
緒方：サビーナちゃんを抱きかかえて店主さんのところへ行こう
GM：「…まって」
とん、と机を叩いて、サビーナは椅子を立とうとする緒方君の視線を自分へと向けます。
「……ゆびきり、する？」
そう言って、彼女は小さな小指をピンと立てました。
緒方：「さっき、小指でする約束じゃ…って言ってたけど」「君がしたいなら、しようか？」にこっと笑い小指を差し出す
サビーナ：「…『秘密』と『ゆびきり』なら、二重で、もっといいの」
ゆーびきーりげーんまーん。二人の小指が交わされます。
「……やぶっちゃ、やぁ、だから、ね？」
そう小さく呟いたあと、サビーナは緒方君におとなしく抱きかかえられます。
緒方：げんまん！
GM：げんまん！
緒方：「破らないよ。サビーナも、秘密、だからな」
サビーナ：「ん、秘密」
店主：緒方君がサビーナを連れて戻ってくると、店主は安心したように笑います。
「…その子に、決めたんだね」
緒方：「ああ、……決めた」
店主：「わかった、人形は包むかい？」
店主：店主はそう言って、緒方くんを手招きます。
向かった場所はたくさんの衣装がかけられた一スペース。
「好きな『包み紙』を選んでお行き。新しいものの方が、その子も喜ぶだろう」
どうぞ、お好きなお洋服を着せていってあげてください。
緒方：あっ衣装どうしよｓｈｖほｆｓ
店主：生きて
緒方：あとでBBSに報告いたします！
店主：了解です。
店主：店主は緒方君が選んだ服を見て、ふむ、と一度頷き了承します。
「人形をカスタマイズしたくなったら、またきなさい。今度は金銭的価値のあるものと引換になるけれど」
「髪、眼、洋服、装飾品…君の好みのままに合わせることもできる。
ただし、人形の心だけは変えられないから嫌われないように注意することだ」
緒方：「わかった。ありがとう、店主さん……大切にするよ」
店主：店主は店の外に繋がる扉へと、緒方君とサビーナを導きます。
「それでは、またのご来店を心待ちにしているよ。客人」
帽子をとり、胸に。
礼はせずに緩く微笑んで、店主はあなたを見送ります。
選ばれなかった人形達も並び、頭をたれて、あなたを送る。
緒方：サビーナちゃんを抱きかかえつつ手をふるふるしよう
緒方：荷物籠にいれてた包丁ももって
GM：店の扉を開け、外に出るとそこは見慣れたあなたの部屋。
……はて、今まで何をしていたのか、あなたにはわからない。
片腕には、大事そうに抱かれた虹色の眼の美しい人形が、小さく小指をたててあなたをじっと見つめていた。
GM：玩具屋「恢籠」お人形を見事お買い上げ成功です！！！！！お疲れ様でした！！！！！
緒方：ヒャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアありがとうございましたあああああああああああああああ
GM：おめでとう！！！！！！！！！！！！！おめでとう！！！！！！！！！！！！！
緒方：サビーナてゃん…大事にしよ：；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；；
緒方：ありがとうございますありがとうございます；；；；；；
GM：大事にしてね・・・また来れるからね・・・お洋服とか装飾品とか買ってあげられるからね・・・
緒方：はい…お金持ってまた来ます…
GM：物々交換でもいいのよ(*ﾟ▽ﾟ*)