『…はぁ…、』
『おー、跡部。朝からお疲れですな。』
『毎度毎度、彼奴等は何考えてやがんだ…。』
『一年に一度なんだから許してあげろよ。それに、プレゼントくれるって事は跡部の事を想ってでしょー、一個も貰えないよりずっと良いじゃん。』
『俺からしたら有り難迷惑だ。』
『相手の気持ち大切にしない跡部見損なったわー。』
『だが、現に此方は迷惑してんだ。俺が好きなら手間を増やさないように祝え。』
『こんなモラル無い奴の何処が良いんだか私にはさっぱり分からん。』
『何とでも云ってろ。』
『にしても、毎年思うんだけど皆包装可愛いよね。』
『店でやってもらってるだけだろ。』
『はいはい、跡部は黙っててね。あ、これケーキだ。めっちゃ良い匂いする!』
『…何だよ、』
『…、』
『…食べたいなら食べれば良いだろ、此方見んな。』
『やったー!』
『お前も俺にモラルだ何だ云えねぇじゃねぇか。』
『旨い!』
『話聞けよ。』


2012/10/04 A.Keigo HappyBirthDay!
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