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フラーテル広報日記7
"RE"birth"!覚醒の2012"
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2012年01月06日(金)10:33

続・南部せんべいの耳

かなりの大好物なんですが、近年メジャー化してきて手に入りにくい。

耳自体を作っているんではなく、あくまでも南部せんべいを製造する過程で発生する「副産物」なわけで、
せんべいを作って初めて耳も生まれるのです。

製造する側としては材料を効率的に使うためにも、出来る限りは耳は出ない方がよいので
近年のオートメーション化された機械製造のやり方では殆ど耳は出ないらしい。

ネットでも殆どが完売で人気店の耳は3年待ちだとか!

人気店イコール徹底的な手焼きせんべい店だから、せんべい自体の生産量も少なく
従って耳は更に生産量?が少ないから思うように手に入らないのだ。

以前ここに南部せんべいの耳について書いたら、びっくりするぐらい反響がありました。
検索してたどり着くみたい。みんな探してるんだなあと痛感しました。


耳って言ってもいろいろあって、20種類以上買い集めたけど歯ごたえがあって美味しくてお値打ちなのはなかなか見つからないのだ。

さて、やっと巡りあった理想の耳ちゃん(笑)

年末あたりにようやく二度目のオーダーが通って、発注に成功した!(笑)


耳が貯まったら袋に入れて送ります、的な感じなのでじっと我慢して買える日を待つの(笑)


わたくし、そのお店の耳を出来次第無条件で全力大人買いしている。
ちなみにそのお店は耳はそもそも販売自体をしていないのですが無理矢理頼んで買っている状態。

耳を商品として出している他のお店に聞いても、大体は地元で消費されてしまい、良くて関東まで。
ネットなどで出せるのは僅かであり、関東以南には殆ど出したことがないとか。


さて…
東北でも青森方面までいくとこんなものがある。
耳とは別に、変わり南部せんべいとして注目しております!




鍋の具専用のせんべい。
ゴマやピーナッツの入っていない素焼きの南部せんべいですな。
耳じゃなくてちゃんと丸い形ですよ!

鍋の具専用というよりはむしろ、せんべいを食べるために鍋を作る感じか?

その名もせんべい汁!

まだもったいなくて試食していないのだが、かなり期待しています。


食べるのが生き甲斐で美味しいもののためにはどんな苦労もいとわない食いしん坊の私にとって
その土地その土地の名物は外せない重要ターゲットであります!

しかし近年、南部せんべいの耳をはじめ古き良き伝統の食べ物がどんどんなくなっていき
全国どこへ行っても変わりばえがない食卓になっていっている気がする。

季節感が失われたことも併せ、真に美味しいものは確実に減っていると思うんだ。

美味しい和菓子やさんやうどんやさんもそうなのだけど、特に老夫婦二人でやっているお店は先行きが不安過ぎる。

自分の体がたくさんあったら跡取りになって店を継ぎたいぐらいです。


今年、せんべい屋の大将から年賀状も来ていて嬉しかったな!
今日大将の奥さんから電話があって近々送れそうだとのこと。


う〜楽しみ。

ちなみに栄養バランス的には殆どが炭水化物なので、南部せんべいの耳をお茶碗一杯食べると
お米のご飯をお茶碗一杯食べるのと同じぐらいか?
てことはこれ、ある種の非常食じゃないか!



そもそも南部せんべいっつーのは南部藩のおさむらいさんが南部鉄の鉄兜で焼いて作った戦場での非常食だって言いますよね。


うーん
奥が深いな!
これからもますます各地の伝統名産品を食べ尽くして行こうと誓う私でした。


(食べ物)
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