実は志摩燐のオチ。
ほぼ会話文





「なぁ、何で今日だったん?誕生日会」

「ん?…んん、まぁみんな忙しくってさ」

「えぇ?昨日は誰も任務入って無かったやないですか〜」

「あぁ!もうっうるせぇな!!いいだろ祝ったんだから!」

怒っているような態度の奥村くんは少し悲しそうな、悔しそうなそんな顔をしていた。
分かってて、俺は少し意地悪をした。
今日ぐらい許されるやんな?だって今日は1日遅れの俺の誕生日なんやから

「奥村くん今日の主役は俺やで?もう少し優しくしたってや」

「うるせぇな〜」

「な?教えたってや」

ここまでしつこく言えば、もうあとは簡単だ。奥村くんも渋々と言った感じで諦めて訳を話してくれる。

「俺、どうしても志摩にプレゼントあげたくって…でも、当日志摩の誕生日だって知ったから、だから皆に相談して明日サプライズで祝おうって…だから、その…」

ごめん。と最後は小さく呟く奥村くんがすごく可愛くて抱きしめてしまった。
痛いだの、苦しいだの奥村君は言うけど、なんだかんだで何時も抱きしめ返してくれる。
ほんまに俺は奥村くんが好きなんやな。

「今日はほんまにおおきにね、奥村くん。俺幸せすぎて往生しますわ!」

「大袈裟なんだよお前は」

「はは、」

みんなから貰った誕生日プレゼントを抱きしめれば奥村くんが少し膨れっ面になった。
あ、やばい可愛らしすぎるやろ!何この子妬いとるん?
あぁ、キスしたい!!つか、もうしてもええ、よ……

ちゅっ

「誕生日おめでとう、廉造」

「あ、お、おおきに…」

まさかの奥村くんからのちゅうがもらえるとは思わなかった。
神様、最高の誕生日プレゼントをありがとおございます。
俺は
柄にもなく神様に感謝をした。





ちなみに誕生日プレゼントは…
杜山さん、ハーブティーセット
杜山さんらしいなぁ。
出雲ちゃん、ピンクのうさぎのキーホルダー
こんのタレ目具合が俺そっくりや、
柔兄、俺の好きなバンドのCD
おぉ流石柔兄、俺の好み分っとるやん!
子猫さん、俺が集めてる漫画の最新刊
あ、コレ読みたがってたやつや、おおきに子猫さん。
金兄、肩たたき券2回分
コレ、母の日と勘違いしとらん?しかも2回って少なっ!!
坊、参考書&問題集
え、勉強せえってことなん!?!?
若先生、奥村くんの子供の頃の写真。(虫と一緒に写ってるやつ)
わぁ〜、奥村くんの写し…ぎゃあああああっ虫ぃいいい!!!!
霧隠先生、何時でも修行を見てくれる。らしい…
遠慮したいうえに、なんや無理やりな誕生日プレゼントとちゃう?
いや、後半のはなんや嫌がらせかと思ったわ。
特に若先生はさすがやな、奥村くんの写真やのに、虫さんがおる御陰で見に見れない状況…ほんま往生しますわ…

そんで、最後に愛しい愛しい奥村くんからは愛情がたっくさん篭った手料理、とあっつーいキッス。最高やわぁ〜

ほんまにみんなおおきに!






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志摩誕生日おめでと!!

一応志摩誕生日話はコレで終わりですが、
ぐっだぐだですいません…

最後まで読んでくれた方ありがとうございました!