『うー…頭痛え…。』
『大丈夫かー?』
『さっきよりは、まだー…。』
『でも、珍しいよね。切原が熱中症になるなんて。』
『ちょーっと張り切り過ぎたかも…。』
『まぁ、丁度真田も休みだし、たるんどるって渇が飛んでくる心配もないからゆっくり休んでなよー。』
『先輩、何処か行くんスか?』
『一応マネジだから戻らないと、』
『…行って欲しくない、』
『え?』
『って云ったら、先輩、ここにいてくれる?』
『…んー、まぁ、十分位ならまだ大丈夫だけど。』
『えー…ずっといて下さいよー…。』
『無理無理。』
『俺、病人っスよ?』
『病人っていう立場を利用する輩は好かない。無理なもんは無理なんですよ。』
『…じゃあ、十分だけでも良いんで膝枕して。』
『えー…。』
『この通りっス。』
『いや、寝っ転がりながら云われても真剣さが感じられないんですけど。』
『おーねーがーいーしーまーすー。』
『ちょ、引っ張んないでよ…!する!するから!』
『そんじゃ、失礼しまーす。』
『(本当に熱中症なのか…?)』
『あー…先輩の太股気持ち良いっスー…。』
『はいはい。』
『…。』
『切原、寝たら怒るよ。』
『…寝てないですー…。』


2012/07/25clap thank you!
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