■通常人狼■


所要時間一時間〜二時間程度。


【勝利条件】
村人陣営 → 人狼をすべて見つけ出して処刑すること
人狼陣営 → 村人の数を人狼と同じにすること
妖狐陣営 → ゲーム終了まで生き残ること


【役職】

※各役職とも、COのタイミングに決まりは有りません。対抗が出てきたら早めCOが良いでしょう。
※プレイヤーは全員、素村であっても騙りOKです。
※この色は各役職の立ち回り方法です、立ち回り方はこれだけではないですが参考にしてください。

[村人]
何の力も持たないただの人。

[人狼]
村人に化けた人狼。夜に村人を一人襲撃することが出来る。人狼同士はお互いを認識しているが、他の役職が誰なのかはわからない。
狼同士のPMは常に可。
あなたはいかにも村人であるかのように、また村人サイドの役職を持っているかのように振舞います。村人は村人として純粋に話しますが、人狼は、自分は人狼だけど村人として話します。本当に村人ならどう見えるか、どう考えるかを考えて発言しましょう。
また、早めに狂人が誰か目星をつけましょう。占い師が二人以上いた場合、いずれかは狂人の可能性が高いです。狂人が占い師を騙っているとわかったら、本物であると擁護して生き残ってもらうように誘導しましょう。
襲撃の優先度は一般的に「真占い師」>「真騎士」>「真霊能者」>「白確プレイヤー」>「多弁なプレイヤー」>「グレー」です。ただし、騎士が生き残っている場合、占い師は高確率で護衛されますので、状況によっては騎士を先に襲撃しましょう。


[占い師]
村人陣営。
村人側の人間。ゲーム開始時と一日の終わりに村人一人が狼かどうかを知ることが出来る。占い結果は「白」か「黒」で伝えられる。
分かるのは人狼か人間かのみで細かい役職の判別はつかない。人狼側である「狂人」も村人として判断される。
占い師の仕事は「人狼を見つけ出すこと」です。そのために、吊られず、噛まれず、生き残って人狼を探しだす必要があります。即COしても信頼を得られれば騎士が守ってくれるので問題はありません。COタイミングは状況次第ですが、初日に黒を引けなかった(人狼を当てられなかった)場合、COせずに潜伏することもあります。ただし偽占い師が出てきた場合はすぐにCOした方がいいでしょう。通常は先にCOした方が信用度は高くなります。

[狂人]
人狼陣営。
狂ってしまった村人。人狼の勝利が狂人の勝利。人狼が誰かは分からない。占われた場合、結果は白。処刑されても村人として処刑されることになる。
狂人の仕事は「とにかく村を混乱させ、進行を人狼有利に運ぶこと」です。積極的に騙って行きましょう。占い師か霊能者を騙ることが一般的です。基本的には白を出し続ければ、ある程度は村人からは信頼されますし、もし人狼に対して○を出した場合、人狼は「こいつ狂人だな」と把握するので、人狼はあなたが本物の占い師であるように議論を煽動してくれます。
人狼に対して自分が狂人であることを信用させなければなりません。占い騙りをし、人狼に対して白を出していれば間違い無く狂人だと信じてもらえます。


―――――※8人以上で下記役職追加※―――――

[霊能者]
村人陣営。
前日に処刑した人物が人狼であったかどうかを知ることができる。
占い師と同様に、分かるのは人狼か人間かのみで細かい役職の判別はつかない。人狼側である狂人も村人として判断される。
霊能者の仕事は「占い師の真偽を村人に伝える」ことです。占い師が複数COしており、占い結果の中に黒があった場合、霊能者の結果が重要となります。黒を吊る流れになった場合、霊能者としてはこの黒の占い結果の真偽を村に伝えることが大事な仕事となります。
霊能者で最も大事なのがCOのタイミングです。潜伏して翌日結果と共にCOするか、先にCOして騎士の護衛を求めるかは状況次第です。霊能者がCOしても対抗がいなければ、その霊能者の出した結果を信じるほかなくなります。前日に占い師が黒として出した人物が処刑され、翌日に霊能者がその人物を黒として出せば、霊能者と同じ結果を出していた占い師も真の可能性が高くなり、人狼側にとっては不利な状況となります。つまり、真霊能者はCOしてしまうことで人外は騙らざるを得なくなるということです。なので一般的には霊能者は即時COしてしまうほうがよいでしょう。村が最も絶望的になるのは、霊能者を人外に乗っ取られることです。


―――――※9人以上で下記役職追加※―――――

[騎士]
村人陣営。
一日の終わりに人狼から一人だけ村人を護衛することができる。護衛された対象は人狼に襲われた場合翌朝死ぬことはない。自分を護衛することは出来ない。占われた場合、結果は白。
騎士の仕事は「生き残ること、そして重要なプレイヤーを守り続けること」です。騎士は基本的に序盤はCOしません。死んでしまうと村人サイドが不利になってしまうので、疑惑の目を向けられないよう、素の村人を装いましょう。
もし投票で吊られそうになったら騎士COして回避してもよいですが、その夜ほぼ間違いなく人狼に襲撃されてあなたは死にますので、翌日の夜には占い師が襲撃されるでしょう。吊られそうになってもCOしないという選択もあります。わからずに処刑されてしまえば騎士はまだ残っているかもしれないと思われるので、人狼は占い師を襲撃しづらくなります。


―――――※12人以上で下記役職追加※―――――

[共有者(二人)]
村人陣営。
共有者は二人存在し、お互いが共有者(村人)であると認識できる。PMは不可。
他に特に能力はないが、確定で村人が二人という事実が大きな力となる。
共有者は何もせずに村人のように振舞っていては村人サイドを有利には進められません。
まずは共有者であることを村人に信じてもらい、自分が白確であると知らせましょう。最もシンプルでおすすめなのは、最初の昼に共有者二人がお互いを名指ししてCOすることです。
また、共有者は村人サイドで最も騙りやすい役職です。占いCOし、COが出そろった時点で撤回して共有者COすると、本物の占い師がわかりやすくなります。


―――――※14人以上で下記役職追加※―――――

[妖狐(一人)]
村人でも人狼でもない、第三の陣営。
狐の勝利条件は生き残ること。人狼サイド、村人サイドのどちらかが勝利条件を満たした段階で生き残っていれば、狐の勝利となる。
人狼に噛まれても死なないが、占い師に占われると死んでしまい、翌朝死体となって発見される(呪殺)。ただし占われたときの結果は白。
※狐は人数のカウントでは村人にも人狼にもカウントされない。よって、人狼、狐、村人の3人が残った場合、狐はカウントされないので、人狼と村人が同数になったことになり、人狼の勝利…ではなく狐の勝利となる。
狐の仕事は「とにかく生き残ること」です。吊られないようにするには寡黙はだめです。黙っているとつられます。よって、ある程度の発言はしますが、あやしい発言はいけません。ただの村人だと思わせる必要がありますから、村人になったつもりで発言しましょう。占われてもいけませんが、こればっかりは占い師の方針によります。たくさんしゃべる人を占って寡黙な人は吊っていく方針になりそうであれば、ある程度発言を少なくする必要があります。
狐は人狼に噛まれても死にません。よって人狼視点では、誰が狐か把握しやすくなります。通常、騎士というのは真占い師や真霊能者を守ります。そのため、人狼は守られていなさそうな白確やグレーを襲撃するのですが、そこで死体無しが出た場合、人狼からすれば「騎士がこいつを守っているわけがない」と判断することが可能となり、つまりその人が狐だとほぼ断定できるのです。



【役職の配分】
[プレイヤー7名]
人狼1/占い1/狂人1/村人4

[プレイヤー8名]
人狼2/占い1/霊能1/狂人1/村人3

[プレイヤー9名]
人狼2/占い1/騎士1/狂人1/霊能1/村人3

[プレイヤー10名]
人狼2/占い1/騎士1/狂人1/霊能1/村人4

[プレイヤー11名]
人狼2/占い1/騎士1/狂人1/霊能1/村人5

[プレイヤー12名]
人狼2/占い1/騎士1/狂人1/霊能1/共有2/村人4

[プレイヤー13名]
人狼2/占い1/騎士1/狂人1/霊能1/共有2/村人5

[プレイヤー14名]
人狼2/占い1/騎士1/狂人1/霊能1/共有2/村人5/妖狐1

[プレイヤー15名]
人狼2/占い1/騎士1/狂人1/霊能1/共有2/村人6/妖狐1



【手順】

※「」内はGMテンプレです。

@役職の割振り
・上記役職の中から各プレイヤーにGMが割り振ります。
この時点ではまだ役職をばらさないでください。

A前夜
「恐ろしい夜がやってきました。みなさん眠りについてください。時間は5分間です」

・人狼は仲間が誰か知ることができます。GMからPMで知らされ、以降人狼同士のPMが解禁されます。
・占い師は一人が人狼かそうではないかを知ることができます。GMに占い対象をPMで知らせ、PMで結果が教えられます。

「夜が明けそうです。目覚めの準備が整った人は挙手をしてください」
参戦者全員の準備が完了次第、Bに移ります。

B1日目・昼
「みなさん、明るい朝がやってきました。それでは10分間の話し合いをして狼と疑わしい人物を一人処刑しましょう」

全員で議論をします。役職COもこのときに行います。

「みなさん話し合いを終えてください。今後発言は一切しないでください。これより本日吊る人を投票していただきます」

GMにPMで誰か一人に投票して、最も得票数の多い一人を処刑します。票が二人以上に分かれた場合、追加議論時間を3分設けて処刑対象を一人に決定します。(役職は明かされません)

「投票の結果、○○さんが処刑されました。○○さんはゲームから抜け、以後話し合いに参加する事はできません」

投票結果も一緒に明かされます。

C1日目・夜 ※この間ゲームに関する発言は禁止※
「恐ろしい夜がやってきました。みなさん眠りについてください。人狼は目を覚まし、今夜襲撃する1人を決めてください。各役職も行動を開始してください」

・人狼は誰か1人を襲撃することができます。人狼のうち生き残っている内の一人がGMにPMで襲撃対象を伝えます。
・騎士は誰か一人を人狼から守ることができます。GMにPMで護衛対象を伝えます。
・占い師は再び占いをすることが出来ます。GMとPMでやり取りします。
・霊能者は処刑された人物が人狼か人間か知ることが出来ます。GMとPMでやり取りします。

※能力の発動順(妖狐入りの場合のみ重要)「占い師→人狼の襲撃」となります。

@占い師→妖狐指定(呪殺)
A人狼襲撃→占い師指定

↑このように占い師に妖狐が呪殺された後に占い師が人狼に襲撃された場合、妖狐は呪殺され占い師も人狼の襲撃にあい死亡します。(騎士が占い師を護衛していた場合は死にません)

D翌日・朝
(騎士護衛失敗、人狼襲撃成功の場合は以下)
「みなさん、明るい朝がやってきました。昨晩、人狼の襲撃にあったのは○○さんです。○○さんはゲームから抜け、以後話し合いに参加する事はできません。それでは10分間の話し合いをして狼と疑わしい人物を一人処刑しましょう」

(騎士護衛成功、人狼襲撃失敗の場合は以下)
「みなさん、明るい朝がやってきました。昨晩、人狼の襲撃はありませんでした。10分間の話し合いをして狼と疑わしい人物を一人処刑しましょう」

人狼に襲撃されて死んだ人物がいた場合、その人物が発表されます。(役職は明かされません)

「人狼は全て処刑されました。村人陣営の勝利です」
「村人は全て人狼に食い尽くされてしまいました…。人狼陣営の勝利です」
「○○陣営の勝利条件が満たされましたが、妖狐が生き残ってしまいました。妖狐陣営の勝利です」

いずれかの勝利条件が満たされていた場合、↑のようにGMからゲーム終了のお知らせがあります。

勝利条件が満たされていなければ再び議論。以降昼と夜を繰り返します。


※半PP状態となり、同じ内訳での引き分け投票が3回続いた場合、全露呈とみなして引き分け終了とします。


【禁止事項】
・メタ推理
・ガチ喧嘩
・自分に投票すること
・リタイアしたプレイヤーの推理参加


【用語っぽいモノ】
CO
カミングアウト:自分の役職を言う事。
RCO=ロケットカムアウト:朝になってすぐするCOの事。

対抗
占い師や騎士が2人COした場合。対抗があるから…等と言う。

騙り(かたり)
他の役職の振りをすること。

ラン
ランダムに吊る事。
村ラン=村人COの中から、占いラン=占い師COの2人を、グレラン=グレーの人達の中から、等。

ライン
狼同士、の意。○と×のラインも疑わしい、等と言う。

LW、2W、3W
WはWolfの略で、それぞれ一匹狼、二匹狼、3匹狼。

ステルス
発言せず沈む事。一番疑われるので何でも良いから喋るコレ大事。

○○ローラー、ロラ
○○の役職を全員順番に吊っていくこと。
占いロラ=占い師を順番に吊る。

パワープレイ、PP
ゲーム終盤で、狼の勝利が確定しているとき狼がCOして狂人と票を合わせ、ゲームの早期終了を目指すこと。
[例]
生存者5人。狼が2人、狂人が1人、村人陣営が二人。(狼狼狂村村)
狼はCOして狂人と共に確実に投票先を吊ることで勝利することができる。

半PP
生存者の数が偶数で、狂人+人狼の数で生存者数の半分を占めている状態のこと。(狼狂村村、など)
狂人は巧みに自分を狼に見せかけ、自分吊りに誘導させるテクニックを必要とする。
また、村人側も自分を狼に見せかけたり、狂人に見せかけたりして狼陣営を惑わすことが可能。


※GMが手順を間違う、占い結果を誤って伝える、配役の誤爆、などのトラブルが発生した場合、いかなる状況でも中断してやり直ししてください。

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