2012年05月07日(月)09:47
さようなら五輪予選
リオ五輪からホッケー五輪予選方式を変更へ
国際ホッケー連盟のレアンドロ・ネグレ会長は4日、ロンド ン五輪の世界最終予選を開催している岐阜県各務原市で記者会見し、2016年リオデジャネイロ五輪から予選方式を全面的 に変更することを明らかにした。
各大陸連盟の王者が代表となるほか、今年から新設する 「ワールドリーグ」の成績などを基にして決定する。これまで の五輪世界最終予選は廃止になる。
[ 2012年5月4日 日刊スポーツより]
いわゆる岐阜で二回やったあの五輪予選はなくなるんですね。
そして日々の勝敗から格付けされる順位が重視される。
あっちで負けてこっちで負けても最後に五輪最終予選で勝てばどうにかなるというシステムが終わったのです。
より分かりやすくなった、というところか?
その代わり番狂わせや金星出場などランキング下位がランキング上位を食って五輪に上がってくることはなくなる。
ん〜とってもヨーロピアンな発想ね(苦笑)
今回の最終予選で第一組からインド、第二組からは韓国、4日の段階で日本は首位だったからあのまま行けていたら
五輪予選の結果は全てアジア勢の枠って結果になるところだった。
アジア大会優勝のパキスタンを合わせた18カ国のうち4カ国がアジアで、これがもしアジア開催年だったりしたら5カ国がアジアになる「可能性」がある訳だ。
日本だけじゃなく、五輪予選でのしあがろうとしていた全ての国々にとってキツい改変であると言えましょう。
世界ランキング15位の日本ですが、今後はランキング10位以内が1つの目安になると思われるので
これからの五輪への道はかなり険しいものになった、という印象だ。
総じて今回のロンドン五輪出場諸国の顔ぶれを見ると、まあなんと言いますか、
世界ランキング通りに上から順
きれいにそうなっていましたね、岐阜での五輪予選の結果も結局はランキング通りだった、とも言える。
各大会の結果によるとは言え、世界ランキングやその条件を決定づけているのはFIHであり、
今回の改変はこれまで以上にFIHの支配力が強くなったことを意味しますね。
奇跡や偶然を許さないシステム、まあそれはワールドリーグ?や五輪でやってくれと
そういうことなんでしょうね。
二回連続で大会開催地となって運営をしていただいた岐阜県各務原市の皆様には、お疲れ様でした、ありがとうございましたとお礼を申し上げたいです。
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