Garden


Abstinentia


参加者


GM.みずゆき
PL.夕紀乃/ユウム
PL.黒天使/妖綺妃
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黒天使:設定スキル「ソウゾウシンワ」取得します!
黒天使:ユウムくんに「興味」を取得します!
ユウム:妖綺妃さんに対して感情スキル「警戒」を取得。また、記憶スキル「憧れと共に」の効果で同じく妖綺妃さんに対して「羨望」を取得。
ユウム:羨望効果で「天啓」を取得します。
ユウム:アイテム「天狗下駄」効果で脱がない限り敏捷+3です。
ユウム:1D3 魔除け札使用回数
DiceBot : (1D3) → 2
GM:それでは、インスタント「Abstinentia_TP」を始めたいと思います。よろしくお願いします!
ユウム:よろしくお願いします!
妖綺妃:よろしくおねがいしまーす!
GM:【くろいゆめ】
GM:あなたは夢を見ていた。
GM:しかしその夢は何も見えなかった。真っ黒だ。
立っているのか座っているのか、そもそも浮いているのか、地に足をつけることができているのかさえ曖昧だ。
誰かが同じ空間にいるのかさえわからない。
GM:ロールどうぞ!
妖綺妃:「……はてさて」
妖綺妃:「まあ、また変わったものだ」範囲探知で何があるか確認したいです
ユウム:「……」きょろきょろ。うろうろ(意識的な問題)
ユウム:動けてるのかは分からないが動きまわろうと試みている。
ユウム:それでも真っ黒な空間で誰もいない、と判断した瞬間におおつぶの涙をこぼしてその場で泣き始めた。
ユウム:えぐえぐ。
GM:範囲探知 ▼
周囲にはなにもないようです。ただ、墨を流したように黒いだけですね。手や足など、自分の姿は、かろうじて視認できそうです。
妖綺妃:「……ふうむ、なにもないのう」
GM:動いてみても景色は変わらないみたいです。こわいね。
ユウム:「ここ、どこ、」ひっく、ひっくと泣きながらうろうろしている。
妖綺妃:声は聞こえてますか?
GM:お互いの声は聞こえません。声を上げてみても、返すものはないでしょう。
妖綺妃:「ふむ、退屈じゃのう」
GM:ふと、声が聞こえます。
妖綺妃:「よっこいせっと」その場で座って
???:「やあ、良い夢だね」
妖綺妃:「うむ?」
ユウム:うええええ、と子供のように泣きながらぽてぽて歩いている。そのうちに泣いて疲れてその場にうずくまってしまった。
ユウム:「ふえ?」涙で顔を濡らしたままに声がどこから聞こえたのかときょろきょろ。
GM:少女のものだろうか、しかしそれは少女と呼ぶには落ち着きすぎている。
妖綺妃:「どちら様だろうか。我輩のこの今いるのが夢だとして、えらく殺風景じゃが」
ユウム:声の主の姿は見えない?
GM:声の主らしい姿も、見えませんね。
ユウム:「だれ? どこにいるの?」まだ涙は止まらない。
???:「殺風景、そうだね。ここには何も用意していないから」
妖綺妃:「ふむ」
???:「私はここにいるよ、青年。いや、少年というべきかな」
???:「私は君たちに用があるんだ」
GM:「君たち」。お二人は、呼ばれているのが自分だけではないことに気付くでしょう。
ユウム:「……たち?」姿見えないのさみしい。ぐすぐす。でも言葉が気になる。
妖綺妃:「うむ?」
妖綺妃:「ああ、もしかして誰かいるのか」
???:「なに、別に変なことをしようということではないよ」
???:「仲間がいるよ、きっとすぐに会えるだろう」
???:「それから……案内役に白いのを寄越すから、彼に色々聞くといい。大変気紛れだけどね」
妖綺妃:「あいわかった。まあ何とかなるじゃろうて」
ユウム:「しろ」だれだろう。
???:「ふふふ、そう、白いのだよ少年」
???:「では、待っているよ」
GM:それだけ言うと、声は消えた。

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GM:【白黒の世界】
GM:・
GM:・・
GM:・・・
GM:気がつくと、道の向かい側に赤い目をした信号が立って、こちらを見ている。周囲はほかに白と黒だけしかなく、その赤色が嫌に目につく。
妖綺妃:「…おやまあ、えらくめだつものが」信号を幻視
ユウム:その光景を目にした瞬間にずきりと頭が痛んだ。「……うー……」その頭痛は一瞬だったけど。
ユウム:周囲に幻視と聞き耳を。
GM:幻視/信号 ▼
渡るな、と探索者を監視しているようにも思える。色が変わる気配はまだなさそう。
GM:幻視/周囲 ▼
白線が等間隔を空けて反対側へ橋をかけている。どうやら横断歩道にいるようだ。
市街地なのだろうか、色がないのでよくわからない。ずっと見ていると目がおかしくなりそうだ。
妖綺妃:「ふうむ、わたってはいけないのかのう」
GM:聞き耳 ▼
音は何も聴こえない。ほかに人や動物の気配もなければ、車などが通る気配もない。天気や風の流れなどもわからない、ひどく殺風景だ。
ユウム:これもう合流してる?
GM:まだですね
ユウム:まだばらばらかー
GM:シークレットダイス
ユウム:信号機に幻視で同じ情報をもらいます。
GM:では、妖綺妃さん。
妖綺妃:はいはい!
GM:あなたは、少女の言う「仲間」という言葉を、ふと思い出したでしょう。
妖綺妃:「…ふむ、仲間…?」
妖綺妃:その言葉を思い出して回りに自分以外がいないか探します
GM:すると、自分のいる道側の少し離れたところに、だれかがいるのに気付くでしょう。
ユウム:信号機を見て、白と赤(と黒)の色彩を見るたびにわずかな頭痛が襲います。泣き疲れていたのもあってその場にしゃがみこむ。
妖綺妃:「…ふむ」
妖綺妃:「おおい、そこのー」と声をかけます
GM:ユウムさん、
GM:しゃがみこんでしまったあなたを、呼ぶ声が聞こえますね。
ユウム:はい
妖綺妃:ひらひらとこっちに気づかせるようにてをふる
ユウム:「……!」声が聞こえて顔を上げる。きょろきょろ。どこから聞こえる?
妖綺妃:「おおーい」
ユウム:ようきひさんの姿は視認できるかな?
GM:視認できますね。手を振っているのが見えます。
妖綺妃:「ああ、やっと気が付いたか。こっちじゃ、そこの白髪の少年」
ユウム:「だれ、か、いる」涙を袖でぐしぐしぬぐう。それからようきひさんの方にだーっしゅ。もう涙はとまった。
妖綺妃:「あ、おいおいわたるなとまれ」と渡る前に止める
ユウム:はれ、同じ道側じゃないっけ
GM:同じ道側です。
妖綺妃:あ、同じなのか
妖綺妃:OKOk
ユウム:渡らなくても行けるよね?
GM:いけますね。距離は数十メートルほど。
ユウム:てててっと近づいて、ようきひさんの姿をちゃんと視認して、それから少し距離をとったところでぴたっと止まる。
ユウム:「………………」
妖綺妃:「…あ」被り物忘れたことに気づいた
ユウム:「…………」
ユウム:「……(´・ω・)よーかい?」
妖綺妃:「………まあよいか。怯えて逃げるならそれまでか」とのんびりしてる
妖綺妃:「…妖怪じゃのう。祟り神じゃ」
ユウム:「……うー……(´-ω-)」
ユウム:「敵、じゃ、ない?(´・ω・)」
妖綺妃:「さあのう」
妖綺妃:「少なくとも声の通りなら、仲間らしいが」
妖綺妃:信号の色って変わってますか?
ユウム:「うー(´-ω-)」「仲間、なら、えっと、斬っちゃダメ」ぽつぽつ。「初めまして、僕、ユウム」
GM:まだ変わってませんね。いつ変わるのかなコレ。
ユウム:警戒心に近いものはありますが敵意や恐怖の類は無いようです。(ユウムくん
妖綺妃:「我輩は妖綺妃じゃ。よろしゅうな」
ユウム:「よーきひ」「よろしく。ね?」こて、と首をかしげた。
妖綺妃:若い人間?にしては珍しい髪の色にほほうと興味もってる
GM:二人は無事合流できたようですね。シナリオクリア…………ではありません
ユウム:生まれつきです。(しらがじゃないよはくはつだよ
ユウム:髪の毛じーっと見られてきょとんとしている。
GM:さて、合流できたお二人ですが、どうしますか?
ユウム:どうしよう
妖綺妃:適当に周りを見渡して何かないか探します。幻視
ユウム:まずユウムくん信号分かる?
ユウム:A.わからないです
GM:信号がわからない子がここにも。
ユウム:信号って自分たち側にもありますかね……
ユウム:古き良き日本的な知識ばかりなもので
GM:ありますね。同じように、赤い目をしています
妖綺妃:おっ
妖綺妃:じゃあその信号に近づいて幻視
ユウム:あった。じゃあそっちの信号機を念入りに調べに行きます。なんとなく渡っちゃダメな気はしてるから自分たち側のをぺたぺた
ユウム:幻視
妖綺妃:「飛べれば信号なぞ気にしなくてよさそうなんじゃがのう」ぺちこんぺちこんと軽くたたきながら
ユウム:「跳ぶ?」ユウムくん、変換が違うで。
妖綺妃:「翼をはやす魔術でな、飛ぶのじゃ」
ユウム:衣装着てこなかったから跳躍補正ないんだよな。
ユウム:「! とりさん?」きらきらお目目
GM:幻視/自分達側の信号 ▼
何かがある気配はなさそうですね。押しボタン式でもない。信号の色がずっと変わらない理由はほかにありそうだ。
GM:幻視/周囲 ▼
反対側の信号の付近に、何か人影が見える。
ユウム:お
妖綺妃:「…おや?」
妖綺妃:人影に幻視
ユウム:「?」ようきひさんの視線の動きを見て人影に気づけるかな。一応幻視で同じ情報をもらいつつ人影に幻視。
GM:幻視/人影 ▼
白髪の少年だ。見た目からすると、学生だろうか。
妖綺妃:「…おおーい」
妖綺妃:と、声をかけてみます
ユウム:「しろ」
妖綺妃:「そこの白い男ー。」
少年:「……」声に気付き、視線を向ける。
妖綺妃:「案内人とはおぬしのことかー?」
少年:一瞬、めんどくさそうな顔をして、「こっち」とだけ声を上げる。
妖綺妃:「…?(わたれということか?」
妖綺妃:信号の色はまだ赤ですか?
少年:二人をよそに、くるりと背を向けて歩いていってしまう。
少年:すると、見計らったように信号が目を青くした。
ユウム:お
ユウム:「あお」
妖綺妃:「おお。ほれいくぞ」とユウムくんの手をとって追いかける
ユウム:「?」手をとられた。てててーと同じく追いかける。
GM:では、二人は少年のあとをついていきます。とても距離があいているわけではないので、すぐに追いつけるでしょう。
ユウム:白い髪になんとなく親近感を覚えるのかじー……っと見ている。後ろをてこてこしつつ少年に幻視できますか?
妖綺妃:「…主、名前は?」と少年に基金素
妖綺妃:聞きます
GM:幻視ですね
GM:幻視 ▼
「自粛」と書かれた貼紙があるのと、纏う雰囲気以外は普通の学生のように見える。
肌も髪も真っ白。服と瞳が真っ黒いので、それらが互いに引き立てあっているようにも思う。
また、時折白い紙が周囲を舞っているのが見える。それによって受ける印象は探索者によって異なるが、彼が異質なものであることは明らかだ。
妖綺妃:幻視して共有します
少年:「名前?……書いてあるでしょ」と、貼紙を指します
ユウム:「……(´・ω・)」「(´-ω-)」ぐぬぬ
妖綺妃:「…ああ、自粛というのか。変わった名じゃ」
ユウム:「じしゅく」
自粛:「そっちは何?さっきからずっと俺のこと見てるけど」じろ、とユウムくんを見ます
ユウム:「僕、ユウム。……」白い髪じー。「…………」親近感。(言葉にできない)
妖綺妃:「…どうやらおぬしに親近感を覚えておるようじゃ」
自粛:「は?」親近感を持たれている
妖綺妃:「髪をみていることから、髪色で親近感を覚えとるようじゃ」
ユウム:こくこく頷く。
自粛:「あっそ」特に興味もなさそうに
妖綺妃:「はてさて、自粛殿、我々はどこに向かっておるのじゃ?」
ユウム:「……」じー。
自粛:めっちゃみられてる。
ユウム:( ・ω・)じー……。
ユウム:(*・ω・)しんきんかん
自粛:「どこ? 夢の中で呼んでた奴の所だろ」
ユウム:「ゆめ? ……ここはゆめじゃない?」
自粛:「さーね」
GM:少年は、大きな通りを進んでいく。やはりものや人の気配は、感じない。
ユウム:「そっか」
妖綺妃:「ふうむ。あいわかった」
ユウム:気配を感じないのは帰って警戒する対象が少なくて楽なのかもしれない。
ユウム:「しゅーくん、ここ、色少ないの、なんで?」ごめんあだ名ついた。
自粛:「ねえそれ俺のこと?」めんどくさい顔
ユウム:「しゅーくん」自粛さんじー。
妖綺妃:「はは、なつかれたな」
ユウム:「よーちゃん」ようきひさんじー。
自粛:「……。」「理由を言ったとこでどうすんの?」
ユウム:それからもっかい自粛さんじー。
妖綺妃:「さあのう」
ユウム:「?」きょとんとしている。特に何もする気はなかった模様。
妖綺妃:「我輩はちゃん付けで呼ばれるほど若くないぞぉ。一応2000歳はいっとるからの」
ユウム:「よーちゃん、だめ?」(´・ω・)
妖綺妃:「まあ呼びたければ呼ぶがよい
ユウム:これようきひさんと手つないだままなのでは。お手手ぎゅ。
ユウム:「うん(*・ω・)」
ユウム:嬉しそうであった。
自粛:「何もする気がない、ふうん……」「まあいいや」
自粛:「ここの色がないのはあいつが介入してるからだよ。アンタ達以外がこの空間に入れないようにしてるせい」
妖綺妃:「ほほう。なるほどのう」
妖綺妃:「…さしずめ、おぬしのような名前なのかのう」
ユウム:「あいつ」「ゆめの声のひと?」
妖綺妃:「…しかしあれじゃな、おぬし細すぎぬか?もうちっと太れ太れ。白すぎて余計気味悪いぞ」けらけら
自粛:「あーソーダネ。夢の声の人」
自粛:「五月蝿いな、アンタに関係ないでしょ」
妖綺妃:「いやはや、関係はないが気にはなってのう」
妖綺妃:「からかうのが趣味の婆じゃからのう」けらけら
自粛:「女って年齢関係なく悪趣味なの多いよね」
妖綺妃:「女がじゃなく我輩の性格が悪いだけじゃ」けらけらけら
ユウム:「よーちゃん、たのしそう?」きょとんとしている。
妖綺妃:「楽しいのう」
GM:話しながら、大きい通りからひとつ、少し細くなった道をしばらく歩く。すると、ビルに辿り着いた。ビルは廃墟になっているようだ。
妖綺妃:幻視しまーす
ユウム:ビルに幻視ー周囲に聞き耳ー
GM:幻視 ▼
何の変哲もないビルだったのだろうな、という感じだ。特に変わったようなところは見受けられない。例に漏れず、色はない。
GM:聞き耳 ▼
音は聞こえない。
ユウム:しーん
妖綺妃:「なかなか廃れた廃墟じゃのう」
GM:少年は立ち止まらず、建物脇の階段に足をかける。
ユウム:「しかくい」ビルを見慣れてない。
妖綺妃:ついていくよー
ユウム:着いて行こうかなー
自粛:「人がいるところに介入すると面倒だから」
ユウム:「? 人、いない。気配ない。かいにゅー?」
妖綺妃:「ふうむ」
妖綺妃:「まあいろいろあるってことじゃ」>ゆうむくんに
GM:二人とも階段を上りますか?
ユウム:上ります
妖綺妃:のぼりますよ
ユウム:「???」よくわかってない。
GM:了解です。では少年に続いて階段を上りましょう。かんかん
GM:上る音がいやに響くようにも感じる。
ユウム:一本歯の高下駄で器用に上っていく。かんかん。
ユウム:「……(*・ω・)」ちょっと楽しいらしい。
妖綺妃:「高いのう」のんびりかんかんかん
GM:ユウムくんが階段を楽しみながら上っていくと……
ユウム:「かわった階段」かんかん。金属の階段はなじみが薄いらしい。
GM:その先には、ドアがひとつだけありました。
自粛:「はいここ」
ユウム:どあー
ユウム:「ここ」言葉を反復しつつドアにじーっと幻視してみよう。
妖綺妃:「おお、案内すまなかったな」透視してみます
妖綺妃:透視じゃねえ範囲探知だ
GM:範囲探知 ▼
ドア周辺には、とくにものの気配はなさそうです。
GM:幻視 ▼
何の変哲もないドアですね。鍵はかかっていないようです。
ユウム:開けちゃっていいのだろうか
ユウム:しゅーくんちらっ
妖綺妃:「ふうむ、はいるか」ノックしたあとにあける
ユウム:>あけた<
自粛:「入っていーよ」
GM:ドアは簡単に開きました。
ユウム:自粛さんの言葉に頷いて、ようきひさんが開けたのを見て、ぺこり。「おじゃまします」
自粛:自発的に入ろうとはしない。
ユウム:自粛さんじー……。
妖綺妃:「おじゃまする」さっさとはいる
自粛:「……なに」
GM:すると、部屋から声が聞こえます。
???:「ああ、そこの白い少年。彼を捕まえて、一緒に入ってくれ」
ユウム:「?」きょとん、としつつ自粛さんの手を開いてる手でぎゅ。
自粛:「離してくれない?」腕放そうとする。
ユウム:「う?」お部屋の中と自粛さんを交互に見ている。どっちに従うべきなのだろうの顔。
ユウム:きょろきょろ。
ユウム:おろおろ。
ユウム:「……(´;ω;)」ぐすん。
自粛:うわ、泣かれた。
妖綺妃:「はよう連れておいで」
妖綺妃:「どっちにしろ、声の主のほうがえらいかもしれないのじゃ、したがっておけ」
???:「はっは、離さなくていいよ、連れてきたまえ」
ユウム:「え、っと、わかった。離さない」自粛さんを涙目でじーっと見ている。
???:「お前さんも諦めたほうがいいぞ、最後まで付き合え」少年に投げかける。
自粛:「…………」 チッ、と舌打ちをして一緒に入る。
ユウム:「!(*´;ω;)」嬉しそう。
自粛:「ほんっと、めんどくさい」

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GM:【しろいへや】
ユウム:「ごめんなさい(´・ω・`)」しゅん。でも手は離さなーい
GM:足を踏み入れたのは、真っ白な部屋。
廃墟とは思えないくらい綺麗にも感じるが、色がないためにそう思えるだけかもしれない。
GM:部屋にいたのは、黒髪を二つに括った少女だ。
ユウム:「声のひと?」
ユウム:少女に幻視じーっ。
少女:「いらっしゃい、待っていたよ」
妖綺妃:幻視しまーす
少女:その声は、あの真っ黒な中で聞いたものと同じだ。
GM:幻視 ▼
「節制」と書かれた貼紙があるのと、纏う雰囲気以外は普通の学生のように見える。
真っ白な肌と真っ黒な髪。もし周りに色があれば、それを吸い取ってしまいそうな白色の目をしている。
また少年と同じように、時折白い紙が周囲を舞っているのが見える。少年同様異質なものであることは明らかだ。
ユウム:自粛さんの紙をちらっと見て、それから少女の紙を見て、「せっせー」
ユウム:「せっせーちゃん?」きょとんとしている。
節制:「そうだね、よくそう呼ばれているよ」
ユウム:「はじめまして。僕、ユウム」自己紹介。
節制:「ユウムだね。来てくれてありがとう、……この世界は少し君にとって苦しいかな?」
ユウム:「?」きょとん。分かってない様子。もしも頭痛のことを指しているならユウムはすでに忘れています。もう泣いていたこともうろ覚えでしょう。
節制:「目や頭が痛くなったりはしていないかい?」
ユウム:「うー? 目、ちょっといたい。頭はいたくない」
妖綺妃:「節制殿。お初にお目にかかる。我輩は妖綺妃と申す」
節制:「妖綺妃、ありがとう。君も目や頭が痛くなったりはしていないかな?」
ユウム:「僕、だいじょうぶ」二人と手をつないだままぴょんぴょこ元気あぴーる。
妖綺妃:「とくにないぞ」
節制:「そうか」
妖綺妃:「むしろこの世界を楽しんでおる」
節制:シークレットダイス
節制:「特に問題がなさそうなら良いのだけどね」
ユウム:「?」不思議そうな顔をしている。
妖綺妃:「しかしあれじゃのう」
妖綺妃:「面白い名じゃ」
節制:「ああ、『節制』かい?まあ、本名ではないよ」はっは、と笑う。
ユウム:「ちがうの?」自粛さんちらー
節制:「立ち話もなんだから、椅子でも用意しようか」
妖綺妃:「あだ名のようなものか」
自粛:「本名なわけないでしょ」
ユウム:「そっか」
妖綺妃:「おや?てっきり堂々と「書いてあるでしょ?」と誇らしげにいうものだから、本名かと思ったがのう」けらけらと全力でおちょくるスタイル
自粛:「アンタどっかオカシイんじゃない?2000年も生きてるから耄碌してるの?」
GM:さて、少女は「椅子でも」と言っていますが、部屋には何もありませんね。
妖綺妃:「人に堂々と言っておいてそれはないんじゃないのかのう」けらけら
ユウム:がらーん
妖綺妃:「なあ?節制殿もそうおもわないか?」
節制:「はっはっは、私もこいつと同じ言い方をするよ?」
妖綺妃:「そうかい?しかしこうも言われれば、のう?」
ユウム:「いす……」きょろきょろ。何もないなーと首をかしげている。
節制:「刺したくなったら好きなだけ刺したまえ」
妖綺妃:「頭の悪い坊やじゃあるまいし、もうちっと言葉を選べばよいではないか」けらけらけら
妖綺妃:「異な事を申すのう。我輩はたのしいのじゃよ。主たちと会話するのが」
自粛:「何で気遣いする必要があるわけ」
妖綺妃:「だから刺すわけがなかろうて」
妖綺妃:「子供じゃないから。自粛という名を名乗るくらいならそうしてみればよかろうに」けらけら
節制:「はっは、そうかい」言いながら、彼女は地面に程近い空間を指差す。
節制:すると、紙束がものの形に固まり、そして散らばる。黒いテーブルがひとつと、黒い椅子が人数分、姿を現した。
ユウム:「! まほー?」きらきら
妖綺妃:「おや、かたじけない」
節制:「はっは、それは紙製ではないよ、腰掛けると良い」
妖綺妃:「失礼して」と椅子をひいてすわらせてもらおう
節制:「魔法……そうだな、そう呼ぶものもいるね」
ユウム:二人から完全に手を離して椅子にちょこん。
自粛:自分も椅子に座る。行儀はよくない。
節制:少年の様子を見て自分も腰掛ける。
ユウム:「? まほーと違う? まほーとちがっても、かっこいい。ね?」ぽやぽや。
節制:「かっこいい。ほう」
節制:「さて、では話をしようか。夢の中でも言ったかな、私は用があって、君たちをここへ呼んだんだよ」
ユウム:「用?」そういえばそうだった
妖綺妃:「ほう、して、何用があってじゃ?」
節制:ふたりの目を、見つめる。
節制:「簡単な話だよ。君たちの欲を見せてくれれば、それでいい」
妖綺妃:「欲?ふうむ?」
ユウム:「よく」きょとーん
節制:「そう、君たちは何をしたい?」
節制:「誰かを殺したい?助けたい?何かを捨てたい?手に入れたい?それとも、」「何もしたくない?」
妖綺妃:「ふうむ、何を、と言われれば難しいが」
妖綺妃:「我輩は面白いことをただ経験していきたい。もしくは、あらゆる知識をむさぼりたい。じゃのう」
ユウム:「うー……?」考え中……なうろーでぃん……
妖綺妃:「あとは、そうじゃなぁ。「主人」の「望み」を、かなえたい、じゃな」
ユウム:「………………」
ユウム:「…………みんな笑顔だったらいい」
ユウム:「ね?」
妖綺妃:「欲が多くてすまないのう」
節制:「ふむ」二人の話を楽しそうに聞いている。
節制:「何故?」「何が君をそうさせているのか、思わせているのかも知りたい」
妖綺妃:「はて、なぜといわれるとそうじゃのう」
妖綺妃:「それが「妾」だから」
妖綺妃:「最初と2つ目は「妾」だからこそそうなるだけじゃ。最後のは、そうじゃのう。何故だろうな。覚えておらぬ」
ユウム:「笑顔はあったかいの。あったかいのいっぱいならみんな楽しいよ!」
ユウム:にぱー
節制:「君らしいね」ユウムくんににっこりと笑み返す。
ユウム:えへーって笑っている。
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