Garden


月鼠の砂宿


参加者


GM.千穂
PL.ソヨゴ/蔵未 孝一
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GM:それではインスタントシナリオTP「月鼠の砂宿」セッションを開始します、よろしくお願いします!
蔵未:よろしくお願いします!!
GM:【銀の月の浮かぶ夜】
GM:冷たい夜風がふく砂の大地、
月のでる夜だけ、ひっそりと店を開ける。
ときには異世界の者も呼び寄せ、白檀の香りに招かれて中をのぞけば、
そこには角を生やした、山羊のような、鼠のような、
白い毛を生やした獣人がひとり。
GM:店主は、蔵未さんの姿を見とめると、ゆっくりと顔をあげる。
店主:「いらっしゃい。ここは、幻想装具店・月鼠の砂宿。
この世界のあらゆる素材をつかって、モノを作って売る店だよ。 ・・・君は、どんなものをお望みかな」
蔵未:「へえ……」店内を物珍しげに眺めている。
「や、なんか、気付いたらここにいて……どんなのがあるの?」
GM:店内には、瓶に詰められた様々な”素材”が並べられている。
そう広い空間ではなく、香台からゆらゆらと上る煙が、室内を満たしている。
手前には素材の並べられた棚、その少し奥には、過去に作った品の見本が置いてある。
また壁は一面収納になっており、棚に並んでいる素材以外にも、たくさんのものがあるようだ。
右奥にはどうやら通路があり、職人がいる部屋につながっている様子。
蔵未:店内を幻視してみる。何か面白いものはあるかな?
店主:シークレットダイス
蔵未:あと店主さんも幻視
店主:シークレットダイス
GM:店内を幻視すると、先ほど得られた情報と・・・、
手前の素材が並んでいる棚のほかに、車のついた別の棚が、2台並んでいる。
蔵未:お。その棚も幻視してみよう。
GM:店主は、普通の人間の腰より少し高いぐらいの背の、ヤギのようなつのと、ひづめのついた足をもつ、白い毛がふさふさした獣人だ。
GM:そちらの棚の品々を幻視すると、強い魔力を宿した品、呪いのような力を宿した品、・・・素人目にみても、それがとても珍しいものだということがわかる。
GM:素材の共有メモを作成するので、少々お待ちください。
蔵未:「ねえ、そこのヤツってなんか特別なの?」店主に聞いてみよう。
メモの件了解だぜ!
店主:「ああ、そのとおり。今日は特別にね、滅多に表には出さないんだけれど。他の素材より、ずいぶんと貴重なものをそろえているよ。
 ただ、その片方のほう・・・それは、"魔女"の力の欠片を集めたものでね、扱いには気をつけたほうがいい・・・とても、強力なものではある」
蔵未:「……へーえ、……魔女かあ」興味が湧いた顔
蔵未:「あのさ、俺が持ってるものと混ぜてアレンジしてもらうこととかってできたりする?」
店主:「おや、素材を持ち込んでくれたのかな?・・・ああ、できるとも。どんなものか、見せてくれるかい?」
蔵未:【嘘色の真実】を手渡します。
「これなんだけど。なんか、雰囲気に合いそうだなって」
店主:「これは・・・」 店主は布で手にとって、拡大鏡でよく見てみます。 「美しい花だね。とても珍しいもののようだ」
店主:「少なくとも、この世界では見たことがない品種だね」
蔵未:「綺麗だよね。なんか気付いたら持ってたんだけどさ」
「花なんて似合う柄でもないし、他のモノに仕立ててもらった方がいいかもと思って」
店主:「なるほどね、了解したよ」 店主はうなずくと、それを丁寧に瓶に入れて、棚に置きます。
店主:「気になるものがあれば、手にとって眺めてごらん。僕が、どんなものか説明するからね」
蔵未:「あ、ラベンダーとかってない?」
「香りが好きなんだ。落ち着くから」真っ赤なラベンダーとか魔女素材であったら嬉しいな!
蔵未:※別名「薫衣草」だそうです
蔵未:※「丘紫」とも
店主:「ふむ、ふむ。少し待ってくれるかい?」 店主は思案して、店の中を探し始めます。 
店主:「・・・あった、これだ」 店主は、目当ての物を見つけたようだ。
蔵未:わくわく顔で覗き込む。
店主:「亡失の花結晶。"亡失の魔女"の力のかけらだ。中をよく見てごらん、結晶の中に、赤い蕾が閉じ込められているだろう。
 これは、亡失の魔女の使い魔である、赤い薫衣草だ。"亡きものを覗きこみ、失い続ける"呪いがこめられているよ」
蔵未:「……亡失、」手に取って中を覗き込む。
「できればかけられたくない呪いだけどな」でも何故だろう、どこか懐かしい感じがする。
蔵未:「……これ、使ってもらおうかな。そうだな、他にはあと……」
店主:「そうだね」 くすくすと笑う。 
蔵未:「これとこれ、きになる」夜闇の雌蜘蛛と、憂鬱の文字片を指して
店主:「じゃあ、夜闇の雌蜘蛛から」
店主:「これは、"夜闇の魔女"の力のかけらだ。この腹を裂けば、無数の子蜘蛛たちが、餌を求めて這い出てくることだろう。
 夜闇の魔女の使い魔は、闇を這う黒い蜘蛛なんだ。"手に届かないものを羨み、地に落とす"呪いがこめられているよ」
店主:「そして、憂鬱の文字片」
店主:「これは、"憂鬱の魔女"の力のかけらだ。この文字は、人々の憂鬱を書き記したもので、魔女はそうやって心を食らっていた。
 憂鬱の魔女の使い魔は、無数にちらばる文字なんだ。"過ぎたことを憂い、過去を見つめ続ける"呪いがこめられているよ」
蔵未:「……何か、親近感湧くな」蜘蛛を見つめて。
「……この結晶と、蜘蛛と、……さっき渡したバラで、何か作ってもらってもいい?」
店主:「ふむ、決まったようだね。かまわないよ、どんなものをつくるか、君の希望を聞いてもいいかい?」
蔵未:「……そうだな、……"手に届かないものを羨み、地に落とす"、だっけ」
蔵未:「……そうできたらいいなと思ったことが、何度かある、……だから、そうできるようなもの」
蔵未:「形は任せる、邪魔にならないのがいいな。せっかくいい香りのものを使ったから、香りは楽しめると嬉しい。あと、花弁もある程度、そのまま残してもらったり、できる?」
店主:「なるほどね」 店主は頷きます。 「呪い、そのもののようなものだね。・・・ふむ、邪魔にならず、香りが楽しめる・・・それと、花弁だね、わかったよ」
蔵未:「ありがと。あ、そうだ、」クッキーを取り出し。
「甘いもの、好きだったりする?」
店主:「香水に花弁を浮かべるのもいいとおもうが・・・花の形をそのまま残して、身に活けられるものや・・・香りのするタトゥーのようなものでも、いいかもしれないね」
店主:「おや、食べ物は大好きさ」店主はほほえみますね。
蔵未:「んじゃ、これよかったら食べて。ミルクティー味らしい」
店主:「おいしそうだ。いただくよ」 店主はもぐもぐクッキーをいただきます。うれしそうだ。
蔵未:「俺甘いもの得意じゃないからさ。わかんないけどまずかないと思うよ」えっかわいい……って顔してる
店主:「とってもおいしいよ」 幸せそう。
店主:「さて、じゃあ、品ができるまで少し待ってもらおう」
蔵未:「ん。待つのは得意だ」店内を眺めて時間をつぶそう
店主:店主はそういうと、傍らの椅子に蔵未さんを案内して、月光花のお茶を出してくれます。
店主:「見て回ってても構わないからね」 そういうと、店主は奥に引っ込んでいきました。
蔵未:おおお。ゆっくり味わってのもう。綺麗そう
店主:「さて、こんな具合でどうだろう」
店主:店主ができあがった品をもって、奥から出てきました。
GM:「夜蜘蛛と薔薇の呪い」

"手に届かないものを羨み、地に落とす"「夜闇の雌蜘蛛」
"亡きものを覗きこみ、失い続ける"「亡失の花結晶」
以上二つの魔女の呪いと、「嘘色の真実」を
素材として使った香水。(装飾品)

色は透明に赤い液体が沈むグラデーション。
白色に赤色が差す薔薇の花弁が浮かび、
甘く哀しい、深い薔薇園の香りがする香水。

身に振りかければ、体の一部に
刺のついた小さな薔薇が寄生し、
その部分から黒い蜘蛛の足が生え、
刺青のように肌に溶け込む。

戦闘開始時、使用者は敵PTから
「羨ましい」と感じる人物を一人選ぶ。

その人物に対し、以下の効果を適応する。

・対象者の装着スキルを一つ奪い、使用不可にする。
 使用者が既に装着しているスキルの場合、
 成功値が高いほうを適応する。
・使用者から対象者の攻撃のみ、受け流しを使用不可にする
・戦闘中1d3回、使用者は対象者に
 与えたダメージの半分を、次の攻撃の固定値として上乗せする。

該当する人物がいない場合、
戦闘中、使用者の攻撃のダメージが通った時点で、
相手に「暴走」か「暗闇」
どちらか任意のものを付与できる。

アイテムとして使用すると、以下の効果がある。
どちらかを選択して使用すること。

この効果は戦闘中1回のみ使用可能。
 使用者の体からおびただしい数の
 蜘蛛が這い上がり、
 それらが対象者に対して襲いかかる。

 この攻撃に対し、
 回避・直観回避(成功値-20)
 以外の反応行動をとった場合、
 対象者一人のすべての行動を1ターンの間封じ、
 さらに1d5ターンの間、
 毎ターン3のHP減少を行う。

 使用者はそのHPすべてを吸収する。
 最大値は超えない。

 また、この効果はいかなるスキルを
 もってしても解除されない。

この効果はセッション中1回、
 戦闘時のみ、敵PTが2人以上の時のみ使用可能。

 使用者のHPを2d5削り、回避率を-20さげることにより、
 相手を「洗脳」状態に陥れることが可能。

 この洗脳は魔女の呪いによるものでありとけにくい。
 洗脳を解除できる行動を行っても、
 1d100<=50の判定に成功しなければ、
 この洗脳はとけない。
  
このアイテムのすべての効果は、
使用者のたった一人、「愛した人」へは一切届かない。

また、蔵未考一以外のものが
このアイテムに触れることをすれば、
その者の目は盲目になり、心を失い、気が狂うだろう。
蔵未:「ん、」立ち上がって彼の元へ。
蔵未:やっべええwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
GM:ふへへ!!!!
蔵未:めっちゃおいしいいいいいいいありがとう!!!!!
蔵未:超使いたいやばい
GM:香りはラベンダーに変えておこう。(しゅっしゅ
蔵未:しゅっしゅ!
蔵未:「……あ、すごくいい香り」しばらく見蕩れたあと、少し嗅いでみて微笑む。
蔵未:「ありがとう、綺麗だね、これ、……大切に使うよ」
店主:「ふふ、よかった。そうしてもらえると、とても嬉しいよ」
蔵未:代金はSP-100でお願いします!
GM:了解しました。
店主:「さて、品もできたことだし・・・そろそろ、お別れだね。気をつけて帰るんだよ。
 もしまた訪れるときがあれば、その時はよろしくね」
GM:店主がそうつぶやき、煙管をふうと一息はくと、
GM:蔵未さんの視界は、煙のようにゆらゆらと揺らいでいきます。
蔵未:光に透かしたり縁をなぞったりしながら、品を楽しんで。
別れの言葉には手を振って応えた。
GM:聞こえるのは、さらさらと流れる砂の音。
GM:・・・気づけばそこは、拠点のベットの上。手元には、花弁が浮かぶかぐわしい香りの香水が置かれていた。
GM:砂の大地に浮かぶ、銀色の月の光を、かすかに覚えている・・・。
GM:ということでシナリオクリアです!!お疲れ様でした
蔵未:おつかれさまでしたあああああああ
GM:報酬は「夜蜘蛛と薔薇の呪い」ですね!
蔵未:めっちゃ素敵……ありがとうううううう
GM:よかったああああああいろいろ提案してくれたおかげです
蔵未:最高にテンション上がりました!!!!!!!!
蔵未:うっひょっひょー↑↑↑↑↑
GM:よかったよかった!!使うところみてみたいものだふふふ
GM:では自由解散だよ!効果はのちほどBBSに貼り付けておきます
蔵未:はーい!! ありがとうございましたああああああ
蔵未:ではではめしくってくんぜ
GM:ありがとうございました!!いってらっしゃあああい
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