キリギリスも鳴かないような、しみったれた秋の夜
憎たらしいほど平凡な毎日を謳歌してる
ハイライトに火を点けてしゃがみこんだら最後
きっともう立ち上がれないぞ、憂鬱な午後よサラバ

同じようなリズムで人々は手を叩く
つまんなそうに見てるくせに
はみ出す勇気だって無くてさぁ

これっくらいの大きな大きなカバンの中に
適当になんか詰め込んで、名前もない旅に今すぐ出よう
思い出したんだよ
小さな小さな箱の中に隠してたものはただのガラクタ
笑っちまうなぁ

2019/05/07 22:57













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