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フラーテル広報日記7
"RE"birth"!覚醒の2012"
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2011年11月13日(日)14:40

「蜜の味」「南極大陸」

なかなか書く暇がなかったけど後れ馳せながら書いとこう!

秋ドラマの中で2トップはこの「蜜の味」と「南極大陸」でしょう。

「蜜の味」は父親の年の離れた弟である叔父に恋して同じ道を追いかけ医大に入った姪・直子と、それを嫉妬して直子を追い込み自分もおかしくなっていってしまいつつある叔父の恋人(→妻)綾のトライアングルな物語。

榮倉奈々がひたむきに叔父を慕う医学生の直子にぴったりのキャスティングなんですよね!あの不自然なカツラ以外は(笑)

大好きな雅兄ちゃんを奪ってしまった雅兄ちゃんの恋人・綾役に菅野美穂。
彼女は医大の同僚医師でり医学生である直子から見たら雲の上の人。

この菅野美穂のなんっとも言えない壊れっぷりが凄い。

榮倉奈々vs菅野美穂


エリートで完璧な綾(菅野美穂)がひよっこの直子(榮倉奈々)に凄まじいライバル意識と嫉妬心を燃やして陰湿な嫌がらせを繰り返すあたりは脚本家・大石静の手腕が光る!

ネチネチした悪意こもる女心を描かせたら今この大石静の右に出る脚本家はいないのではないか?

この蜜の味も漫画や小説原作ではなく大石静のオリジナル脚本であります。
原作ありきでアレンジして実写化するドラマが多い中、オリジナル脚本というだけでも見る価値アリと個人的には思う。

仕事仕事で私生活を省みないばかりか可愛い姪の直子に嫌がらせばかりする綾との暮らしに疲れはてた雅人は、海外の病院に留学してしまう…そして8年の歳月が流れた…。

今ここ。

次回は雅人が帰国するところから。雅人は綾vs直子の関係における火種なので、来週からまたまた凄まじいことになりそうな予感(笑)

唯一の気になる点であったあの榮倉奈々の不自然すぎるカツラも8年の歳月を表すツールとしてようやく脱いでくれてホッとしました(笑)



続いて木村拓哉主演の「南極大陸」。
これは戦後、敗戦国として意気消沈していた日本と日本人が、もう一度世界の表舞台にカムバックするための一つのアクションとして南極大陸への上陸と越冬に挑むお話。
もちろん例のワンコ「タロ&ジロ」も出てきます。

木村拓哉のドラマは相変わらず視聴率が凄い。さらにこの物語のコンセプトには「廃墟の中から立ち上がる日本」という背骨があるため、今の「頑張ろう日本」的な風潮とマッチして数字を押し上げている。

で、木村拓哉のことなんかよりも気になって気になって仕方がないのはあれだ、香川照之!!!

大河ドラマの岩崎弥太郎役で浮浪者のごとき風体で鳥籠を売る最下級武士を演じて一般大衆に大ブレイクした彼ですけど、相変わらず変幻自在。
今回は越冬隊長の飄々とした学者を演じています。



ボサボサの白髪頭に瓶底メガネ。最初は誰だか分かりませんでした!そのぐらいにすごい。

ちなみに…

私は香川照之大好きです。遥か昔の話ですが、「静かなるドン」で新鮮組総長を演じたあたりから、目が離せなくなった。


あと堺雅人。これまた私の大好きな俳優ですけど、木村拓哉のライバルといいますか、南極観測プロジェクトの官僚サイドの責任者であり、木村拓哉とは度々衝突する嫌味な男(実は職務に忠実なだけで多分本当はいい奴?)を演じており、存在感が半端ない。

堺雅人は南極関係の出演はこれが二度目。前回は映画「南極料理人」で主演、先輩の事故により代打として突然南極行きを命じられ仕方なく越冬隊に入った調理担当の自衛官をあの不思議なアルカイックスマイルで熱演。

今回は全く別人のキャラクターで、その印象や雰囲気の変貌ぶりには脱帽です。


「蜜の味」はストーリーのまがまがしさが素晴らしいのと菅野美穂の粘着演技&榮倉奈々の泣きたくなるほどの純真な透明感の対比に毎回胸がかきむしられるという意味で見る価値アリ。
全て魔術師・大石静の仕業です。彼女の代表作になるだろうと言われている。

「南極大陸」はこれでもかこれでもかと数字を持っている豪華俳優(木村拓哉や香川照之)をねじ込んで、そこに「日本再興」という現代の震災復興に通じる正統派のテーマを掲げ、さらに犬を投入して日曜日の超ゴールデンに送り込んだ「仁を越えるぞ!」系の大型ドラマ。

もはや条件的には数字が下がる要素が一切ない!
動物はビックリするほど数字持ってますからね〜。犬を出しとけば犬が視聴率2〜3%ぐらいは余裕でくわえてくる(笑)ワンワン!視聴率拾ってきたワン!みたいに。


これで数字が取れなかったらあの、犬係の大学生役でつまらん演技をしている山田優の弟のせいだ!(笑)


民放で見ているのはこの2本だけです。


やはり民放よりCSの方が好きだ…クリミナルマインドとメンタリストとロー&オーダーを見ていると一瞬で土日が終わる(笑)


バラエティー番組が好きじゃないから選択肢が少ないんだ…昔はよく見ていたんだけど今はあの無理やりカブセた笑い声が苦痛。

見たいシーンの直前でCMを入れる手法が大嫌い。仕方がないとは言え、腹が立つ。だから見ない。
CM作ってるお前が言うな!の世界だけど!嫌なものはイヤ〜。

ついでに書くと無駄にいちいちスタジオに下りてコメントするのも要らない。
例えばビフォーアフターなんかはスタジオ絶対にいらないと思うし!
スタジオに下りるわ、VTR中にスタジオタレントの顔ワイプは入るわ、の番組は本当にイライラする。


そこに選挙速報や地震速報が流れたりするともはや画面的には何がなんだか分からなくなり、さらにぶつ切りでCMが入って、CM明けはさっきのところの15〜30秒前からまた流れる。


海外ドラマチャンネルのスタートレックの番宣で、艦長役の声優が「私を信じてついてきて欲しい」と語りかけてくるのを聞くと「ハイッ!行きます行きます!ついて行きます!」と返事をしてしまいそうになる(笑)

「メンタリスト」の主役であるジェーン役の声優が「チャンネルはそのままで」というので(笑)次の「女検察官アナベスチェイス」はもちろん、その前に流れる「ガシーレンカージャパン」(女優ビクトリア・プリンシパルプロデュース(笑))の長尺CMも延々見てしまう。

日本のテレビは終わりに向かっていると言われるが本当にその通りだ。

あ、TPPでは電波の競争入札も提案されているようですね。実現したら民放は倒れて死んでしまうのではないかと思われる。

にしても国民の意識や世論を左右するメディアについて外国資本の競争入札参加を許すなんて愚の骨頂だけどさ。

話がずれまくりましたが、「南極大陸」と「蜜の味」はこの先も継続視聴確定、ということでよろしくお願いします。


(TV映画)
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