触れ合う想いの不文律


未来を縛る言葉も
先を夢見る瞳も
何もない二人

黙って側に居て
必要とあれば手を
欲していれば肌を
互いに差し出して

確かな未来など無くて
思い描く夢も見れずに
言葉に出してしまえば
きっと同じ筈だけれど
置いていけない
置いていかれたくない
確かなものが作れない

交わす視線が
預ける背中が
想いを繋いでいる

いつか 武器を捨てる日が
いつか 未来を語れる日が
訪れたなら……
迷わず 言葉で伝え合おう
互いに 同じ夢を見よう



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