Garden


虚仮倉庫


参加者


GM.ひよにし屋
PL.嶋崎ぺす子/入見 日夏
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GM:これよりインスタント『虚仮倉庫』を開始いたします。よろしくお願いします!
日夏:よろしくおねがいします!
GM:その日の夜は、君にとって眠れないものとなっていた。
GM:RPどうぞ
日夏:部屋に居るのかな…ベッドでごろごろしつつ爪にネイルぺたぺたしておこう。(レインちゃんどこかな??)
GM:レインちゃんはベッドの上ですやすやしています。
GM:ふと、君の前に扉が現れるだろう。
丈夫な木製のドアも、月光で輝くドアノブも、全てが白い。
日夏:乾いたかなー、とふーっと爪に息を吹きかけて。レインちゃんにもペデュキュア…
GM:寝ているから気付かないみたいだ。
日夏:「レインさん、レインさん……どあ、ドアですドア」白いドアに目を起きつつすやすやレインちゃんを揺さぶる
GM:ん……、と、ぼんやり瞼を開けたが、彼女は「行ってらっしゃい」と呟き、また眠りに落ちてしまう。
日夏:「はぁい!いってきます…ってそうでなくて」少しばかりしゅんとしつつ、夕飯までに帰ってきます…と言い残してドアの向こう側へ
GM:扉を開けた先には、真っ白な都市がある。
あらゆる建物や無機物が白を宿して、君を迎え入れた。
GM:【箱都市】
GM:扉を潜れば、眠気はもうどこにもない。
君が景色を見渡せば、白い箱に入っている都市だということに気付く筈だ。
普通なら発狂してしまいそうな程の白だが、
まるで夢の中のように、精神は穏やかであり続けるだろう。
日夏:「…?清潔感あふれる場所…ですね」
日夏:ただいまと言える場所ができたことに少し胸を踊らせながらも足を白へ進める
GM:君が足を進めると、やがて出会えるだろう。
GM:それでは、『澪(れい)』が君を迎える。
澪:「こんばんは、かな」
日夏:「…?えっと、はじめまして?ですかね」
澪:「ああ、君とは初めてだ。はじめまして、私は『澪』」
日夏:「澪…さんですね。白い場所がお好きですか」周りをきょろきょろしつつ問いかける
日夏:「あ、わたしは入見日夏といいます。どうもっ」慌てて頭を下げる
澪:「宜しく、日夏」そう言って微笑む。
「趣味だから白を選んだのではないんだ、この白に意味など無い」
「でもね、全てに無意味が許されるという訳でもない」
そう言って、君の指を指す。……下がった視界が、消え始めている自身の指を捉えるだろう。
日夏:「白に意味などない…」言葉を飲み込みながらも消え始める京紅色に塗った爪の指を見て驚く「わわ、消えてる。とうめい?それとも白に??」
日夏:むぅと口を窄めながらも感触はあるのだろうか、と指を丸めてみる。そう意識してみる。
GM:感触は少し残っている、けれど弱い。
澪:「そうだね、白も透明も等しく無の色だ。
君は白の一部になってしまうのかもしれないし、このまま透けて無くなってしまうのかもしれない」
「でも、大丈夫だ。君にも意味をあげよう。『そこの倉庫で捜しものをしてきてほしい』」
『澪』は真っ直ぐに一点を指す。
指した先には墓地があり、沢山の墓石の最前列に地下への階段がある。
日夏:「あの墓地にはなにが眠っているのか‥という質問は、やめておきます。意味を…存在の意味…。でしょうか。」
澪:「そう、存在の意味だ」
「ところで君は、自分ではないがまさしく自分、言わばもう一人の自分がもしいると言われてみたら、
君は信じる方かい?」
日夏:意味を与えられる者が存在しているのか。すこし、動揺する。 「もう一人のわたし、ですか」
澪:「ああ、たとえ話だ。実際に君がいる訳でも君と出会ってしまう訳でもないよ」
落ち着かせようとするように、笑う。
日夏:「信じるかは…分かりませんが、同じ思考、意識を持つ「わたし」であるならば。それはもうわたしではないですね」 ふふ、と透明になっているのだろうか。意識しながら口元に手を当てる
澪:「では、己ももう一人もいるのが君ではなく、『Ms.レイン』だとしたら?」
「彼女ではないもう一人の彼女に、会ってみたいかい?」
なんてことの無いように、そう告げる。
日夏:「倉庫に、なにがあるのかは分かりませんが、その意味が、わたしが”存在”している意味を与えてくださるというのならば。…。っ、レインさんを、ご存知で?」
澪:「ああ、知っているよ。とてもね」まるで慈しむ母のような、微笑み。
日夏:「そう、ですか。レインさん、ではないもう一人の……」それは自身が知っている彼女なのだろうか。少し頭痛を覚えつつ「その方は、私を知っている、レインさん、ですか?」
澪:首を振る。「君のことも、『レイン』のことも他人事の、全くの別人だ」
日夏:「わたしは、まだ彼女のことをあまりよく、知っていない」安心させるように本を抱きかかえる
日夏:「そうですね、会ってみたい、と思います。」
澪:「そう、ならば。彼女の名前は『カイ』だ」
優しく手を振る。「いらっしゃい、あるいは、いってらっしゃい」
日夏:彼女に会った時から、感じた、ここちよさは恐らく嘘ではないのだろう。直感的に、そう感じた’それ’は、きっと。「ええ。カイ、さんですね。おじゃまします。そしていってきます」微笑んで、歩を進めよう
GM:墓は静かに並んでいる。階段の入口は既に大口を開けているようだ、下りますか?
日夏:白いお墓…いつまでも白く、汚れのないまま……一瞬嫌な考えが過ぎり頭を振る。
下りよう、
GM:君は階段を下りて行った。
GM:【虚仮倉庫】
GM:まるで、中自体が別世界のよう。
脆くなった壁や天井の一部に穴が開いており、そこから光が差しこんでいます。
貴方が階段を下りる度に、今まで入ったダンジョンの記憶が蘇ってくることでしょう。
日夏:「え、…………えっあれ…。わたし、わたしは」よみがえる記憶に突然的に涙が溢れてゆく。雨の音、首を吊る感覚、病院の中のしろ…
GM:全て思い出し、地に降り立てば、
あらゆるガラクタが部屋を覆い尽くす空間に、誰かがいるのを発見します。
レインと同じ顔、動作、しかし、彼女は黒髪黒目の少女でした。
日夏:次々とあふれる。涙。なみだ。わけも分からずにそれは溢れ続ける
日夏:「あな、たが、カイ。さんで、すか」 混乱しつつも目の前の少女を見据える。涙でぼやけるが。あの街で。あの塔の上で会った
日夏:「はじめまして」
GM:振り向いた彼女は、驚いたように君へ話しかけた。
カイ:「はじめまして!大丈夫?」
日夏:あの時はきっと、名乗っていなかった。名前を、忘れてしまった彼女に名乗るべきでないと直感的に感じたからだ。
日夏:「大丈夫です、」慌てて裾で涙を拭う。
カイ:「わたしがカイだよ。日夏」そう言った後の笑い方は、レインに酷く似ていた。
日夏:「あなたのことを、聞きに、きました」ズキリと背中に痛みを感じつつもその瞳を見る
日夏:「何故、わたしの名を?」
カイ:「わたしはレインを知っているし、見てる。そして、そばにいる貴方のことも」
「でも、やらなきゃいけないことはわたしに構うことじゃないよ?」
そう言ってカイはガラクタをつつく。よく見れば、貴方の知っている思い出のものもいくつかあるでしょう。
日夏:「あなたはもう一人の、レインさん、だと聞いておりました。」思い出のもの
日夏:手紙、に触れてみよう
GM:貴方が手紙に触れた瞬間、誰かの記憶がよぎった。
記憶:---
記憶:学ランに学帽、マントといった、いわゆるバンカラの恰好をして、手紙を書いていた。
学校帰りに筆を取っているのだから、致し方がない。
学友に見られたら、笑われてしまいそうだ。

それでも自分と、大切な彼女にとっては、大事な文通だった。

『外を歩いていると、桜の木々を見つめる機会が多くなります。
咲きかけの蕾、もうすぐ桜の季節ですね。
花が咲いたらひと時会ってくれませんか。
染井吉乃、桜の名を抱く君に会いたい。』
記憶:---
GM:今のは、誰の記憶だったのだろうか。
日夏:「文通…サクラ」口ごもりつつ もその先にある手錠に手を伸ばす
どどんとふ:シークレットダイス
Schoice[レイン,レイン,ハイン,ハイン,カイ,昔の記憶]
DiceBot : (SCHOICE[レイン,レイン,ハイン,ハイン,カイ,昔の記憶]) → カイ
GM:シークレットダイス
記憶:---
記憶:白い都市に、雨を呼ぶ。無意味な空間に、無意味な雨。

「カイ」

『澪』はわたしにその名前をくれた。
ガラクタのように、忘れられて終わる筈だった私に、意味をくれたんだ。

「あいかわらず、雨が好きなんだね」
「うん、雨は大好きだよ」

涙を落とすような、哀しみの雨だとしても。
記憶:ーーー
GM:今のは、目の前にいる彼女のだろうか。
日夏:「カイ‥さん。」呼びかけて、近くにいるのだろうか。手を触れようと彼女の手に自身の手を重ねる
日夏:「貴方にとっての雨は、どんな意味を持ちますか?」
カイ:「大好きな雨、降ってるだけでも落ち着くの」触れ返すこともなく、ただそうされている。
「空が一緒に泣いてるみたい」
カイ:「うん、わたしもレインも同じだよ。わたしとレインは、生まれ方と生き方が違うだけで同じ人。
見てきた世界も好きになった人も違うけど、レインだって降らせる雨は哀しみのものなの」
日夏:「空が哭いて…そうですね。でも、雨は、時として育んでくれるものでもあります…わたしにとっての雨は、そうでしたから」
カイ:「わたしもそう思うよ」そう言って笑う、
「ほら、知らないガラクタだけじゃなくて、知ってるものも捜してみてよ」
日夏:「哀しみも苦しみも育みも罰も、全て声を上げて訴えているかのように…」そっとノットモチーフの指輪を手に取る
日夏:「ガラクタだなんて。そんな事はないですよ。”意味のある”物です。」
記憶:---
記憶:「にぃよ!」
「はっぴばーすでー!」

そっくりな二人。ちょっと大きくなった弟と、まだまだ小さな妹。
頭にちょっとアホ毛ができちゃっているところも、そっくりだ。

「プレゼント?俺に?」
「うん、開けてみてよ!」

弟に言われるまま、プレゼント箱を開けてみた。
中身は……指輪だった。

ありがとう、嬉しい、……大好きだよ。
記憶:---
GM:星見の塔で見たことがある、要哉や睦人の面影が見えた。
日夏:あまり干渉するべきではない、そんな気がしてそっと指輪を置く。
日夏:「プレゼントは嬉しい、ものですよね」感謝の言葉、感情。愛情。どれも眩しい物ばかりで
自身が知っている’物’はなんなのだろう。ただただ自分の持ち物を大事に、すればそれで。
日夏:「カイさん。少し、お話しませんか?」
カイ:「うん、いいよ!」そう言って笑う。
日夏:「ふふっ、ありがとうございます。カイさんは、レインさんのこと。好きですか?」
カイ:「んー、好きとか嫌いとかじゃないかなって。鏡を見てる気分に似てるよ」
日夏:「鏡に映る自身は、どのように見えますか」そっと目を逸らす
日夏:「わたしはあまり、鏡をみるのが好きではなくて」困ったように笑う
カイ:「……、わたしはここにいるんだなって感じかな?
わたしもここにある物達と同じ、忘れられて終わる存在だったから」
カイ:「ここにある物は、ガラクタになってしまったんだよ。だって、過去になってしまったものだから。
置いてきて、忘れちゃって、そうしたら大切の意味も無くしちゃう」
カイ:「あなたも、忘れちゃったものとか、忘れてるもののなかに、大切なものあったと思うよ」
日夏:「大切なもの、ですか?」
日夏:「わたしは。確かにくれたこれが一番、大切だと思っています」
日夏:「一緒に行こう、と言ってくれた彼女が形として残してくれた、初めて与えられたもの。だって、勝手ながらに思ってしまっているのですが」くすくすと困ったように笑い
カイ:「そっか、あなたは大切を持ち続けてるんだ。
……、それでも、貰ったものだって忘れちゃってたかもしれないけど」
日夏:「愚かしいですね…本当に、わたしは」「だから綺麗、だと思えるんです。意味のある、例え忘れ去られてあるものだったとしても」
日夏:「カイさんは、何故こちらにいらっしゃるのですか?」
カイ:「『澪』が意味をくれるから。意味がある限り、わたしはこうして存在していられるの」
日夏:「ふふっ、羨ましいです」
カイ:「……、記憶が欲しい?記憶が欲しかったら、物が持っている記憶を一つ持ち帰らせてあげるよ」
「でもそれ以外に、わたしの『哀しみ』の力で、一つ、物に意味をあげるよ。
あなたが大切に思ってるその本とか、どうかな?」
日夏:「澪さんにとってカイさんは意味のある存在、だということになります……ね」「……いいんですか?」哀しみ!!
カイ:「いいよ。願いとかあるかな?
わたしは『哀しみ』を司る少女。それに値する願いだったら、力にしてあげられる」
日夏:「これは初めて、与えられた愛だって。わたしは勝手に想っています。哀しみも激情も、憎しみも全て、嬉しい物なんです…」「願いは、そうですねぇ」
日夏:「願い……取引、してくださいませんか」「わたしのこの空っぽの意識とその、えっと…」照れつつ本を撫でる
カイ:「取引?」首を傾げる。
日夏:「引き換えに。お友だちに、なって欲しいなって……。私は何にも持っていない何にも扱えない、そんな対価、でもいいなら」照れてまともに目を合わせれない。
カイ:目を瞬かせてから、頷いた。
「あなたはきっと、ここから帰ってもわたしのことを思い出せる。そう言っておくね」
「わたしの『哀しみ』を持ってく?それともレインのがいい?」
日夏:「何方も…ではだめですか…?」あなたはレインさんでカイさんはレインさんなんでしょう?と
日夏:「また、欲張ってしまいましたね。ごめんなさい」
カイ:「ううん、いいよ、結局は一つになっちゃうけど。それでもいいなら」
日夏:「ありがとう、ございます」
日夏:「もうひとつ、聞いてもいいですか」おずおずと声をかける
カイ:「どうしたの?」また首を傾げた。
日夏:「愛ってなんなんでしょう」反対方向に首を傾げてくすくすと撫でるように笑う
カイ:「愛、……、『アイ』という音を知ってる?わたしもレインも、その音を持ってる。
『アイ』は哀しみのアイ、自分を指すIのアイ、出会いのアイ、そして、愛するのアイ。
愛は、出会いを経た人への想い。一緒の哀しみ、その人のために動ける自分。そういうのかもしれないね」
日夏:「…っ、素敵な音ですよねぇ」涙を浮かべながらもわらう「レインさんとカイさんは、相、ですね」
カイ:「そうだね」にこっと笑った。
日夏:「まずは交換日記からはじめましょうー!!」おーっと手を上げる
カイ:「わたしとはできないよ」念のため
日夏:「分かってますよ。でも、相まっているのですから」
カイ:そうだね、とまた笑みを浮かべた。
「本を少し貸してくれるかな」
日夏:「‥‥‥‥‥‥‥はい」壊れ物でも扱うように丁寧に手渡しする
GM:カイがその本に触れると、本は淡い灰色の光に包まれた。
日夏:「灰色‥」
GM:【レイン・ナイトメア−哀の悪夢−】
様々な悪夢を題材にした短編小説集。
この本を枕元に置いて寝ると、実際に悪夢を見てしまういわくつき。

この本をダンジョンに持ち込む場合、
1セッションにつき1度だけ効果を任意で発揮できる。

効果を発揮した時に、水(形式は問わない)に触れている全員を対象とする。
任意の哀しみの記憶を一つだけ思い出す。
ただし、ロストを含み、本の所有者がダンジョンを出た際に記憶は忘れてしまうだろう。

各自、その哀しみによるRPを踏まえれば、GMは±5の補正を認めてもよい。
ただし、その補正をどんな形であれ本の所有者が受ける場合、
その補正の値を任意で拒否してもよい。
カイ:「持ち帰りたい思い出はあるかな?」本を返しながらそう尋ねる。
日夏:ありがとうございます、と本を大事そうに受け取りながら。「レインさんとあの街の思い出を、わたしは」口を固く結んで俯きがちになんで忘れてしまっていたんだろう、と呟く
日夏:「ずっと残していたいんです」顔を上げてカイさんにそう答えよう
カイ:「なら、雨降る街やそこの塔にあった物、好きなものを一つ持って行っていいよ」
ぐるり、と辺りの物達を見渡す。
日夏:「では、これを…」さきほど手にしていた、手錠を手に
カイ:「それは"わたし達"の手錠だから、……、あれかな?」
そう言って指した先に、変形した手錠があった。
鎖だけのものと、途中で途切れ輪が片方しかないものがある。
日夏:「……そうですね。ずっと、捜していたものは之だったのかもしれないです…」その変形した手錠を取る
GM:触れればあなたに、その時の記憶が脳裏に過ぎった。
日夏:ああ、一緒に逝ってくれると、悪夢を見続けようとのぞんだのに、突き放されたのだろうか。もう二度と会うこと等ないということなのだろうか。それも彼女からの想いだとしたら、わたしは わたしはだからこそ死を 愛を肯定されたかったのかもしれない 最期に少女の目を見つめありがとう、と微笑む

そしてどんな想いであれ形にして、少女は、応えてくれた「一緒に行こうー」と
GM:――それは君の、大切な記憶。
日夏:するりと愛しむように手錠を撫でる。確かなそれはかたちになって。笑みとどうじにまた涙を零す。
日夏:「カイさん、ありがとう、ございました」
カイ:「ううん、見つかってよかったね」
日夏:「はいっ」
カイ:「レインが部屋で待ってるよ」ばいばい、と小さく手を振る。
日夏:小さく振りかえそう。本を抱いて。階段をあがる
GM:君は階段を上り、倉庫を出て行った。
GM:【箱都市】
GM:戻ると『澪』が君を見送る。
澪:「お帰り。捜しものは見つかった?」
日夏:「ええ、見つかりました」「意味は見い出せばきっと…」
日夏:言いかけてやめる。「わたしはもう、帰ります、ね」
澪:「ああ、『哀しくなったら』、その時はまたおいで」
日夏:「‥…はい。」
日夏:そのまま白を歩く 歩いて、なんとなしに早く帰りたいと、そう胸に秘めて
GM:白い、白い扉が、最後に君を迎えてくれた。最初に入ってきたあの扉だ。
日夏:そのまま扉に飛び込む。「おじゃましました…そしてただいまです」
レイン:「――お帰り」
GM:【停止】
GM:・・・
GM:・・
GM:・
日夏:「っ!レインさあああああああああーん!!」そのままぎゅーっと抱きしめてただいまただいまとはしゃいで笑おう
GM:そう言って飛び込んだ君にとって、あの場所は既に現実味のないものとなっていただろう。
扉すらもなく、夢だったのではと思うほどだ。
それでも、君の手には思い出が二つある。それはもう虚仮に埋もれない。
日夏:2つとも、大事な、大事な。微笑んで彼女の綺麗な髪に、淡い藍色を宿した菫モチーフの簪をそっと付けて笑う。「京土産です。ふふ、ただいま、レインさん!」
GM:ありがとう、とレインが笑う。
君達はこの現実で共にいるのだろう。いつか愛で終わる、その日まで。
GM:「虚仮倉庫」終了です!!!!!!!!!!!!!お疲れ様でした!!!!!!!!!!
日夏:お疲れ様でした!!!!!ありがとうございましたぁぁl!!!!!
日夏:レインちゃん可愛すぎて(顔覆い)
日夏:ありがとうございます。
GM:いえーーーい
GM:へい報酬だぜ
日夏:はい;;
GM:【レイン・ナイトメア−哀の悪夢−】
GM:回顧の手錠
日夏:ンッ
日夏:ありがとうございます(平伏し)
GM:あの壊れた方の手錠だな(フレーバー文は考えるのをやめた)
日夏:はい
日夏:アイテム名だけで泣きそうです
GM:自身の「応え」に関する記憶 ※持ち帰ったダンジョン記憶をどうぞ
GM:【スペードのエース】
表裏同一デザインの透明トランプ。
ナンバリングはなく、中央にマークが載っているだけだが、
夜になるとカードの中に雨が降り始める。
所持していると、都市での出来事を覚えておくことができる。
(見えた記憶は都市の中でしか思い出せない)
GM:以上!
日夏:!???!
日夏:MAJIDESUKA
GM:MAJIDA
GM:虚仮倉庫次の来訪条件は『哀しくなったら』です
日夏:はい;;;;
日夏:カイちゃんのことも澪様のことも覚えていられる(大歓喜)
GM:所持してるが条件だからダンジョンに行く時とかは気を付けてな
日夏:了解です!
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