勇敢な嘘を吐いて
あたしはひとりぼっちで
誰かの為に泣いたりとか
絶対ないし

正義と悪が分からない
まんま歳だけ取って
逃げ足ばっかり速いなんて
みっともないな

嫌いだ嫌いだ 震えてる膝が
予定と調和の カーテンの向こうで消えたい

どうやらどんなに優しい
人が相手だろうと
傷つけて汚すことが
あたしはできるらしい

襲撃してくる朝に
あたしはひとりぼっちで
病気みたいな頭で
煙草の火を点けるんだ

大事なものも壊すようなこんな腕で
きみに触れていい理由がほんとにあるかな
正しいことはこれからも分からないけど
ただ、ごめんね きみが好きだ

2020/10/12 13:55













- ナノ -