2011年12月10日(土)10:27
浅田真央のお母さん
昨日フィギュアスケートの浅田真央さんのお母さんが亡くなったと報道があった。
浅田選手はGPのため現地カナダに入っていたが病状急変を知り、GP欠場を決断して引き返してきたそうだ。
でも間に合わず…
二十歳やそこらでお母さんを亡くすということの痛みを私は到底理解することができないけれど
時々うちのチームでも似たようなことがある。
可愛がってくれたおじいさんが亡くなったり、お父さんや弟さんが危篤でも、代表合宿や海外遠征などに参加していると間に合わなかったりするのだ。
時には葬儀にすら出られず…。
人の寿命は決して年齢順なんかではなく、若くして亡くなる方も多い。
私の親友も本当に本当に若くしてこの世を去った。
(その悲しみの経験は自分の人生に対する考え方を根本的に変えたといっても過言ではない。)
浅田選手のお母さんは浅田舞・真央姉妹の競技活動の一番の理解者であり支援者であったことはよく知られています。
大切な大会の邪魔をしたくないから知らせないでほしい
そう言って口止めする方もある。
お互い最後に一番会いたい人
一番別れを告げたい人
その人に会わずに去ることを決断するのは想像を絶する愛情だ、それしかない。
大丈夫!という言葉はたいてい大丈夫じゃない人が口にするものだ。
真央ちゃんのお母さんも大丈夫、と言って真央ちゃんをGPに送り出したのだろうか。
真央ちゃん21才
お母さん48才
人も羨む輝くような才能に恵まれ、愛され、目の前の道は希望に満ちているというのに
運命は彼女の華やかなる人生と引き換えに大きすぎる代償を求めたのだろうか…。
選手のご家族の皆様がいつも元気でありますように。
それが一番の応援なのだと思います。
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