未来を縛る言葉も 先を夢見る瞳も 何もない二人 黙って側に居て 必要とあれば手を 欲していれば肌を 互いに差し出して 確かな未来など無くて 思い描く夢も見れずに 言葉に出してしまえば きっと同じ筈だけれど 置いていけない 置いていかれたくない 確かなものが作れない 交わす視線が 預ける背中が 想いを繋いでいる いつか 武器を捨てる日が いつか 未来を語れる日が 訪れたなら…… 迷わず 言葉で伝え合おう 互いに 同じ夢を見よう [*前]|[次#] [ poem2 ]|[ main ]|[ TOP ] |