2011/07/05 02:00
R&B
「……………」
「聞いているのかザークシーズ、貴様という奴は毎回毎回逃亡しやがっていい加減私の有り難みを全身全霊で表現しても足りなさすぎることを自覚してだなッ」
ザークシーズ=ブレイク、現在床に正座して頭の上に数冊の本が乗ってマス、首がめり込む。
目の前の仁王立ちデコデコ眼鏡はもう30分は私に説教をしてまして、いい加減足が限界です。首は諦めてマス。
「あー、分かりましたヨ、今日はやりますから」
「さっさとそういえばいいんだバカザクス!!」
頭上から本が退いてめり込んだ首が戻ったところで、ふらふらしつつ立ち上がって書庫に向かうデコデコ眼鏡の後ろについて行く。
後ろから見るデコ眼鏡の背中はさながら……
閣下の降臨
(………レイム閣下…)
(や、レイム大魔王、それですネ)
20110705