台本 | ナノ

 A new story(1/2)


紅葉「第一話。ア ニューストーリー!」

題名は元気良く!


1.ナレーター「春。それは出会いでもあり、別れでもある。春は暖かな日差しと桜が迎えてくれる。そんな中、のんびりとした雰囲気の中ジタバタと急いで走る少女がいた」

2.紅葉「遅刻遅刻ー!!!間に合わないよーー!!」

焦ってる感じで。

3.ナレーター「ユラユラと一つに結んでいる髪とリボンは揺れ、そして額からは汗が垂れている少女。この子が主人公でもある、川野紅葉」

4.紅葉「高校二年生にもなって遅刻とか恥ずかしい!!でも間に合う、きっと間に合うわ!」

焦りながらも楽しんでる感じ。

5.敬亮「そこ君、独り言大きいね。遅刻?」

ボソッと話しかけるように。

6.ナレーター「紅葉は隣の男の子に話しかけられ。少年は身長は高く髪の毛は太陽の様に明るい橙色。紅葉は少しながら怯えながら話した」

7.紅葉「あ、はい。遅刻に。すみません本当。すみません」

ビビっている感じ。

8.敬亮「まさか俺怖い?まぁこんな髪色ならビビられてもしょうがないよな。ごめんね。って言いたいけど君、急いでるよね」

明るく笑ってる感じ。

9.紅葉「あ、遅刻!!遅刻しそうなので、でももう間に合いそうにないので」

ちょっとガッカリしたかんじ。

10.敬亮「‥‥‥君の学校早いね開くの。まだ七時半だよ」


11.紅葉「え?‥‥‥本当だ。一時間も早とちりしてしまった‥‥‥」

同じくガッカリした感じ。

12.敬亮「それにその制服、俺と同じ学校だね。君何年生?」

13.紅葉「今年から二年生だけど」

14.敬亮「俺と一緒だ、俺も君と同じ学校だよ。嶋根敬亮よろしく」

15.紅葉「ウチ、川野紅葉です。よろしく」

16.敬亮「とりあえず遠回りしながら歩かない?」

17.紅葉「‥‥うん」

18.ナレーター「紅葉と敬亮は遠回りしながらものんびりと歩いてた。春と言っても朝はまだ寒い。紅葉は息を吐いたら白かった」

19.敬亮「‥‥結構冷えてるね。紅葉だっけ?大丈夫か?」

20.ナレーター「敬亮はちょっと困った表情を浮かべながら紅葉を心配していた」

21.紅葉「ちょっとね‥‥寒さには弱いんだよね。マフラー持ってくれば良かった」

手に息を吹き、寒そうな感じ。

22.敬亮「‥‥‥良かったらこのカイロ使いなよ。少しは暖まるよ」

23.ナレーター「敬亮が渡したのは使い捨てカイロ。小さいが暖かい感じはする」

24.紅葉「でもそしたら、嶋根君が寒いよ。ウチは平気平気」

25.敬亮「風邪引くとヤバイし、貰っとけ!」

26.紅葉「‥‥‥‥嶋根君。ありがとう、こんな優しくしてくれて嬉しいよ」

27.敬亮「紅葉‥‥‥良かった。あっ、そろそろ学校行くか。時間も誰かしらいる感じだし」

28.紅葉「そうだね。行こっか!!」

29.敬亮「あと紅葉、俺の事は嶋根君って呼ばなくていいから。敬亮とか好きな様に呼んでよ」

30.紅葉「ああ‥‥じゃあ敬亮、行こっか!」

31.ナレーター「紅葉と敬亮は会ったばっかりながら、他愛のない会話をして少しづつながら仲良くなった。そして、二人は自分らの学校。富岡学園に向かったのである」











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