『先輩。』
『何ですか。』
『朝から気になってたんですけど。』
『うん。』
『その頭についてるふざけた耳は何ですか。』
『何だろうね、私もよく分かんない。』
『パッと見猫だと思うんですけど。』
『猫かもね。』
『どうする気です?』
『どうしようかね。』
『…何か結構落ち着いてますけど、何ですか?もうそれと共生する気なんですか。』
『うーん。分かんない。もしかしたら明日無くなってるかも知れないし迂闊に手出せないからなぁ。』
『先輩も考えるもんなんですね。』
『馬鹿にすんな、ふしゃーっ。』
『何ですかそれ。』
『一応威嚇のつもりなんだけど。』
『そんな覇気の無い威嚇見た事無いですけど。』
『まぁ、日吉は沢山猫駆除してきたしね。』
『何か云いました?』
『にゃんにも。』
『可愛くないですよ。』
『知ってますぅ〜。』
『その顔ウザったいですね。先輩の存在ごと駆除しましょうか。』
『そこまで?』


2012/03/05clap thank you!
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