〜風と共に生きる〜 ひとしきり風が吹き 閉じた目を開ければ 霞んだ世界が澄んだ 見えてる物が真実か 見えざる物は現実か 自分が立つ場所ですら 曖昧な感覚に揺らいだ 自分の存在理由ですら 希薄な視界に薄れた ゼロの風を待つ…… 感覚も視界もありのままの 真実と現実を取り戻すため 身体の中まで突き抜け 心の中まで吹き抜ける その瞬間を待つ 一陣の風が吹く 鈍った刃を研ぎ澄まし 曇った瞳を洗い流し 出陣の風が吹く 背を押し勢いに乗せる 順風満帆と吹き抜けた [*前]|[次#] [ poem2 ]|[ main ]|[ TOP ] |