豪炎寺くんの片思い

エイリアとの長い戦いが終わり今は皆で楽しくサッカーしている



最近になって俺は吹雪の事が好きだと気付いた



確かに気になってはいたが初めはそんな感情だとは思わなかった



エイリアとの戦いが終わり吹雪や立向井など他の学校の奴らとは別れなければならない



立向井や木暮などの奴らにはまた会えたらいいな、また一緒にサッカーしたいなという感情だった


だか吹雪の場合はそれだけでは無かった、離れたくない、もっと一緒に居たいと思ったのだ



それで俺は気付いた



吹雪が好き……だと



だが気持ちは隠して置こう


同姓に告白されても吹雪は困ってしまうだろうから



第一吹雪には何故か避けられている
ジェネシス戦が終わった頃からだ



思い当たる事と言えば俺が吹雪の腹にシュートをした事だ



俺は吹雪の為を思ってやったことだがやりすぎたかもしれんな


でも離れる前に話くらいはしておきたい



そう思った俺は吹雪に話しかけることにした




「なぁ吹雪」



「ご……豪炎寺くん…僕…今呼ばれてるからまた今度ね」



そう言って吹雪は言ってしまった
だが一度で諦める俺では無い、


2度、3度と沢山話し掛けた

だが何かと理由をつけては吹雪に全て逃げられてしまった

さすがの俺でも凹む



俺は話し掛けられるのも嫌なくらい嫌われていたのか……



吹雪達が帰る日まであと少しだというのに…………



このままじゃ良くないよな…………




「なぁ鬼道、俺さ……吹雪に避けられているよな?」



「あぁ……気付いていた、他のメンバーも気付いているだろう……あからさまだからな、お前何かしたのか?」




やはり気付いていたか…………
なんだか凹むな




「いや……何もしてないと思うんだが……」





「この状態のままではイカンよな…………あ、彼処にいるのは吹雪じゃないか?」




「吹雪!?」




鬼道に指を刺された場所を見ると吹雪がいた




「き……鬼道!俺……行ってくる」




「あぁ、頑張ってこい」




吹雪は一人で何処に向かうのだろうか……俺は吹雪に着いて行くことにした




吹雪の向かった場所は河川敷だった



吹雪は橋の下でしゃがみこみ何やら考え込んでいる様だ




俺は勇気を出しまた話し掛けることにした



「吹雪…………ちょっといいか?」




「豪炎寺くん……!あ……あのね……」




また吹雪は逃げようとしている




だが吹雪達が帰ってしまう日まであまり日がない…………
このチャンスを逃す訳にはいかないんだ…………!



「吹雪…………!!そんなに俺が嫌か…………?」




「…………!!ち……ちがっ……」




今、違うと言ったか?



「じゃあ何故避けるんだ?」



「…………えっと……」




「やっぱり嫌だったのか…………」





「…………!!そ……それは違うよ!!ただ……」




「ただ何だ?」




「…………」





「言いたくないなら言わなくてもいい、ただ俺の言いたい事を言わせてくれ」




「う……うん」




「俺はお前の事が好きだ」



「…………!!」





言ってしまった…………
何故か今言わなくてはいけない気がしたんだ





だが吹雪は困ってしまうだろう…………





ますます避けられてしまうな…………




でも…………言わないより言った方が良いと思うんだ




しばらくすると吹雪が


「そ………それ本当…………?」




「誰がこんな嘘をつくんだ」




すると吹雪は泣き出してしまった




そんなに俺の気持ちは迷惑だったのか…………




「ごめん吹雪…………男からなんて気持ち悪いよな」




ましてや仲間だもんな俺達は

仲間だと思っていた奴がいきなりこんなこと言って困るよな……




「…………!!ち……違うよ……!!僕はただ……恥ずかしかっただけなんだ……」





「え…………?」



「僕……豪炎寺くんと一緒に居たかったよ………?でも一緒にいるとドキドキしたり緊張したり…………おかしくなりそうで……」




それってまさか…………




「僕も…………豪炎寺くんの事が好きなんだ」





…………!!!


俺は思わず吹雪を抱き締めた






「そうだったのか…………!」



「避けたりしてごめんね…………男からなんて迷惑だと思ったし」





「迷惑な訳が無い……!!なんだ……俺達両思いだったんだな」





「クスッ…………そうだね」





随分遠回りしたけどやっと俺達は気持ちが通じ合った




やっと…………両思いになれたんだ




そして俺達は口づけを交わした




甘い…………甘い口づけを
お互いの気持ちを込めて







___________fin.


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