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フラーテル広報日記7
"RE"birth"!覚醒の2012"
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2011年11月14日(月)23:19

TPP新たな局面へ

全部お願いします!で国民と全メディアに衝撃を与えた野田首相発言報道に外務省が大抗議です。
Yahoo!のトップになりましたね。

Yahoo!トップより

日本政府は12日夜(日本時間13日夕)、日米首脳会談で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)をめぐり、米側が野田佳彦首相の発言として発表した内容に事実でない部分があったと発表した。

 問題となったのは、米ホワイトハウスが発表した首脳会談の概要説明文書。
 首相が「すべての物品およびサービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せる」と述べ、オバマ大統領も歓迎したとしている。
(中略)
 日本側は文書のこの発言部分について「事実無根だ」と猛抗議。米側も発言はなかったことを認め、「日本側がこれまで表明した包括的経済連携の基本方針や対外説明を踏まえて、米側で解釈したものだ」と説明したという。



さらに日本の交渉参加が決まった直後にカナダとメキシコと台湾も参加表明。
カナダとメキシコはもうNAFTAという枠組みに参加していてISD条項も飲んでるからここまで払った賠償金も尋常ではなく、TPPに参加しても失うものはないから来てもおかしくはない。
大して条件交渉もしてこないだろう。もう為すべき交渉案もないだろうし。
そういう意味で日本とは全く立場が違いますよね。


しかし台湾は勇気を出したなーと思いますよ。

台湾を認めれば中国への牽制に繋がる、という展開になろうかと思うのだがどうなるのだろう?

でも日本の参加によってこんな風に雪崩れ式に他国が参加表明すると、日本もどうにも動けなくなりますね。

日本の金融資産は1500兆円とも言われ、内需率も他国とは比較にならない。
この個人資産は日本最後の底力と呼ばれている部分で、消費税や各種税の増税もこの底力があるから耐え抜けるとすら言われる。

関税が撤廃されボーダーレスで輸出する流れができたら、この1500兆円は諸外国の最大のターゲットになるでしょう。


なにかこう、TPP参加9ヶ国首脳会議に呼ばれなかった時点で、既にあっち側では方向性は決しているような感がある。

日本ウェルカムのラブコールは終わり、今は後から入ってくる日本に自由な交渉をさせないようなガードのかたい雰囲気を醸し出している。

9ヶ国首脳会議では日本について全く語られることなく話し合いが終わったようだし。

カナダとメキシコは経済圏としてもアメリカ依存であり既に自由貿易化されているので簡単にあっち側に行けちゃうが、日本も台湾もここからが正念場になるだろうな。

しかし何が悲しいってホワイトハウスのミスリード記事が、日本政府の発表よりずっとずっと早かったこと。

完璧に外交はなめられっぱなし…。

各国が国益を巡ってシノギを削る中、日本は頑張り抜けるのだろうか?



ただこのホワイトハウスの意図的とも思えるミスリード記事にはよい点が一つあった。

大多数のメディアが全面解放についてそのリスクと共に報じ、慎重論に世論誘導したことだ。

私はこのTPPには基本的に反対の立場。理由はラチェット規定やISD条項のように先の先の先まで先読みしないとイエスが言えない(言ってはいけない)中身を含む国際条約を、近年最弱と言われる外交力によって進めることが不安で仕方がないから!

外国の圧力やその場の雰囲気に負けず日本政府は日本に住む日本人のため国民のために、国益を守って欲しい…。

今回抗議したのは良かったね、当たり前のことですがこの当たり前のことがなかなかできない気弱な外交なんで(笑)

今日現在の顔ぶれでTPPが丸く収まって成立したら…これは地勢学上は明らかに環太平洋チャイナ封じ込め防衛ラインですね。


過去に米中が目に見える形で対立したのは朝鮮戦争か。軍事対立ではなく今回は経済戦争ですね。
つまり米中第2ラウンドに突入のサインかと思われる。

だって残る大国はロシアと中国だけなんだもん!


さすがに日本政府はそれぐらいは分かっているとは思うけど大丈夫かなー。


鳩山ー管内閣は親中路線を突き進んだ。
結果、先のG8で徹底的にスルーされてしまい痛い目にあった。
野田内閣は明らかに親米路線に転じて舵を切っているけど、どっち寄りになろうと土下座外交の基本姿勢は変わらない辺りが、国民としてどうも腹立たしい点ですよね。


そんでうちらはどっちにせよ仕分けされちゃって、来年度またまたスポーツ予算は下がるのね、もう見えてしまうから悲しいってば。



(時事話題)
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