2011年12月21日(水)11:37
城に行きたい
こういう冬枯れの日は城だよ城に行きたい。
しかも日本海側、雪らしいから余計に城だよな!
雪がふつふつと降る山城の石畳を歩きながら、今年一年を振り返りたい。
城イコール春の桜、というイメージかも知れませんが、枯れ葉舞い散る真冬の城に雪がちらつく、というシチュエーションは城好きにはたまらないのだ。
名古屋で雪が降ったら即名古屋城へ行く!
西側の堀端(ウェスティンホテル側)から見た風景は胸を打つ。
石垣にうっすら積もる白い雪、首を羽根に潜らせて静かに浮いている白鳥、時間が止まった景色だ。
真ん中に奥深く延びる鵜の首と呼ばれる部分から向こうは暗くて見えないが何があるかは分かっている。
鵜の首の向こう、通路を挟んで天守閣の石垣があり、加藤清正が作った三日月勾配の切り立ったカーブがある。
真っ直ぐ行けば梅林。
不浄門を越えれば高麗門。
月3日しか休みがなかった頃、その僅かな休み全てを投入して名古屋城ガイドボランティアをしていました。毎週来ていました。
私は子供時代、当時の国立名古屋病院に通院していて柳原の坂を登ってお土居下から病院を目指すと、向こう側に名古屋城東門が見えた。
東門から入ると夏はサツキ、秋はキク、左手にきしめん。
右手の桝形を通って城に入ればまず広がるのは本丸御殿の跡だ。
再建工事が進んでいるだろう、どこまで建ったのかな?もう暫く見ていない。
遠足、写生大会、いったいどんだけ何回この城に行ったのだろう(笑)あの頃は家からも城が見えた。
若宮祭りの時は若宮の山車が本町を進んでくる。
幕は松野梅山、宿星の飾りがキラキラして、人形は前人形が弊振り、道行きの神楽にのって名古屋で一番大きな二層唐破風の山車がビルの谷間を進んでくるのだ。
その向こうには名古屋城。
戦災で焼けてしまったけど再建された。再建してくれて本当にありがとうと言いたい!
城に行きたいな〜
城は究極の芸術品だと思うよ!
1つ後の記事 | 1つ前の記事
|ホッケー|食物|TV等|時事|呟き|