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思春期だから仕様がないんです3
※思春期だから仕様がないんです2の続き
ガラッ
ユ「フレーン帰ろーぜ…っと、お?…なぁガイ、フレンは?」
ガ「生徒会だけど…聞いてなかったのか?」
ユ「ん?あ〜〜…聞いたかも…?……フレンが喋るとつい瑞瑞しくて美味しそうな唇か淡く潤んでヤラシク誘う瞳しか見えねぇから…」
ガ「へ………………?」
ユ「?どうしたよ、目が点っぽくなってるぜ?」
ガ「Σはっ…ぃ、いや、何でもない……(ブラコンだブラコンだと思ってはいたが、結構末期…)」
ガラッ
ル「ガーイ!迎えにきたぜ〜っと…げ、ユーリ」
ユ「よっ」
ル「『よっ』じゃねーよ!俺は朝から誰かさんのせいで神経擦り減って疲れてんだ!今日はもう絶っっっ対かかわらねぇからな!!(泣)」
ガ「ルーク、友人に対して失礼だぞ?(…気持ちはわからなくもないが、言い方ってもんがあるだろ?)」
ル「だって…(言い方もなにも今のアイツにはまともな言葉が通用しねーんだ!!)」
ガ「はぁ…すまないなユ…」
ユ「やべー…これフレンのか?」
ガチャ ゴソ
ガ「え?あ、あぁ…今授業で使ってて…」
ル「えっと…横笛?ガイも?」
ガ「フルートだよ。俺は選択してないんだ」
ル「スゲー…マジで何でも出来んだなフレンて」
ユ「…………………。」
ル「……あぁ…コレやるな、絶対やるな、確実にやるぞ」
ガ「?何を…」
ぷひょろ〜〜〜〜〜〜〜
ル・ガ「「吸った?!」」
ル「おまっ…せめて舐めるに留めろよ!何だよ吸うって?!どんだけマニアックなんだ!!」
ユ「ぷひょ」
ル「Σ笛くわえたまま返事すんじゃねぇ!!」
ガ「おかしい…フルートであんなふざけた音はでないんだが…(汗)」
ユ「はぁ…フレンを堪能したぜ(恍惚)」
ル「なんかコイツ気持ち悪ぃーんだけど!!!」
ガ「…欲求不満の末期症状ってところかな…」
ガラッ
フ「あれ?どうしたんだい、皆揃って」
ル・ガ「「っ?!」」
ユ「フレン!!!(抱)」
フ「ユーリ?…今日は遅くなるから先に寮に帰っててって言ったじゃないか」
ユ「やだ。一緒に帰る(頬ずり)」
フ「全く…仕方ないな、じゃあ後少しだけ待ってて?書類提出してから生徒会室に鍵かけてくるから、ね?」
ユ「いやだ…ちゅーしてくんなきゃ待てない」
ル・ガ「「ぶふぉっっあ?!」」
フ「もう……(ちゅっ)はい、じゃあ大人しく待っててね?」
ユ「おう
」
ガララッ
ル「くそー…油断してた…」
ガ「は、ははははは……はぁ(沈)」
ユ「あ?どうしたよ、二人ともへたりこんで」
ル「お、おまっ、お前のせいだろーー?!!なにやらかしてんだよバカじゃねーの?!」
ユ「はぁ?何をわけのわかんねぇことを…っと、出しっぱのコレ片さねぇとな」
ガ「(…?意外とあっさり…)もう堪能しないのか?(苦笑)」
ユ「………何言ってんだ。堪能もなにもこんな筒一つ何の役にもたたねーだろ」
ガ「え?」
ユ「さーてと、フレン来るまで暇だし…ルーク、何か雑誌持ってねぇ?」
ル「ぇ、あ、あるけど…お前レイヴンから貰った雑誌持ってるだろ?」
ユ「は?オッサンから…?(ゴソゴソ)げっ、キモ…んだよこの雑誌」
ポイッ
ル・ガ「?!」
ユ「あんにゃろー…人の鞄に妙なモノ忍ばせやがって…明日遇ったらシバき倒す!」
ル「(ど、どうなってんだ…?)」
ガ「(……さっきので禁断症状が治まった…?)」
ル「(は?)」
ガ「(いや、…まぁ、とにかくユーリはお前の知ってる兄貴肌な悪友に戻ったってことだ。よかったな)」
ル「(Σよくねぇよ!納得できねーし、マジ恐ぇーし!!)」
思春期だから色々あるんです
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