「…もう、待ちくたびれたっ!」
「せやな…。」
「何で時間通りにバス来ないの!」
「どっかで渋滞に合っとるんかもな。」
「むきーっ。」
「名前、ぎゃんぎゃん五月蝿いわ。少しは落ち着き。」
「これが落ち着けるかってのー。」
「名前、ホンマ短気過ぎるで。自分の悪い所や。」
「はいはいすみませんねー。」
「あんなぁ…。」
「だって、今日見たいTV有るんだもん。」
「録画しとったら良かったやん。」
「今日に限って忘れたのですっ。だから、急いで帰らなきゃいけないのにー…。」
「他のバス停行っても良えけど、その間に来る確率のが高いし。…まぁ、気長に待っといた方が無難やな。」
「ぬぐぐ…。」
「別に、そないカリカリせんでも良えやんか。」
「それもそうだけどさー。」
「それとも、俺と一緒におるのが嫌なん?」
「…は?何でそうなるの?」
「やって、名前俺と一緒ん時何時も急いどるやん。」
「そんなの、普通に急いでる時も有るし、」
「毎回や。」
「そ、れは…、別に、白石に関係無いっ!」
「何やねん、気になるやん。」
「バス来た乗ろう!」
「ちょ、待ちいな!」


2011/09/29
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