リレー小説 | ナノ

「ひいいいいいさあああああああしいいいいいぶうううりいいいいい!!」

「ひぇええええええええええええ?!」

おじさんがいきなり迫ってきた。なんか、気持ちわrげふんげふん。おじさんにそんなこと言ったら駄目だよね。と、おじさんから逃げながら走る。おじさんも若くはないので後ろでハアハア言っていた。(あれ?まだそんなに走ってない…)ちょっと待て…この状態って見知らぬ人から見るとすごく変なことになっているんじゃ…どうしよう、私が捕まればいいのか?…………うん、誰か助けて。

「なんで逃げるんだーっ?!(ハアハア)」

「おじさんが追いかけてくるからですううううう!」

「…は!捕まえてほしいのか?!
…おじさん、身内とおいかけっこするのは、はじめてだよ!」

「私もはじめてですけど、こんなはじめていりませんんんんんーっ!」


がこん!!


聞いたことのあるような残酷な音。振り返るとおじさんがいなかったので、私は足を止めた。

「おじさん………?」

きょろきょろと周りを見渡す。何故、おじさんが急に追いかけてこなくなったのか謎めいていた。ふと、気づく。おじさんの顔が赤いポストにめり込んでいる姿を。ポストの赤はおじさんの血なのかポストの色なのかわからない。思わず、おじさんにかけよる。

「お、おじさんっ!」

どうしよう、どうしよう、おじさんの意識がない。手も足もだらりとしている。このまま死んでしまったらどうしよう、と考えると何だかさっきまで気持ち悪がっていたのに、やはり身内だからか涙が溢れる。

「大丈夫か?」

「あっ……」

後ろにしゃがんでいたのは、この前の人だった。金髪の髪にバーテンダー服の彼。彼がやったらしい。

「あ、の…助けてくれたのはありがたいんですが…」

「あ?」

「この人、私の親戚なんです…」

「……マジか。やべぇな…救急車呼ぶから待ってろ」

「ありがとうございます…」



そして私はおじさんをポストから引き抜いた。




こんな再会


なんちゅうgdgd(゜レ゜)